地域・文化:フィジー諸島
霊魂、死霊。 ヤロは死に際して肉体を離れ、あの世ブル(BuluまたはBulotu)に向かい、ンデンゲイ神とともに住む。ブルに向かう途中にはワイニ・ヤロ(Waini Yalo)という三途の川のようなものを渡らなければならない。渡し守がいるが、船は生前の階級によって分けられている。 ヤロは睡眠中の人間をわずらわせるが、特に殺されたもの、不貞の女、産褥死者の霊が恐れられる。一方では供物を捧げて祭られることがある。
参考資料 - 資料/133: