マニバドラ†
Maṇibhadra
地域・文化:ヒンドゥー、仏教
ランカーからカイラーサ山に去ったヴァイシュラヴァナ(クベーラ)の部下であるヤクシャの勇士。
ラーヴァナが三界を征服しようとしたとき、マニバドラは大変優れた活躍をおこない、多くのラークシャサたちを殺害した。これに怒ったラーヴァナはマニバドラの冠を打ち、彼の冠は傾いた。そのため、マニバドラはパールシュヴァマウリと呼ばれるようになった。
ちなみに、このときヴァイシュラヴァナはラーヴァナの棍棒に打たれて失神し、倒れた。兄を打ち倒したラーヴァナは喜んで、天車プシュパカを奪ってカイラーサ山から引きあげたのであった。
関連項目†
参考資料 - 資料/70: