*嘎拉珠 [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Karaju?}; 地域・文化:モンゴル・内蒙古 ---- 天地創造の時代、日月ともにまだ幼かったとき、天上に嘎拉珠という魔王がいた。嘎拉珠は自分の罪業によって余命が短いことを知り、こっそりと天の川に行って水を飲み、寿命を延ばした。これを99回繰り返せば魔王は不老不死になれるのである。しかし最後のときに玉皇大帝がこれに気づき、将軍に嘎拉珠を追わせた。道中、逃げる嘎拉珠のことを日月が告げたので、彼は日月を恨むようになった。~ 日食や月食が起きるのは、嘎拉珠が日月を呑み込もうとするのを防ぐために扉を閉め、光が漏れないようにするからである。 **関連項目 [#ndde496f] -[[インド/ラーフ]] -[[キーワード/蝕]] ---- 参考資料 - [[資料/380]]:123