地域・文化:日本・滋賀
旧犬神郡藪村に現れる怪異。雨の夜にときどき出るもので、小さな星のような火がどこからともなく現れて、道をゆく人に付着する。払い落とすといくつともなく細かな星になり衣服につく様子が蓑のようであるという。それゆえに../蓑火ともいう(『淡海木間攫』(寛政4年/1792)巻三「犬神郡三」)。
参考資料 - 資料/917:13