きゅうせん

Kyūsen

地域・文化:長野


 請先と書く。下伊那郡の遠山地方で、山で不慮の死を遂げた人の死霊を祀ったもの。
 狩猟で獣を撃ったときは、白紙を山の神に、赤紙をキュウセン山の神に奉る。山に死人が出たときは、九十九の山の神を穢すといい、九十九の御幣を作って山の神を祀る。
 キュウセンは人を一人取ると(命を奪うと)位が進んでえらくなるので、人を取りたがるのだという。../川死霊も同じようなものである。

関連項目


参考資料 - 資料/923:16; 資料/924:9


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Last-modified: 2012-10-08 (月) 01:00:45