アルシェンディク†
Alchendic
地域・文化:ウェールズ
マーリンによって、王位を奪うために人を殺すと予言された巨人。
予言どおりアルシェンディクはサラス(Sarras)の統治者を殺し、彼の王位を奪った。しかしその暴力的な行為とは裏腹に彼に対する住民の評価は高く、十字軍の指揮をとったリチャード王の軍がサラスを包囲してアルシェンディクを引きずり出そうとしたときも、住民たちは彼に忠誠を誓って必死にサラスを守った。長い包囲戦で何人もの十字軍の戦士たちが死に、彼らは和平を訴えた。
結局アルシェンディクは交渉によって、停戦の後にキリスト教の信仰を受け入れ、洗礼されたという。
関連項目†
参考資料 - 資料/334:11-12