サマンダル†
Samandal
地域・文化:アラビア
ブズルク・イブン・シャフリヤールの『インドの不思議』によれば、ワクワークの島の一つに棲んでいるという鳥。
サマンダルはキツツキのように赤や白や緑や青が入り混じった鳥で、大きさは鳩ぐらいだとされる。火の中に入っても死なず、土だけ食べて何日も生きることができる。
親鳥は卵を温めているときは水も飲まず、孵化したあとは、しばらく放っておく。たとえ虫が雛鳥についたとしても、羽根が出揃うまでは手をつけず、羽根が生えて動けるようになって初めて餌を与えるという。
関連項目†
参考資料 - 資料/111: