小右衛門火†Koemonbi
こえもんび 地域・文化:日本・奈良 川堤に現れたという妖怪。ある時、小右衛門という百姓が、この妖火の正体を見極めようと、堤のところへやってきた。すると北からその火がやってきて、小右衛門の頭の上をかすめた。そのとき、小右衛門には流星のような音が聞こえ、小右衛門は恐怖心から思いっきりその火を杖でたたいた。すると、火はいきなり数百に分かれ、小右衛門を取り囲む。小右衛門はますます怖くなり、その場から逃げ出してしまった。しかし小右衛門はその夜から発熱し、まもなく死んでしまった。 関連項目†参考資料 - 資料/222: |