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#csv2newpage(南欧, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)
//,エレンスゲ,Herensugue,エウスカルドゥナ,,[[キーワード/ドラゴン]] [[キーワード/多頭]],, 多数の頭を持つ大蛇。&br; エウスカルドゥナクの民話に次のようなものがある。&br;&br;アンチニェン・ムンドゥエン・アシュコ・レス…・…&br; エダアンスゲ(エレンスゲ)という7つの頭の蛇は、ある王国の洞窟に棲んでいました。エダアンスゲは、腹が減ると洞窟から出てきてたくさんの人を食い殺していました。そこで、この国の王様が現状に見かねてくじ引きを行い、毎日一人ずつ洞窟に行くように命じました。&br; ある時、王女がくじ引きに当たってしまいました。運のないことです。こういう場合、普通なら洞窟へ行くことを免除するのですが、この王は次のようなことを言いました。娘を救って蛇を殺した者には国土の半分を与え、娘と結婚させる権利を与える、としたのです。&br; そこで、ある若者が、何本かの鉄で作った鉤を持って洞窟に行きました。若者は洞窟で王女を見つけると、宮殿に戻るようにと言いました。そして、洞窟の前の木に鉤を突き刺し左手にハンマーを持って鉤より上にあがりました。そこへ男の臭いをかぎつけてエダアンスゲがやってきて、木の上にのぼりはじめました。しかし、男も必死にハンマーで攻撃します。必死です。蛇は後ずさりしましたが鉤に引っかかって動けません。そこを男が仕留めました。そして、蛇から舌を抜き出して洞窟を立ち去りました。&br; しばらくして、1人の若者がそこへ行くと蛇の死体が転がっていました。しかし、頭は残っています。運のいいことです。そこで、彼はエダアンスゲの頭を切り取り、王様の前に現れて「蛇を殺したのは私です」と言いました。王様はその言葉を鵜呑みにし、娘を若者の前に連れてきました。しかし、娘は彼は私を助けていない、と断言します。当然です。&br; そこへ本物が現れ、王様に蛇の舌を見せました。確かに調べてみると、最初に現われた若者の持ってきた蛇の頭には舌がないため、王様はようやく納得し、王女と対面させると、彼女は今度は本物だと認めました。王様は先の若者を捕らえ、蛇退治の男に国土の半分と娘を与えました。&br; オイ・アラ・バサン・シャルトゥ・ディラ・カラバサン。,&br;
//,バシャジャウン,Basajaun,エウスカルドゥナ,[[資料/307]]:,[[キーワード/怪人]] [[キーワード/野人]],, バサハウン。野人。,&br;
//,アーチェ,Aatxe,エウスカルドゥナ,[[資料/307]]:,[[キーワード/牛]],, 「若い雄牛」。&br; 雄牛の姿の妖怪。嵐の夜に住処である洞窟から現れ、しばしば人間の姿をとる。&br; エツァイ(Etsai:悪魔)と名乗り、崇拝者に技術を与えることがある。,&br;
//,ヘンティル,Jentil,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,[[キーワード/巨人]],, 「異教徒」。,&br;
//,ヨナゴリ,Yonagorri,エウスカルドゥナ,[[資料/448]]:552,[[キーワード/山]],, ピク・ダニ(Pic d'Anie)地方の精霊。マリの仲間。,[[../マリ(バスク)]]
//,シュゴイ,Sugoi,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,[[キーワード/蛇]],, 「大蛇」。シュガールのこと。,[[../シュガール]]
//,マフ,Maju,エウスカルドゥナ,[[資料/307]]:,[[キーワード/蛇]],, 女神マリの夫である神霊。&br; 2人が出会ったとき、そこにはぞっとするような雷雨が起こる。蛇の姿をとって現れることが多い。,&br;
//,シュガール,Sugaar,エウスカルドゥナ,[[資料/307]]:,[[キーワード/蛇]] [[キーワード/炎]],, 「男の蛇」。下界に棲み、たびたび空を飛んで炎を飛ばす。,[[../シュゴイ]]
//,ソルギン,Sorgin,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,呪術師,,,&br;
//,マリ,Mari,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,女神,, 別名:チンドキコマリ(ギプスコア地方)、マリムンドゥコ(アタウン地方)、アンドゥレ・マリ・ムノコ(ギプスコア地方)、アケテギコ・ダマ(ギプスコア地方)、ビデコ・エマステ・シュリア(スベロア地方)、ガイスト(ギプスコア地方)など。&br;&br; 山を支配する女神。,[[../チンドキコマリ]]、[[../マリムンドゥコ]]、[[../アンドゥレ・マリ・ムノコ]]、[[../アケテギコ・ダマ]]、[[../ビデコ・エマステ・シュリア]]、[[../ガイスト]]、[[../ヨナゴリ]]
//,トルト,Torto,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,[[キーワード/隻眼]],, タルタロのこと。,[[../タルタロ]]
//,タルタロ,Tartalo,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,[[キーワード/隻眼]] [[キーワード/食人]],, 別名:トルト(Torto)。&br; 1つ目の、森の野人。人を食う。,[[../トルト]]
//,マイデ,Maide,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,[[キーワード/民話]],, スベロア地方。男のラミニャ。,&br;
//,イングマ,Inguma,エウスカルドゥナ,[[資料/307]]:,[[キーワード/夢魔]],, 夜中に人々の家に忍び込み、彼らの首をしめる妖怪。,&br;
//,アケテギコ・ダマ,Aketegiko Dama,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,,, 「アケテギのご婦人」。&br; ギプスコア地方におけるマリのこと。,[[../マリ(女神)]]、[[../マリ(バスク)]]
//,アンドゥレ・マリ・ムノコ,Andre Mari Munoko,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,,, 「ムノのマリさま」。&br; ギプスコア地方におけるマリのこと。,[[../マリ(バスク)]]
//,ガイスト,Gaizto,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,,, 「邪悪なもの」。&br; ギプスコア地方におけるマリのこと。,[[../マリ(女神)]]、[[../マリ(バスク)]]
//,チンドキコマリ,Txindokiko Mari,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,,, 「チンドキ山のマリ」。&br; ギプスコア地方におけるマリのこと。,[[../マリ(女神)]]、[[../マリ(バスク)]]
//,ビデコ・エマステ・シュリア,Bideko emazte xuria,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,,, 「路上の白い婦人」。&br; スベロア地方におけるマリのこと。,[[../マリ(女神)]]、[[../マリ(バスク)]]
//,マリムンドゥコ,Marimunduko,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,,, アタウン地方におけるマリのこと。,[[../マリ(女神)]]、[[../マリ(バスク)]]
//,ラミニャ,Lamina,エウスカルドゥナ,[[資料/243]]:,,, ラミナ。&br; 別名:ラミア(Lamia)、アミラミア(Amilamia、アラバ地方)、エイララミア(Eilalamia、ナファロア地方)、シャインディ・マインディ(Saindi-maindi、低ナファロア地方)など。&br;,[[../ラミナ]]、[[../ラミネー]]、[[../ラミア]]
//,エルゲ,Erge,エウスカルドゥナ,[[資料/307]]:,,, 神話や民間伝承の中に登場する、人命を奪う妖怪。,&br;
//,アイアル,Aiar,エウスカルドゥナ,[[資料/448]]:519,,, 悪霊、悪魔の一種。,&br;
//,ラミナ,Lamina,エウスカルドゥナ,,,,,[[../ラミニャ]]
//,クエレブレ,Cuelebre,スペイン,[[資料/220]]:,[[キーワード/ドラゴン]],, スペイン北部のアストゥリアス地方に伝わるドラゴン。スペイン語の蛇culebraから派生した言葉。&br; クエレブレは森や洞穴や深い泉に生息し、年を取ると陸を離れて海にすみつくという。この竜には2本の脚と2枚の翼があり、その皮膚は弾丸を跳ね返すほど硬い翼で覆われている。だから、クエレブレを殺すには、その唯一の弱点であるのどを突かねばならないとされている。ただ、民話では、熱い石を食べさせると死んでしまったとか、針の入ったパンを食べさせると死んでしまったとかいう風にされている。&br; クエレブレは、聖ヨハネの日の朝には眠るので、そのときには捕らわれている動物や人が自由になることができる。&br; アストゥリアスのメスタス・デ・コンには「クエレブレの洞穴」と呼ばれる洞穴が3つある。また、カラビアにあるフォンドリルの泉では竜の鳴き声が聞こえるという。 ,&br;
//,ヌベル,Nubero,スペイン,[[資料/147]]:; [[資料/221]]:,[[キーワード/天候]],, エル・ヌベロ(El Nubero)。&br; 同様の精霊に、ロス・エストゥディアンテス、エル・テンペスタリオ、エル・エスコラルなどがいる。&br; 天候をあやつる精霊。嵐や雷を起こし、ひょうやあられを地上に降らせる。&br; ヌベルを怒らせると農作物がだめになってしまうようなひどい雨を引き起こすが、親切にすると豊作になるようにお天気を自在にあやつってくれる。&br; 頭からつま先まで黒装束に身をつつみ、銀の締金がついている靴をはいている。肩からはケープをかけ、三角帽子をかぶる。農具のスプーンとフォークを持っている。,[[../ロス・エストゥディアンテス]]、[[../エル・テンペスタリオ]]、[[../エル・エスコラル]]
//,トラスゴ,Trasgo,スペイン,[[資料/68]]:,[[キーワード/小人]],,,[[../ドゥエンデ]]
//,サラーッカ,,スペイン,[[資料/172]]:,[[キーワード/植物]],, スペインのマラガ出身の植物学者であるイブン・アル-バイタル(1197-1248)が著書で言及している、叫ぶ樹。&br; 祭りの日に叫びをあげ、それを聞いたものは年内に死ぬという。,&br;
//,エル・エスコラル,El Escolar,スペイン,[[資料/147]]:,[[キーワード/天候]],, 天候の精霊。ヌベルの項目参照のこと。,[[../ヌベル]]
//,エル・テンペスタリオ,El Tempestario,スペイン,[[資料/147]]:,[[キーワード/天候]],, 天候の精霊。ヌベルの項目を参照のこと。,[[../ヌベル]]
//,ロス・エストゥディアンテス,Los Estudiantes,スペイン,[[資料/147]]:,[[キーワード/天候]],, 天候の精霊。エストゥディアンテスの雲は人間を簡単に呑み込んでしまうという。&br; ヌベルの項目参照。,[[../ヌベル]]
//,クン・キ・リ・キ・キ,,スペイン,[[資料/131]]:,[[キーワード/名前]],, スペイン版トム・ティット・トット。無理難題を押し付けられた娘を助けるが、名前がばれてしまって報酬がもらえなくなると言う民話。いかにも意味がなさそうな名前の妖怪である。,[[../トム・ティット・トット]]
//,アダ,Hada,スペイン,[[資料/68]]:,[[キーワード/妖精]],, 妖精のこと。,&br;
//,グェスティア,*Guestia,スペイン,[[資料/220]]:,,, 死者の行列。,&br;
//,アパレシード,,スペイン,,,,,&br;
//,カサドール・エランテ,,スペイン,,,,,&br;
//,シアナ,,スペイン,,,,,&br;
//,ディアブロ・ブルロン,,スペイン,,,,,&br;
//,ドゥエンデ,Duende,スペイン語圏,[[資料/68]]:; [[資料/319]]:464-5,[[キーワード/小人]],, 小人のこと。&br;&br; ペルーのケチュア人の伝承によれば、洗礼前に死んだ子どもたちの精霊はドゥエンデと呼ばれ、その両親と社会全体にとって危険な存在となる。そうした子どもたちの遺体はドゥエンデによって害を加えられることのない老人たちによって丘に持っていかれ、そこで焼かれる。男児の遺灰はソッカワイラ(Soccahuayra)という、悪い風によって引き起こされた病気を治癒するものとして使わる。そのマッチ箱大の灰は15センターボで売られていたらしい。女児の灰は治癒の効果が特にないため湖にまかれる。もし焼かれずに埋葬された場合、悪霊コアがその場所を探し出し、雷を打ち落としてそのドゥエンデをアウサンガテ山に持っていき、自分の召使にするという。,[[../トラスゴ]]、[[../ドゥーエンデイ]]、[[../コア]]、[[../アニモ]]


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