[[TopPage]]
#csv2newpage(イラン, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)
//,ナス,Nasu,ゾロアスター;イラン,[[資料/60]]:,[[キーワード/死体]],, 死体にとりつく悪魔。北方より飛び来て鼻、目、口、耳などから死体に入り込んで死体を腐敗させ、死体を不浄なものにする。,[[../シラキ・デウ]]
//,アズ,Az,ゾロアスター教,[[資料/11]]:15,[[キーワード/ドラゴン]],(ʼc), パフラヴィー語におけるドラゴンのこと。アヴェスター語のアジ(azi-「蛇」)に当たる。,[[../アジ・ダハーカ]]、[[../アーズィ]]
//,アズダハーグ,Azdahāg,ゾロアスター教,[[資料/11]]:16,[[キーワード/ドラゴン]],"(ʼcydhʼk, ʼzdhʼg)", パフラヴィー語における、竜王のこと。アヴェスター語のアジ・ダハーカが変化したもの。,[[../アジ・ダハーカ]]、[[../アジュダハー]]
//,ダエーウィー,Daēvī,ゾロアスター教,,[[キーワード/悪魔]],, 悪魔ダエーワの女性形(<small>最古の聖典「ガーサー」には見えない</small>)。,[[../ダエーワ]]
//,ガナーグ・メーノーグ,Ganāg-mēnōg,ゾロアスター教,[[資料/227]]:,[[キーワード/悪魔]],, アンラ・マンユの別称。,[[../アンラ・マンユ]]
//,デーワグ,Dēwag,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,[[キーワード/悪魔]],, 中世ペルシアにおける悪魔デーウの女性形。,[[../デーウ]]
//,アインダル,Aīndar,ゾロアスター教,[[資料/349]]:,[[キーワード/悪魔]],, 悪魔インドラのこと。『マヌシュチフルの書簡』における名前。,[[../インドラ]]
//,アカ・マナフ,Aka Manah,ゾロアスター教,[[資料/60]]:,[[キーワード/悪魔]],, 「悪思」。&br; ゾロアスター教の悪魔のうち、アンラ・マンユに次ぐ地位を占める大悪魔(ダエーワ)。ゾロアスター教の聖典『アヴェスター』中のザラスシュトラ本人の言葉だとされる「ガーサー」にも名前が認められるほど古い存在である。ただし後に成立した「ウィーデーウダート」にある悪魔リストのなかにはその名前がない。どちらかというと抽象的な存在である。「ザームヤズド・ヤシュト」によれば、スプンタ・マンユとアンラ・マンユが「クワルナフ」を求めて争っていたとき、アエーシュマ、アジ・ダハーカ、スピトユラといった悪の存在とともにアカ・マナフがアンラ・マンユに加勢したという。また、アンラ・マンユによるザラスシュトラの誘惑の時にもアカ・マナフは仕事をしたらしい。岡田明憲によればもとはドゥルジのポジションであった大悪魔の筆頭は、ドゥルジの零落によってアカ・マナフが占めるようになったという。アカ・マナフに支配された人間は善悪の判断基準を失い、誤った選択をすることになる。,[[../アンラ・マンユ]]、[[../アコーマン]]
//,アフレマン,Ahreman,ゾロアスター教,[[資料/11]]:07,[[キーワード/悪魔]],"(ʼhl[y]mnˈ, ʼhrmyn)", 中期イラン語におけるアンラ・マンユのこと。悪の根本原理的存在。,[[../アンラ・マンユ]]
//,ノーンハスヤ,Nåŋhaiθya,ゾロアスター教,[[資料/150]]:; [[資料/60]]:; [[資料/43]]:; [[資料/227]]:,[[キーワード/悪魔]],, ナンハイスヤ、ナーオンハイスィヤ、ナーインガヒード。&br; 『ウィーデーウダード』第10章第9節、第19章第43節などで言及されている、ゾロアスター教における悪魔。アムシャ・スプンタ(大天使)、とくにその中でもアールマティに対抗する。&br; インドのナーサティヤ双神(<small>医療と健康の神。双子なので双数形</small>)と起源は同一であるが、ノーンハスヤは単数形の男性名詞であり、しかも悪魔である。本来は善神であるナーサティヤ双神の役割そのものは、アムシャ・スプンタの中のハルワタートとアムルタートに受け継がれた。どうしてナーサティヤがイランでは悪魔になったのかについてはダエーワ参照。,[[../ダエーワ]]、[[../ナキシイヤ]]
//,クンダ,Kunda,ゾロアスター教,[[資料/5]]:381; [[資料/227]]:,[[キーワード/悪魔]],, 地獄の入り口に住む悪魔。ハオマを飲んでもいないのにいつも酔っ払っている。,[[../クンディー]]、[[../クンディジャー]]
//,インドラ,"Indra, Indar",ゾロアスター教,[[資料/60]]:; [[資料/43]]:227:,[[キーワード/悪魔]],, アンラ・マンユの配下の悪魔の一人。&br; その名前はサルワ、ノーンハスヤなどとともに、『アヴェスター』の「ウィーデーウダード」第19章などに見られる。その性格は全くはっきりしない。&br; インドラは、その名前から想像できるように古代インドの戦闘神にして天候神であり、ヴェーダ時代には絶大な人気を博した神インドラと同一のインド-イラン的起源をもつ存在だったと考えられている。しかしゾロアスター教においては一介の無個性的な悪魔に成り下がってしまった。この経緯については「ダエーワ」参照。&br;&br; 中世ペルシアでは、ドゥルジのかわりにアムシャ・スプンタの中のアシャに対抗する六魔の一人とされた。パフラヴィー語文献『ブンダヒシュン』では、世界の終末時においてアルドワヒシュト(アシャ・ワヒシュタ)に征服されることになっている。,[[../ダエーワ]]、[[../アインダル]]
//,アリマニウス,Arimanius,ゾロアスター教,[[資料/63]]:; [[資料/184]]:,[[キーワード/悪魔]],, プルタルコスが『エジプト神イシスとオシリスの伝説について』の中で表記している悪神。おそらく、ゾロアスター教におけるアンラ・マンユのこと。&br; また、ミトラス教の碑文にもアリマニウスという名前が現れるが、どのような存在()の詳細は明らかではない。,[[../アンラ・マンユ]]
//,ブーシュヤンスター,Būšyąstā,ゾロアスター教,"[[資料/9]]:927, 970; [[資料/60]]:; [[資料/43]]:",[[キーワード/悪魔]],," 中期ペルシア語ではブーシャースプ。&br; 形容詞būšyant-(女性形būšyeintī-, būšyąiθy-)からの派生語。būšyant-自体はbav-「…になる」の派生語だとのこと。&br; 「眠気」の女悪魔(ダエーウィー)。とても長い腕を持つ(「ウィーデーウダード」第9章第11節)。人間に息を吹き込んで怠惰にさせ、眠らせてしまう。",[[../ムラプ]]
//,ガンダルブ,"Gandarb, Gandarw, Gandarep",ゾロアスター教,[[資料/325]]; [[資料/349]]:; [[資料/452]]:297,[[キーワード/海]],, 別名:ガンダルウ、ガンダレプ(たぶん古い転写)。&br; アヴェスターにおけるガンダルワのこと。&br; パフラヴィー語の『リヴァーヤト』には、アヴェスターにはない詳細なガンダルブについての物語がある。場面は、ザラトゥーシュト(アヴェスター語のザラスシュトラ)がオフルマズド(アフラ・マズダー)に「聖なる火を守るのには誰が適任か」と聞かれたとき、ザラトゥーシュトが「キルサースプ(Kirsāsp)が適任です」と返答したところ。そこで、オフルマズドはキルサースプの魂を召喚した。しかしキルサースプはオフルマズドの炎を消したという前科を持っていた。そこで彼は魔竜アジョ・スローウバル(アジ・スルワラ)を倒したことを主張し、嘆願する。それでもオフルマズドは許さなかったので、次にガンダルブとの戦闘の話を始めた。&br; ガンダルブは、12の地域を一呑みするほど巨大な怪物だった。その歯には無数の死者たちが突き刺さっていた。ガンダルブはキルサースプのひげをつかんだが、彼はガンダルブを海の外へ引きずり出そうとした。戦いは9昼9夜、海で続けられた。戦うにしたがって、キルサースプはガンダルブよりも強大になっていった。&br; キルサースプはガンダルブの足をつかみ、その皮を頭のところまで剥ぎ取った。そしてさらに、その皮でこの怪物の手足を縛った。キルサースプはガンダルブを引きずって海の外へと連れ出し、アークルーラグ(Āxrūrag)のところにまで運んだ。しかし彼はキルサースプの15頭の馬を殺し、そして食った。この英雄は密集したやぶの中に落とされ、ガンダルブは彼の友人であるアークルーラグ、彼の妻、彼の父、彼の乳母を連れ去った。それでも、彼は最終的に海でガンダルブを倒したのであった。&br; キルサースプは、もし自分がガンダルブを倒さなければ、アハルマン(アンラ・マンユ)は被造物をすべて支配しただろう、と言って締めくくった。&br;&br; また、パフラヴィー語の『メーノーグ・イー・フラド』27章50節によれば、水にすむデーウであるガンダルウ(Gandarw)を倒したのはサームであるとされている。,[[../ガンダルワ]]
//,サルソーグ,Sarsōg,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,[[キーワード/牛]],, 中世ペルシアのゾロアスター教における、聖なる牛。歴史の初めのときに、人類を乗せてクワニラフ(Xwanirah)洲(中央洲、第七洲)からフラークカルド(Frāxkard)海(『アヴェスター』におけるウォルカシャ海)を渡ってほかの6洲に移住した。,[[../ハダヨーシュ]]
//,ハダヨーシュ,Hadayōš,ゾロアスター教,[[資料/349]]:,[[キーワード/牛]],, サルソーグのことらしい。&br; 『ブンダヒシュン』第19章第13節にある犠牲の牛。白ホームの木とあわせて霊薬となる。原初人々はこれに乗って州から州へ移動した。また、宇宙の刷新のとき、彼らはこの牛から不死の妙薬フーシュを用意する。,[[../サルソーグ]]
//,ワスィー・パンチャサドワラム,Was ī Pančasandwaram,ゾロアスター教,[[資料/34]]:,[[キーワード/魚]],, カル魚が殺せない魚。パフラヴィー語文献の『ブンダヒシュン』にある。,&br;
//,ワーシー,Vāsī,ゾロアスター教,[[資料/9]]:1413; [[資料/32]]:365,[[キーワード/魚]],, 「ヤスナ」』第42章第4節において、ゾロアスター教徒たちがウォフ・マナフや義者たちの魂とともに信仰するという雌の怪物。50の門を有するとされている。のちには魚だとされた。,&br;
//,カラ,Kara,ゾロアスター教,[[資料/9]]:451; [[資料/32]]:78,[[キーワード/魚]],, パフラヴィー語:カル(Kar)。&br; ウォルカシャ海に棲む善性の魚類。「ウィーデーウダード」第19章第42節では「深淵の底に水棲するもの」と呼びかけられている。&br;&br; 以下は、中世ペルシアにおける物語。創世神話における第3の時代に、大地を取り巻くといわれたウォルカシャの海に生えていた木、白ホームを守る魚がカラだった。白ホームは、万物を長寿にする霊薬が作られていた。カラは、どんなに小さな音でも聞き取ることができるため、侵入者をすぐに察知できる。アフレマンは大蛙(ワザグ)を使ってこの木を枯らせ、この世の生き物を滅ぼそうとした。しかし、カルによって白ホームは大蛙の侵略から守られている。,[[../ワザグ]]
//,アストウィハード,Astwihād,ゾロアスター教,[[資料/5]]:293-95; [[資料/11]]:12,[[キーワード/死神]],(ʼstwydʼt), またはアストウィダート(Astwidāt)。&br; パフラヴィー語におけるアストー・ウィーザートゥのこと。死の悪魔と呼ばれる。,[[../アストー・ウィーザートゥ]]
//,ドゥルジ・ナス,Durj nasu,ゾロアスター教,[[資料/60]]:,[[キーワード/死体]],, 人間の屍を襲う悪魔。「ウィーデーウダート」において、元来「虚偽」の悪魔であったドゥルジと死体悪魔のナスが結合したもの。死体を汚し伝染させる女悪魔だと考えられていた。,&br;
//,アショー・ズシュタ,Ašō.zušta,ゾロアスター教,[[資料/349]]:; [[資料/60]]:; [[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]],, 「アシャのお気に入り」。&br; ゾロアスター教の聖典「ウィーデーウダード」第17章第9節に登場する聖なる鳥。「正義の友」。フクロウだと考えられている。,[[../アショーズシュト]]
//,アショーズシュト,"Aṣ̌ōzušt, Ashozusht",ゾロアスター教,[[資料/349]]:,[[キーワード/鳥]],, アヴェスターにおけるアショー・ズシュタのこと。&br; 中期ペルシア語文献の『ブンダヒシュン』(創造神話)によれば、この鳥はゾバラ・ワフマンであり、またショーク鳥であり、これらの鳥はアヴェスターを唱えている。もしその声が悪魔に聞こえれば、悪魔は体が震えて何もできなくなる。,[[../アショー・ズシュタ]]
//,カルシプト,Karšipt,ゾロアスター教,[[資料/349]]:70,[[キーワード/鳥]],, アヴェスターにおけるウィシュ・カルシプタル。&br; パフラヴィー語文献『ブンダヒシュン』第19章16節によれば、カルシプトは言葉を知っている鳥である。また、イム(イマ、ジャムシード)がつくった宗教に囲いを与え、アヴェスターを鳥の言葉で言いながら、その周りを回っている。&br; ちなみに『ウィシュペレド』第1章第1節や『ブンダヒシュン』では鳥の王だとされているが、『ブンダヒシュン』のほとんど同じところではチャームローシュが鳥の王だとされている。,[[../カルシプタル]]、[[../チャームローシュ]]
//,チャームローシュ,"Cāmrōš, Chamrosh, Kamros",ゾロアスター教,"[[資料/348]]:[[資料/70]]:, [[資料/266]]:",[[キーワード/鳥]],, チャムローシュ(Camrōoš)、チャムロッシュ。&br; スィームルグとよく混同される、神話上の鳥。パフラヴィー語文献『ブンダヒシュン』第19章15節によれば、アルブールジュ山(エルブルズ山)の頂上に棲んでいる。&br; イランには、3年ごとに他の国々から略奪をしてイランを破壊しつくそうとして、人々が攻め込んでくる。それは世界をおびやかすことにもなる。そこで天使のブールジがアラグの地(湖)からやってきて、この鳥を刺激する。するとチャームローシュはすべての高い山の上を飛んでいき、悪いやからを、まるで餌でも食べるかのようにつかみ出すのである。&br; すべての鳥の王であるが、霊鳥スィームルグだけはその例外である。,[[../スィームルグ]]、[[../カルシプト]]
//,カマグ,Kamag,ゾロアスター教,[[資料/452]]:297,[[キーワード/鳥]],, 鳥の怪物。&br; パフラヴィー語の『メーノーグ・イー・フラド』27章50節によれば、英雄サームが殺した怪物のうちの一。,&br;
//,カルシプタル,Karšiptar,ゾロアスター教,[[資料/5]]:374; [[資料/60]]:,[[キーワード/鳥]],, 天国に住む鳥。オオタカだともいわれる。&br; 『ウィーデーウ・ダート』では、ザラスシュトラの譬えとしてカルシプタルという言葉が使われている。,[[../カルシプト]]
//,サエーナ鳥,Meregho Saeno,ゾロアスター教,,[[キーワード/鳥]],,,[[../スィームルグ]]
//,ゴーチフル,Gōčihr,ゾロアスター教,[[資料/11]]:37; [[資料/34]]:,[[キーワード/天体]],(gwcyhl), あるいはゴージフル(Gōzihrr)。アラビア語でジャウザフル(ǰawzahr)。&br; 中世ゾロアスター教のパフラヴィー語文献『ブンダヒシュン』によると、悪の天体=ドラゴンの一つ。双子宮から人馬宮に渡って横たわっている。&br; 銀河はゴーチフル蛇の光芒(brēh ī gōčihr)だとされる[418:521-22]。,&br;
//,ワイ・イー・ワッタル,Way ī wattar,ゾロアスター教,[[資料/11]]:88-89,[[キーワード/風]],, パフラヴィー語文献における悪魔の1人。ワイはアヴェスター語におけるワユ(Wayu-。風・大気、またはその神)のこと。ワッタルは「悪い」というような意味。,&br;
//,ジャヒー,Jahī,ゾロアスター教,,[[キーワード/魔女]],, 中期ペルシア語ではジェフ。古い転写法ではǰahī。&br; 「魔女」。ダエーワの創造物である、悪性の存在のこと。,[[../ダエーワ]]、[[../ジャヒカー]]、[[../ジェフ]]
//,クナンサティー,Xnąθaitī,ゾロアスター教,[[資料/9]]:533; [[資料/32]]:370,[[キーワード/魔女]],, 女悪魔パリカーの一人。&br; 「ウィーデーウダート」第1章第9節、第19章第5節5に名前が見える。英雄クルサースパを誘惑したという。,[[../パリカー]]
//,ジェフ,Jeh,ゾロアスター教,[[資料/9]]:606; [[資料/11]]:47,[[キーワード/魔女]],"(yẖ, yyh)", またはジェーフ(<small>Jēh。JehもJēhも頭のjはǰだが、近年の転写法では普通のjが使われているようなのでそちらで表記した</small>)。&br; パフラヴィー語におけるジャヒーのこと。魔女で、女大悪魔である。,[[../ジャヒー]]
//,ジャヒカー,Jahikā,ゾロアスター教,[[資料/9]]:606-7,[[キーワード/魔女]],, ジャヒーのこと。,[[../ジャヒー]]
//,アルズール,Arzūr,ゾロアスター教,[[資料/11]]:12,[[キーワード/冥界]],(ʼlzwl), パフラヴィー語におけるアルズーラ(<small>これはアヴェスター語</small>)のこと。&br; 悪魔の1人で、地獄の入り口にある山もアルズールと呼ばれている。,[[../アルズーラ]]
//,アルズーラ,Arəzūra,ゾロアスター教,[[資料/60]]:;32:,[[キーワード/冥界]],, 原人ガヨーマルトに殺害された悪鬼。&br; 地獄の門があるところをアルズーラの首(Arəzūrahe kamərəδa-)という。,[[../アルズール]]
//,アジ・スルワラ,"Aži Srvara, Aži Sruuara",ゾロアスター教,[[資料/5]]:304-5; [[資料/43]]:; [[資料/452]]:297,[[キーワード/竜]],, 別名:アジ・ザイリタ。&br; 語源はaži-「蛇」とsrvara- < *sru-vara- < *sru-bara「角の生えた」で、「角の生えた蛇」を意味する。中期ペルシア語(パフラヴィー語)ではスルーバル(srūbar)。&br; 『アヴェスター』の「ザームヤズド・ヤシュト」やパフラヴィー語文献『デーンカルド』などに登場する、角があるドラゴンのこと。英雄クルサースパによって倒された。&br;&br; パフラヴィー語の『メーノーグ・イー・フラド』27章50節によれば、マール・イー・スルーワル(Mār ī Srūwar)「角のあるヘビ」を退治したのは英雄サームである、とされている([[資料/452]]:297])。当時「アジ」は禁忌語だったので「マール」という代替語が使われているのである。,[[../アジ・ザイリタ]]
//,アジ・ザイリタ,Aži Zairita,ゾロアスター教,[[資料/62]]:,[[キーワード/竜]],, 「琥珀色の竜」。&br; アジ・スルワラのこと。,[[../アジ・スルワラ]]
//,ダーヌ,Dānu,ゾロアスター教,[[資料/34]]:61,[[キーワード/竜]]、[[キーワード/ドラゴン]],, 聖典『アオグマダエーチャー(<small>Aogəmadaēcā</small>)』78-79において、世界山の大水にも類する道(<small>この世とあの世の境界?</small>)を見張っているとされる竜。「深い底から流れ出る」と形容される。&br; ダーヌは『リグヴェーダ』におけるヴリトラの母ダーヌと同定できるとされ、インド-イラン祖語*dan-「流れる」が語源である。,&br;
//,アスディーヴ,Asdeev,ゾロアスター教,[[資料/68]]:; [[資料/334]]:,[[キーワード/竜]]; [[キーワード/ドラゴン]],, アスデーウとも表記(こっちのほうが近い?)。&br; イランの叙事詩『王書』に登場するデーウの一人。ロスタムと対決し、殺された。,[[../デーウ]]
//,ペフン,Pehn,ゾロアスター教,[[資料/452]]:297,[[キーワード/狼]],, 青きオオカミ。&br; パフラヴィー語の『メーノーグ・イー・フラド』27章50節によれば、英雄サームが殺した怪物のうちの一。,&br;
//,ワザグ,"Wasaγ, Vazaγ",ゾロアスター教,,,(wzγ), 蛙。ゾロアスター教ではダエーワ的な(邪悪な)存在だとされた。,[[../カラ(魚)]]
//,クンディー,Kundī,ゾロアスター教,,,, 語彙としては、悪魔クンダの女性形。&br; 「ウィーデーウダード」第11章第9節にみえる悪魔。,[[../クンダ]]、[[../クンディジャー]]
//,クンディジャー,Kundižā,ゾロアスター教,,,, 女悪魔の1人(「ウィーデーウダード」第11章第9節)。おそらくクンディーおよびクンダと関係する悪魔である。,[[../クンディー]]、[[../クンダ]]
//,クルー,Xrū,ゾロアスター教,,,, 「血塗られている」。&br; 女悪魔の1人(<small>「ウィーデーウダード」第11章第9節</small>)。,[[../クルウィグニー]]、[[../アエーシュマ]]
//,クルウィグニー,Xrviγnī,ゾロアスター教,,,, 女悪魔の1人(<small>「ウィーデーウダード」第11章第9節</small>)。&br; *xrvi-gan-「血塗られた、傷ついた」の女性形と推定されている。&br; 同じ語根のクルー(xrū)とともに、大悪魔アエーシュマに関係する重要語句である形容詞xrūra-「血塗られた」と関係が深いとされる(<small>実際、第9節の冒頭には「我はアエーシュマを斥ける」とある</small>)。,[[../クルー]]、[[../アエーシュマ]]
//,タローマティ,"Tarō.mati, Tarə̄mati",ゾロアスター教,,,, 「反抗」。&br; 女悪魔の1人。「ヤシュト」第3章第8節などに見える。,&br;
//,アールズシェーンク,Arzshenk,ゾロアスター教,[[資料/255]]:,,, デーウの王。&br; 頭は雄牛で、人間の体をしている。アフレマンの部下であり、アムシャ・スプンタたちと戦っている。&br; 預言によれば、終末の戦争でアルズシェンクは英雄ロスタムによって頭を切断されて殺されるとされる。,[[../デーウ]]
//,マフルクシャ,Mahrkuša,ゾロアスター教,[[資料/302]]:721,,, 破壊の悪魔。,&br;
//,カスウィーシュ,Kasvīš,ゾロアスター教,[[資料/32]]:,,, 「ウィーデーウダート」第19章第43節に見られる悪魔。,&br;
//,スプンジャグルヤ,Spənǰaɣrya,ゾロアスター教,[[資料/32]]:,,, 中世ペルシア語:アスパンジャウレフ(Aspanjawreh)。&br; インドのヴリトラに対応する悪魔。ワージシュタ火(Vāzišta)という炎によって倒され、スプンジャグルヤによって閉塞されていた水を放出させた。,&br;
//,パリカー,Pairikā,ゾロアスター教,[[資料/32]]:,,, 女の悪魔。,[[../クナンサティー]]、[[../パリク]]、[[../ユシュカ・パリク]]
//,アカタシュ,Akataš,ゾロアスター教,[[資料/32]]:78,,, 『ウィーデーウダート』第19章第43節に見られる悪魔。,&br;
//,ザイリチャー,"Zairič, Zariche",ゾロアスター教,[[資料/32]]:78,,, ザリチュ、ザリチェ。&br; 『ウィーデーウ・ダート』19:43に見られる悪魔。,[[../ダエーワ]]、[[../ザイリチ]]
//,ダヴィ,Daiwi,ゾロアスター教,[[資料/32]]:78,,, 『ウィーデーウ・ダート』19:43に見られる悪魔。,&br;
//,タウルウィー,"Taurvi, Tarui",ゾロアスター教,[[資料/32]]:78,,, タルウィ。&br; 『ウィーデーウ・ダート』19:43に見られる悪魔。,[[../ダエーワ]]、[[../タウイレウ]]
//,ドゥラオガ,Draoga,ゾロアスター教,[[資料/32]]:78,,, 『ウィーデーウ・ダート』19:46にある「虚偽」の擬人化。,[[../ドゥルジ]]
//,ドゥリヴィ,Driwi,ゾロアスター教,[[資料/32]]:78,,, 『ウィーデーウ・ダート』19:43に見られる悪魔。,&br;
//,ウォーイグン,Vōign,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,,, 中世ペルシアにおける悪魔。災厄の擬人化。,&br;
//,セージュ,Sēǰ,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,,, ドルズの一人。ブト、フレーフタルとともにザラスシュトラに襲いかかった。,[[../ドゥルジ]]、[[../フレーフタル]]
//,チシュマグ,Čišmag,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,,, デーウの一人。『デーンカルド』7-2-45によれば、ザラスシュトラが生まれるとき、デーウの集会でザラスシュトラを殺しに行くことを宣言した。彼と150人のデーウは村に行き家を壊した。,[[../デーウ]]
//,ブト,But,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,,, セージュ、フレーフタルとともにザラスシュトラに襲いかかった悪魔。,[[../ドゥルジ]]、[[../フレーフタル]]
//,フレーフタル,Frēftār,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,,, 「欺くもの」。&br; ドルズの一人。『デーンカルド』第7巻第4章によれば、フレーフタルはブト、セージュらとともにガナーグ・メーノーグの命令によりザラスシュトラに襲い掛かったが、光輪のために殺すことが出来なかった。彼らは主人に「あんたは目先のきかぬ御仁だ。物事を合理的に見ない。実行できないことを命じる」とぶーたれた。,[[../ドゥルジ]]、[[../ブト]]、[[../セージュ]]
//,マルコース,Malkōs,ゾロアスター教,[[資料/33]]:,,," 冬を引き起こす悪魔。ノアの大洪水のイラン版だが、イランでは洪水ではなく気象の激変による人畜全滅の危機が問題とされている。世界はジャムシェードによって保護された。&br; マルコースはウシェーダルの千年紀の第5, 6000年紀に冬を引き起こして人々を殺したが、正義の神ダフマーン・アーフリーン(Dahmān Āfrīn)に打ち倒された。",&br;
//,ザイリチ,"Zāīrīc, Zairik",ゾロアスター教,[[資料/349]]:,,, 悪魔ザイリチャーのこと。パフラヴィー語文献『マヌシュチフルの書簡』における名前。,[[../ザイリチャー]]
//,サル,Sārū,ゾロアスター教,[[資料/349]]:,,, 悪魔サウルワのこと。『マヌシュチフルの書簡』における名前。,[[../サウルワ]]
//,タウイレウ,Tāūīrēv,ゾロアスター教,[[資料/349]]:,,, 悪魔タウルウィーのこと。パフラヴィー語文献『マヌシュチフルの書簡』における名前。,[[../タウルウィー]]
//,ナキシイヤ,"Nākišīyyā, Nakishiyya",ゾロアスター教,[[資料/349]]:,,, 悪魔ノーンハスヤのこと。パフラヴィー語文献『マヌシュチフルの書簡』における名前。,[[../ノーンハスヤ]]
//,アーズィ,Āzi,ゾロアスター教,[[資料/60]]:,,, 「貪欲」の悪魔。&br; 竜「アジ」と同一視されることが多い。,[[../アジ・ダハーカ]]、[[../アズ]]
//,アオシャ,Aoša,ゾロアスター教,[[資料/60]]:,,, 「焼死」を意味する悪魔。『ウィーデーウダート』によれば、アオシャを祭るものは、髪をすき、髪を切り、爪を切って、それを大地の穴や割れ目に落とす者だという。なお、ゾロアスター教では、人間の身体から離れた髪と爪は悪魔が利用するものだと考えられている。,&br;
//,ザルワーン,,ゾロアスター教,[[資料/60]]:,,, 「老衰」。&br; 中世ペルシアの悪魔。,[[../ザルマーン]]
//,ブージ,Būji,ゾロアスター教,1.047222222,,, 第4ヤシュト「ホルダード・ヤシュト」2-4節に名前のある、女悪魔。アムシャ・スプンタの1人ハルワタートが彼女を打つ、とされている。,&br;
//,ブージジャー,Būiδižā,ゾロアスター教,1.047222222,,, 女悪魔の1人(「ウィーデーウダード」第11章第9節)。,&br;
//,ブーズィ,Būδi,ゾロアスター教,1.047222222,,, おそらくブーティのこと。&br; 悪魔の1人(「ウィーデーウダード」第11章第9節)。,[[../ブーティ]]
//,ムージー,Mūiδī,ゾロアスター教,1.2,,, 女悪魔の1人(「ウィーデーウダード」第11章第9節)。,&br;
//,サエーニヤー,Saēnyā,ゾロアスター教,1.45,,, 第4ヤシュト「ホルダード・ヤシュト」2-4節に名前のある、女悪魔。アムシャ・スプンタの1人ハルワタートが彼女を打つ、とされている。,&br;
//,ハシー,Hašī,ゾロアスター教,1.624305556,,, 第4ヤシュト「ホルダード・ヤシュト」2-4節に名前のある、女悪魔。アムシャ・スプンタの1人ハルワタートが彼女を打つ、とされている。,&br;
//,アコーマン,Akōman,ゾロアスター教,[[資料/11]]:07,,(ʼkwmn), パフラヴィー語におけるアカ・マナフ(<small>これはアヴェスター語形</small>)のこと。&br; もともと「悪思」という意味のダエーワだったアカ・マナフは、『ブンダヒシュン』(<small>「原初の創造」</small>)ではその役割が固定されるようになり、とくに大天使の筆頭を務めるウォフマン(<small>=ウォフ・マナフ「善思」</small>)と対立するためにアフレマンが創造した存在だということになっている。そのため終末の日にアコーマンはワフマンに滅ぼされる。&br; 『ザートスプラム選集』には、ザルドゥシュト(<small>ザラスシュトラ</small>)の家の前までワフマンがアコーマンを追跡したとき、ワフマンはアコーマンにその家に入るように促して、すぐにきびすを返した。そこでアコーマンは自分の目的を達成することなく欺かれて、その家を立ち去った、というよくわからない伝説が述べられている。,[[../アカ・マナフ]]
//,ニヤーズ,Niyāz,ゾロアスター教,[[資料/11]]:60; [[資料/60]]:,,"(nydʼc, nyʼz)", 「欠乏」「欲望」。&br; 中期ペルシアにおける悪魔の1人。,&br;
//,スパズグ,Spazg,ゾロアスター教,[[資料/11]]:76; [[資料/60]]:,,"(spzg, ʼspgj)", 「中傷」。&br; 中期ペルシアの悪魔。,&br;
//,ケーシュム,"Xēšm, Xešm",ゾロアスター教,[[資料/11]:94; [[資料/33]]:,,"(ʼyšm, hš, xyšm)", パフラヴィー語における悪魔アエーシュマのこと。初期新ペルシア語ではヒシュム(Xišm)。&br; 大魔「憤怒」である。&br; ゾロアスター教の宗教百科『デーンカルド』7巻1章15節には、ケーシュムがホーシュヤングの光輪(クワルナフ)によって撃たれたとある。このとき同時に悪魔群マーザン・デーウの2/3も討たれた。,[[../アエーシュマ]]
//,ザルマーン,Zarmān,ゾロアスター教,[[資料/11]:98; [[資料/33]:,,"(zlmʼn, zrmʼn)", 中期ペルシアの、「老齢」の擬人化された悪魔。,[[../ザルワーン]]
//,アパオシャ,"Apaoša, Apaoš, Apaosh, Apaosa, Apaos",ゾロアスター教,[[資料/166]],,, パフラヴィー語:アポーシュ。&br; シリウス星であり雨の神であるティシュトリヤと戦った悪魔。&br; ティシュトリヤにささげられた賛歌『ティシュタル・ヤシュト』(ゾロアスター教の経典『アヴェスター』のなかの一つ)には、その戦いの事情が詳しく説明されている。ティシュトリヤが馬に姿を変えてウォルカシャ海に降り立ったとき、アパオシャも馬の姿でこの神に襲いかかった。ティシュトリヤは「美しく金の耳を持ち、金の馬勒をつけた白い馬の姿」だったが、対照的にアパオシャは、頭に毛が生えておらず、耳にもたてがみにも尾にも馬勒にも毛が生えていない「黒い馬」の姿だった。&br; ティシュトリヤとアパオシャは3日3晩、前足をからめながら戦った。しかし段々と形勢はティシュトリヤに不利になってきて、とうとう悪魔アパオシャがこの雨神を打ち倒してしまった。ティシュトリヤはアパオシャによってウォルカシャ海から1ハースラ(だいたい200mだとか800mだとかいわれる)にまで追い出された。そこで最高神アフラ・マズダーはティシュトリヤに祭式をまつり、10頭の馬の力、10頭のラクダの力、10頭の牛の力、10の山の力、10の川の力を与えた。このようにして力をつけたティシュトリヤはアパオシャのいるウォルカシャ海に再びやってきて、今度は昼まで戦い、そしてとうとうアパオシャを打ち倒した。彼はアパオシャは1ハースラの距離に追い出した。&br; こうして邪魔者がいなくなったティシュトリヤは海の水をあれこれ動かして雲を作り、雨を降らせたのだった。,[[../アポーシュ]]
//,ウィーザルシャ,Vīzarəṣ̌a,ゾロアスター教,[[資料/265]]; [[資料/32]]:375,,, 善神アフラ・マズダーではなく悪神ダエーワをまつる人々の邪悪な魂を、悪界へ拉致する悪魔。&br; 『ウィーデーウダート』19:29などに見える。,&br;
//,パサナ,Paθana,ゾロアスター教,[[資料/43]]:,,, 「第19ヤシュト」第41節(ザームヤド・ヤシュト)にある悪魔(?)。英雄クルサースパに殺された。,&br;
//,アストー・ウィーザートゥ,Astō.Vīδātu,ゾロアスター教,[[資料/5]]:293-95,,, アストー・ウィザートゥ。&br; 語源はast「骨」vī-δātu「切断する」。中期ペルシア語ではアストウィハード。&br; ゾロアスター教における悪魔。死神のようなもので、死魔とも呼ばれる。,[[../アストウィハード]]
//,アラースト,Ārāst,ゾロアスター教,[[資料/5]]:319; [[資料/60]]:,,, 「非真実」。&br; 中世ペルシアの悪魔。,&br;
//,ワラン,Varən,ゾロアスター教,[[資料/5]]:319; [[資料/60]]:,,, 「情欲」。&br; 中世ペルシアの悪魔。,&br;
//,アルスナ,Arəθna,ゾロアスター教,[[資料/59]]:,,, 『アルドウィー=スール・ヤシュト』第21章(§90)にある魔物の名前。詳細は分かっていない。メクラグモであるという説もある。&br; ザラスシュトラは、アフラ・マズダーが、女神アルドウィー・スーラー・アナーヒターが悪竜とともにアルスナなどの存在にだまされないように走路を王者太陽の上に用意した、とこの女神に呼びかけている。&br; 悪竜とアルスナに続いては、ワヴィザカ、ワルナワ、ワルナワ・ウィーシャが挙げられている。,[[../ワルナワ・ウィーシャ]]、[[../ワヴィザカ]]、[[../ワルナワ]]
//,サウルワ,"Sarua, Saurva",ゾロアスター教,[[資料/60]]:; [[資料/32]]:78,,, サルワ、サルア、サウルウァ。&br; 善霊クシャスラに敵対する悪魔。無秩序がその性格である。『ウィーデーウ・ダート』19:43などに見られる。,[[../ダエーワ]]、[[../サル]]
//,マルシャワン,Maršavan,ゾロアスター教,[[資料/9]]:1153; [[資料/32]]:,,, ドゥルジ、ブーティらとともにザラスシュトラを襲ったダエーワ(「ウィーデーウダート」18章8節~)。&br; しかし、ザラスシュトラは最強の大呪アフナ・ワルヤ(Afuna vairya)を唱え、彼らを追放した。,[[../ブーティ]]
//,ワヴィザカ,"Va&beta;žaka, Vawžaka",ゾロアスター教,[[資料/9]]:1346; [[資料/59]]:; [[資料/107]]:,,, ワウザカ。&br; 『アルドウィー=スール・ヤシュト』第21章(§90)にある魔物の名前。詳細は分かっていない。スズメバチであるという説もある。&br; ザラスシュトラは、アフラ・マズダーが、女神アルドウィー・スーラー・アナーヒターが悪竜とともにワヴィザカなどの存在にだまされないように走路を王者太陽の上に用意した、とこの女神に呼びかけている。,[[../アルスナ]]
//,ワルナワ,"Varənauua, Varənava",ゾロアスター教,[[資料/9]]:1372; [[資料/59]]:; [[資料/107]]:,,," 『アルドウィー=スール・ヤシュト』第21章(§90)にある魔物の名前。詳細は分かっていない。クモであるという説もある(<small>cf. サンスクリットの<font style=""font-family:Arial Unicode MS"">ūrṇāvant</font>「クモ」</small>)。&br; ザラスシュトラは、アフラ・マズダーが、女神アルドウィー・スーラー・アナーヒターが悪竜とともにワルナワなどの存在にだまされないように走路を王者太陽の上に用意した、とこの女神に呼びかけている。",[[../アルスナ]]
//,ワルナワ・ウィーシャ,"Varənauua.vīša, Varənava.vīša",ゾロアスター教,[[資料/9]]:1372; [[資料/59]]:; [[資料/107]]:,,, 『アルドウィー=スール・ヤシュト』第21章(§90)にある魔物の名前。詳細は分かっていない。クモ、あるいはサソリであるという説もある。&br; ザラスシュトラは、アフラ・マズダーが、女神アルドウィー・スーラー・アナーヒターが悪竜とともにアルスナなどの存在にだまされないように走路を王者太陽の上に用意した、とこの女神に呼びかけている。,[[../アルスナ]]
//,アイエフヤー,Ayehyā,ゾロアスター教,[[資料/9]]:161; [[資料/43]]:,,, 「ウィーデーウダード」第21章第17節に言及されている女悪魔、またはダエーワ的創造物。アヤースヤ(Ayasya)と同系統。,&br;
//,パティシャ,Paitiša,ゾロアスター教,[[資料/9]]:836; [[資料/32]]:78,,, 「妨げ」「対立する」。&br; 「ウィーデーウダート」19章43節に見られる悪魔。,&br;
//,ブーティ,Būiti,ゾロアスター教,[[資料/9]]:968; [[資料/32]]:; [[資料/60]]:,,, またはブータイ(Būtay)。&br; ゾロアスター教の開祖ザラスシュトラを間違った道へと誘惑しようとしたダエーワの一人。もちろん失敗した(「ウィーデーウダード」第19章冒頭)。,[[../サタン]]、[[../マルシャワン]]、[[../マーラ(仏教)]]、[[../ブーズィ]]
//,アポーシュ,Apōš,ゾロアスター教,,,, アパオシャのパフラヴィー語(中世ペルシア語)形。,[[../アパオシャ]]
//,ドゥルジ,Druj,ゾロアスター教,,,, 「偽善」の擬人化された悪魔。ゾロアスター教における代表的な悪魔。,[[../ブト]]、[[../セージュ]]、[[../フレーフタル]]、[[../ドゥラオガ]]
//,ドラグ,Drag,ゾロアスター教,,,,,&br;
//,十種の人,,ゾロアスター教,,,, 『ブンダヒシュン』にある人類の種類。ガヨーマルトから出た人種。地上・水棲・胸耳・胸目・単足・有翅・森林・有毛・熊・猿。,&br;
//,マーザンダル,Māzandar,ゾロアスター教、イラン(?),[[資料/11]]:55,[[キーワード/総称]],"(mʼz-, mʼcndl)", パフラヴィー語における大悪魔、あるいは巨人のこと。,&br;
//#csv2newpage(イラン, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)

*イラン [#k3e16e5c]
現在149項目。

[[ゾロアスター教:http://www.toroia.info/dict/search/msearch.cgi?index=&config=&hint=%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8C%E3%81%AA&set=1&num=30&query=%E3%82%BE%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%95%99]]の悪魔、怪物、叙事詩の悪鬼、妖精、イラン国内のイラン諸語など。
アヴェスター語に関しては、古い表記と最新表記、折衷的表記がまじっております・・・
#lls(display,row)


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS