ラドン†
Lādōn
地域・文化:古代ギリシア
ラードーン。
世界の西の果てにあるヘスペリア島に生えている黄金の林檎を守っているドラゴン。頭は100もあり、一つ一つの口が別々の動物の声をしゃべったといわれている。その体は長大で、伸ばせば天に届くといわれ、ゼウスでさえ殺すことが出来ない不死身のドラゴンだと言われた。ただこのようなラドンでも林檎を盗まれたことがある。
ヘラクレスは、ラドンと共にヘスペリアに棲んでいるヘスペリスという娘たちの親で、天を支える罰を負っているアトラスのかわりに一時的に天を支えることにより、林檎を手に入れることができた。なお、後に女神ヘラはラドンの功績を称え、天に上げて星座とした。それが竜座である。
関連項目†
参考資料 -