*エルフ [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Elf}; 地域・文化:ゲルマン諸語 ---- 別名:アルフ(alf)、アルフェン(Alfen)、アルプ(Alp)、エルヴ(Elv)、など。~ 複数形:エルヴズ(Elves)、エルフィン(Elfin)。~ 古英語:Ælf, Ylf, Alve, Alfe~ 英語:Elf, Elfe~ 中期・近代英語:Elf, Elfe~ 西サクソン語:*Ylf(複数形だとYlfe)~ マーシア、ケント語:*Ęlf~ 北ウンブリア語:*œlf~ 古高ドイツ語:Alp~ 中高ドイツ語、現代ドイツ語:Alp~ 古ノルド語:Álfr~ デンマーク語:Alf, Elv~ スウェーデン語:Elf~ 古ゲルマン語:*Alƀo-z, *Alƀi-z。 妖精を意味する一般名称。ゲルマン文化圏全般に広まっている。~ 魔法の力をもつ超自然的存在、いわゆる妖精を意味する一般名称。ゲルマン文化圏全般に広まっている。~ 北欧では白いエルフと黒いエルフに分けられ、白いほうは善で黒は悪だと思われていた。白いエルフ(北欧ではリョースアールヴ)は人間に好意的で、姿は美しく繊細で、草の上で踊ったり木の葉の間に座ったりする。彼らの踊った後は草に円形の後が出来るが、そこに入ってはならない。エルフの国みたいなのも作っている。~ デンマークの場合、エルフはもう少し醜く、男は老人のような姿をしていて、女は美しいが背中はすり鉢のようにへこんでいる。~ イギリスでエルフに分類される妖精はホブゴブリン、ゴブリン、ブラウニー、ドワーフ、トロル、ケルピーなど、多様である。~ イギリスでエルフに分類される妖精はホブゴブリン、ゴブリン、ブラウニー、ドワーフ、トロル、ケルピーなど、多様である。中世ではインクブスやスクブスもエルフと言われていたらしい。~ 英語文献での初出は『ベーオウルフ』で、Ylfeとある。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../エルベ]]、[[../エルフ・ファイア]]、[[../ホブゴブリン]]、[[../ゴブリン]]、[[ケルト語派/ブラウニー]]、[[../ドワーフ]]、[[ケルト語派/ケルピー]]、[[../アウフ]]、[[北欧/トロル]]、[[東欧/バルヅァ]]、[[東欧/ジンディ]]、[[ケルト語派/クリップ]]、[[北欧/ウンドエルフェン]]、[[北欧/ベルグエルフェン]]、[[北欧/アルファ]]、[[../ニュート]]、[[../エルビンネ]]、[[北欧/ランドエルフ]]、[[../ユルフェ]]、[[北欧/Waeteraelfen]] -[[キーワード/総称]] ---- 参考資料 - [[資料/13]]: s.v. 参考資料 - [[資料/13]]: s.v.; [[資料/852]].E.1:63