タムテ†Tamthe
地域・文化:バビロニア、ギリシア ../オアンネスの原典でもある、バビロニアの神官ベロッソスが著した『バビロニア誌』(ギリシア語で伝わっている)における、『エヌマ・エリシュ』の../ティアマトに対応する存在。
こうした怪物たちは、ベールの神殿に飾られている。彼らを支配していたのがオモルカという女である。オモルカはカルデアの言葉ではタムテというが、これは「海」という意味になる。 ダマスキオスと同じくベロッソスも『エヌマ・エリシュ』についての詳細をかなりの程度そのままに残している。怪物たちのリストは『エヌマ・エリシュ』とは異なるが、これは実際にマルドゥク(ベール)の神殿に彫られていた怪物たちの彫刻や壁画を参考にしたからだろう、と考えられている。 関連項目†参考資料 - 資料/297: |