地域・文化:インド
アヒルブドニヤ(Ahirbudhnya)。 『リグヴェーダ』6.50などに名前が出てくる蛇。深淵、または天の海にすむ。インド最古のヴェーダ文献でも定型句においてしか現れず、それ以降もヘビとしてはほとんど現れることがない。そのため、ヴェーダ時代にはすでに「遺産」としてしか知られていなかった、と考えられている。
プラーナ文献では、シヴァの別名、マルト神群の一人ともいわれる。
参考資料 - 資料/142:; 資料/116:; 資料/389:460-463