Kappa
地域・文化:日本・全国
水中を主な住処とする妖怪。人間に近い体型だが一般的に子供のように小さく、皮膚はぬるぬるして、顔は猿と爬虫類のあいの子のよう。甲羅をせおっていることがある。水に関する不幸な出来事は大抵カッパに結び付けられた。江戸初期の怪談の挿絵では川獺のような姿で描かれている。現代でも目撃例があるようだ。
河童という言葉の初出は『下学集』(1444)という辞書で、「獺」の欄に「老いて河童となる者なり」と紹介されている。ここではカワラウというルビが振ってある。
関連項目†
参考資料 - 妖怪の本すべて