*ラークシャサ [#d0b0489a]
CENTER:&size(25){Rāksasa, Rakshasa&br;राक्षस};

地域・文化:インド

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 女性形:ラークシャシー(Rāksasī, Rakshasi, Raksasi)。&br; 叙事詩においては、ラーヴァナを頭領としてスリランカに住んでいた、とされる悪鬼たち。&br; 漢訳仏典では「羅刹」と表記される。&br; その姿は多様で、あるものは美しいが、手が長かったり、恐ろしい姿をしていたり、痩せていたり、身長が小さかったり、太っていたり、巨人だったり、目が一つだったり、耳が一つだったり、腹が大きかったり、歯が飛び出していたり、足が曲がっていたり、頭が蛇やロバ、馬、象だったり、などさまざまなものがいた。&br;&br; 民間伝承上では、ラークシャサは悪霊の一種に近い存在である。木の上に住み、夜中に人間の身体に取り憑いて病気を引き起こし、旅人を道に迷わせる。ランプが苦手であり(ランプはラークショーグナ、ラークシャサの破壊者と呼ばれる)、ベンガルではどの部屋にもランプを持っていくのはラークシャサを除けるためだと説明される。
**関連項目 [#ndde496f]
-[[../ラーヴァナ]]、[[../アラムブシャ]]、[[../アラーユダ]]、[[../ヴァーターピ]]、[[../婆羅門魅]]、[[../羅刹]]

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参考資料 - [[資料/99]]:; [[資料/70]]:


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