深目国の人†
Shinmoku-koku-no-hito
地域・文化:山海経・海外北経
相柳の近くの衆帝の台の東に住んでいるという人々。眼は1つで、手を上げているという。
しかし袁珂によればこの原文には欠落や誤写があり、実際は深目というのは「目がくぼんでいる」という意味で、隻眼である、という意味ではないらしい。
『山海経』以外にも『淮南子』「墜形訓」に深目民についての言及があり、戦国時代の尸佼の『尸子』にも「四方の蛮族には胸に穴があるものや深目のもの、腕の長いものがいる。これらは黄帝の徳によって、常に来貢した」とある。
関連項目†
参考資料 - 資料/130:128; 49: