地域・文化:インカ
 ゴンザレスの1608年の語彙集にある、精霊の一種。
 それによればハピニョニョとは二つの長い乳首があり、それによって人々をつかまえてしまうので非常に恐れられているという。
 たぶん現代の民間伝承におけるアピ・ニュニュと同じものだろう。
 ちなみにアピ・ニュニュでぐぐると出てくるいくつかのページには「女の乳房をつかむもの」とあるが、これは「乳房でつかむもの」の誤訳なのか? まあ常識的には乳房でつかむよりも乳房をつかむほうが当然といえば当然なのだが、この存在が悪霊であることを忘れてはならない。
参考資料 - 資料/335:297