[[TopPage]]
#csv2newpage(インド, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)
//,バインシャースラ,Bhainśāsura,インド,[[資料/38]]:157-58,"Crooke 1896, The Popular Religion and Folklore of Northern India. vol. 1. p. 46.",, ガンジス川沿岸にあるミルザプールの有名な淵バレーワに潜んでいる水牛の亡霊。&br; 昔、一人の牛飼いがバレーワのほとりで水牛の群れを放牧していたところ、淵の水が怒って、牛飼いもろとも水牛を全て飲み込んでしまった。溺死した水牛たちは、その後バインシャースラという恐ろしい悪魔となって、ナーガやナーギー(蛇神)とともに淵に棲み、人々を恐れさせている。人々は家禽、卵、ヤギを捧げた後ではないとバレーワ淵で魚をとることはできない。&br; また、バインシャースラは穀物霊であるともされ、穀物が実るころにもこの亡霊を鎮めなければならない。,&br;
//,ダーナヴァ,Dānava,インド,[[資料/70]]:,[[キーワード/悪魔]],दानव, 「ダヌの子」。&br; 女性形:ダーナヴィー(Dānavī)。&br; 悪魔の一種。ダイティヤと並び称される。&br; その語源は、カシュヤパ・プラジャーパティが妻の1人であるダヌに産ませたことに由来する。,[[../ダイティヤ]]
//,ダイティヤ,Daitya,インド,[[資料/70]]:,[[キーワード/悪魔]],दैत्य, 「ディティの息子」。&br; 悪魔の一種。ダーナヴァと並び称される。&br; その語源は、カシュヤパ・プラジャーパティが妻の1人であるディティに産ませたことに由来する。ヒラニヤークシャ、ヒラニヤカシプなどは第一世代のダイティヤである。,[[../ダーナヴァ]]
//,ガンダルヴァ,Gandharva,インド,,[[キーワード/音楽]],गन्धर्व, 音楽を奏でる半神。,[[../*gʷhondherṷos
//,プレータ,"Preta, Pret",インド,[[資料/99]]:,[[キーワード/餓鬼]] [[キーワード/霊魂]],, 奇形や体の不自由な人、早産の死霊であるといわれる。&br; このようなわけでインドでは一般にプレータやピシャーチャは生きている人間に対して悪いことをなすと考えられているが、次のようなプロセスを踏んで成仏?するところもあるらしい。この場合、人が死んでから一定の期間のあいだの、その人の魂のことである。&br; まずプレータは、自分の死んだあとに家の周りにいる。そして10のピンダという祭儀が行われるまで死者はプレータであり、ナーラーヤナバラ(Nārāyanabala)の儀式によって、死者はピシャーチャとなる。その上にサピンディカラナ(Sapindikarana)という儀式を執り行い、死者は聖なる存在ピトリへと昇格される。,[[../ピシャーチャ]]、[[../餓鬼]]
//,プルシャ,Puruṣa,インド,[[資料/116]]:,[[キーワード/巨人]] [[キーワード/宇宙的]],, 「人間」「男性」。原初の巨人。&br; 古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』には、彼によって全世界が創造されたという神話がある。それによればプルシャの口がバラモンとなり、両腕はクシャトリヤ、両腿はヴァイシュヤ、両足はシュードラになった。&br; プルシャは、古代インド思想ウパニシャッドでは次第に形而上学的な存在となり、アートマン(我)と同一視されるようになった。サーンキヤ学派では精神的原理をプルシャと呼ぶようになった。,[[../ユミル]]
//,サムドラール,Samudrāru,インド,[[資料/283]]:,[[キーワード/魚]],, 巨大な魚ティミンのこと。,[[../ティミン]]
//,ティミ・ティミン・ギラ,Timi-timin-gila,インド,[[資料/283]]:,[[キーワード/魚]],, ティミン・ギラ・ギラのこと。,[[../ティミン・ギラ・ギラ]]、[[../ティミン]]
//,ティミン,Timin,インド,[[資料/283]]:,[[キーワード/魚]],, 別名:サムドラール。&br; 非常に大きな魚。とにかく大きいらしいが、「ティミンを飲み込むもの」という意味のティミン・ギラという魚がまだ上にいる。漢訳仏典では提弥魚。&br; 語源的に、アラビアの竜ティンニーンと関係があるともいわれる(cf.タンニーン)。,[[../タンニーン]]、[[../ティミン・ギラ]]、[[../ティミ・ティミン・ギラ]]、[[../サムドラール]]
//,ティミン・ギラ,Timin-gila,インド,[[資料/283]]:,[[キーワード/魚]],, 「ティミンを飲み込むもの」。&br; とてつもなく巨大な魚であるティミンを飲み込むことができるほど巨大な魚のこと。ちなみに更に大きな魚がいて、それはティミン・ギラ・ギラまたはティミ・ティミン・ギラと呼ばれる。,[[../ティミン]]、[[../ティミン・ギラ・ギラ]]
//,ティミン・ギラ・ギラ,Timin-gila-gila,インド,[[資料/283]]:,[[キーワード/魚]],, 「ティミン・ギラを飲み込むもの」。&br; 別名:ティミ・ティミン・ギラ。&br; とてつもなく巨大な魚であるティミンを飲み込むことができるほど巨大な魚であるティミン・ギラを飲み込むことが出来るほど巨大な魚のこと。,[[../ティミン・ギラ]]、[[../ティミ・ティミン・ギラ]]
//,サラマー,Saramā,インド,[[資料/142]]:; [[資料/283]]:,[[キーワード/犬]],सरमा, インドラの飼っている雌犬。冥界の番犬である2頭のサーラメーヤたちの母親犬である。&br; 『リグ・ヴェーダ』においては、魔族のパニ族と対等に渡り合っている。,[[../サーラメーヤ]]、[[../パニ]]
//,ブラフマラークシャサ,Brahma-rākṣasa,インド,[[資料/102]]:,[[キーワード/霊魂]],, 悪鬼の一種。婆羅門の財産や家族を奪ったものが死んで幽霊になったもの。人を祟る。,[[../婆羅門魅]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,ガヤール,Gayāl,インド,[[資料/99]]:,[[キーワード/霊魂]],, 死霊の一種。子供のない死霊。習慣的な儀式をおこなわずに死んだため、子供たちに有害である。,[[../ブート]]
//,タール・ビール,Tār Bīr,インド,[[資料/99]]:,[[キーワード/霊魂]],, ブートの一種。タール(椰子の木)から落ちて死んだものの死霊。,[[../ブート]]
//,ナーギヤ・ビール,Nāgiya Bīr,インド,[[資料/99]]:,[[キーワード/霊魂]],, ブートの一種。蛇にかまれて死んだ人の死霊。,&br;
//,バガウト,Baghaut,インド,[[資料/99]]:,[[キーワード/霊魂]],, 虎に殺された人間の死霊(ブート)。とくに恐れられている。,[[../ブート]]
//,ビジャリヤ・ビール,Bījaliya Bīr,インド,[[資料/99]]:,[[キーワード/霊魂]],, インドの死霊ブートの一種。火で死んだものの霊。,[[../ブート]]
//,カルナプラーヴァラナ,Karṇaprāvaraṇa,インド,[[資料/44]]:; [[資料/391]]:261-62; [[資料/392]]:s.v.,[[キーワード/耳]],, 古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』に言及されている異民族(複数形でカルナプラーヴァラナースKarṇaprāvaraṇrāsと表記されている)。詳細は記されていない[392:s.v.]。&br; 長い耳たぶを持った人々。その耳たぶでもって体を覆っているという。「ラクダ耳の人々」「耳たぶに手を持つ人々」「唇の近くに耳たぶを持つ人々」などといわれている。&br; 『マツヤ・プラーナ』によれば、カルナプラーヴァラナはナリニー河近くに住んでいる。ナリニー河はターマラ、ハンサマールガ、サムーフカ、プールナを流れ、そして山の中腹からカルナプラーヴァラナたち、アシュヴァムカたち、パルヴァタマル、山のステップ、そしてルーミーマンダラを通って大洋へと注ぎ込む([[資料/391]]:261-62])。&br;&br; 19世紀になってもなお、ヒンドゥスタン地方には両耳たぶにくるまって寝る人々についての伝承が伝わっていた[44]。,[[../ランバカルナ]]
//,アヴァグラー,"Avagráh, Avagraho",インド,[[資料/255]]:,[[キーワード/蛇]],,&br; シッタカ語における、伝説の蛇の名前。ビルマ語におけるニャン。,&br;
//,アヒルブドニヤ,Ahirbudhnya,インド,[[資料/142]]:; [[資料/116]]:,[[キーワード/蛇]],, 『リグヴェーダ』6.50などに名前が出てくる蛇。深淵、または天の海にすむ。&br; プラーナ文献では、シヴァの別名、マルト神群の一人ともいわれる。,&br;
//,ヴァーハナ,Vāhana,インド,[[資料/116]]:,[[キーワード/乗り物]],, 「乗り物」。&br; 神々が乗っている獣や鳥などのこと。ハンサ、ガルダ、ナンディン、マカラなど。,[[../マカラ]]
//,ピシャーチャ,"Piśāca, Pishacha, Pisaca, Pishaca",インド,[[資料/70]]:; [[資料/99]]:,[[キーワード/食人]]、[[キーワード/霊魂]],पिशाच, 食肉鬼のこと。&br; ラーヴァナがランカーに来たときは、自分たちのもともとの主だったクヴェーラに背いてこの魔王を王位につけた。&br;&br; インドの地方では、ピシャーチャは魂の最後の安住を得た発展段階のことであるともされる(プレータの項目参照)。,[[../プレータ]]
//,エーカパーダ,Ekapāda,インド,[[資料/390]]:414; [[資料/393]]:656,[[キーワード/隻脚]],, 古代インド、前千年紀後半の文書にみられる異民族。サンスクリットでいう「蛮人」「異民族」ムレーッチャの一種であるとされた[390:414]。また、一本足なのに素早く走る、ともされた[393:656]。&br; 「一本脚」という意味で、おそらくギリシアのスキオポデスのように脚が一本しかない姿をしていたと想定されていたのだろう。,[[../スキオポデス]]、[[../ランバカルナ]]
//,ヴィディヤーダラ,Vidyādhara,インド,[[資料/116]]:,[[キーワード/総称]],, 女性形:ヴィディヤーダリー。&br; 別名:カーマルーピン、ケーチャラ、ナバシュチャラ。&br; 「知識をもつもの」。&br; 天上と地上の間に住む下級の神格。,[[../ナバシュチャラ]]、[[../カーマルーピン]]、[[../ケーチャラ]]
//,ランバカルナ,Lambakarna,インド,[[資料/390]]:414,[[キーワード/耳]],, 古代インド、前千年紀後半の文書にみられる異民族。サンスクリットでいう「蛮人」「異民族」ムレーッチャの一種であるとされた。&br; 「大きな耳」という意味で、おそらくギリシアのパノティイやインドのカルナプラーヴァラナのように耳が巨大な人種であると想定されていたのだろう。,[[../エーカパーダ]]、[[../カルナプラーヴァラナ]]
//,スパルナ,Suparṇa,インド,[[資料/102]]:,[[キーワード/鳥]],सुपर्ण, ガルダのこと。,[[../ガルダ(仏教)]]、[[../ガルダ(インド)]]、[[../ガルダ(密教)]]
//,アシパトラ,Asipatra,インド,,[[キーワード/鳥]],, 「鉄の翼」。&br; 外見は普通の鳥だが、爪は刃物のようで、翼は鎌のように鋭く、通過したものを何でも切ってしまう。&br;&br; ※書きかけ,&br;
//,アプサラス,Apsaras,インド,,[[キーワード/天女]],अप्सरस, 天に住む水の精霊。美しい女性の姿をしている。,[[../アドリカー]]、[[../バーシー]]
//,アウダンバラー,,インド,[[資料/473]]:134,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 血液に生ずる。,&br;
//,ケーシャーダ,,インド,[[資料/473]]:134,[[キーワード/病気]],, 「毛髪を食うもの」。&br; インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 血液に生ずる。,&br;
//,サウラサ,,インド,[[資料/473]]:134,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 血液に生ずる。,&br;
//,ジャントゥマータラ,,インド,[[資料/473]]:134,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 血液に生ずる。,&br;
//,ローマーダ,,インド,[[資料/473]]:134,[[キーワード/病気]],, 「体毛を食うもの」。&br; インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 血液に生ずる。,&br;
//,ローマドヴィーパ,,インド,[[資料/473]]:134,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 血液に生ずる。,&br;
//,アントラーダ,,インド,[[資料/473]]:134-35,[[キーワード/病気]],, 「内臓を食うもの」。&br; インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; カパ(体液の一種?)に生ずる。,&br;
//,ウダラーヴエーシュタ,,インド,[[資料/473]]:134-35,[[キーワード/病気]],, 「腹に入るもの」。&br; インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; カパ(体液の一種?)に生ずる。,&br;
//,サウガンディカ,,インド,[[資料/473]]:134-35,[[キーワード/病気]],, 「芳香をもつもの」。&br; インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; カパ(体液の一種?)に生ずる。,&br;
//,ダルバプシュパ,,インド,[[資料/473]]:134-35,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; カパ(体液の一種?)に生ずる。,&br;
//,チュル,,インド,[[資料/473]]:134-35,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; カパ(体液の一種?)に生ずる。,&br;
//,フリダヤーダ,,インド,[[資料/473]]:134-35,[[キーワード/病気]],, 「心臓を食うもの」。&br; インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; カパ(体液の一種?)に生ずる。,&br;
//,カケールカ,,インド,[[資料/473]]:135,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 大便に生ずる。,&br;
//,サウスラーダ,,インド,[[資料/473]]:135,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 大便に生ずる。,&br;
//,サシューラカ,,インド,[[資料/473]]:135,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 大便に生ずる。,&br;
//,マケールカ,,インド,[[資料/473]]:135,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 大便に生ずる。,&br;
//,マハーグダ,,インド,[[資料/473]]:135,[[キーワード/病気]],, 「大腸に棲息するもの」?。&br; インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; カパ(体液の一種?)に生ずる。,&br;
//,レーリハー,,インド,[[資料/473]]:135,[[キーワード/病気]],, インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』第19章によれば、人の体内に生ずる虫(今で言う寄生虫や病原菌、ウィルスのようなもの?)の一種。&br; 大便に生ずる。,&br;
//,サーラメーヤ,Sārameya,インド,[[資料/283]]:; [[資料/295]],[[キーワード/冥界]] [[キーワード/犬]],, 冥界王ヤマの番犬。シャバラとシュヤーマの2頭がおり、いずれも眼が4つある。インドラの犬サラマーの子供である。&br; 『リグ・ヴェーダ』10.14では、この犬たちは冥界へいたる道を監視しており、聖別された人の魂だけが降伏な死後の生活を約束される、とされている。また、『アタルヴァ・ヴェーダ』のなかでは、サーラメーヤたちはヤマの使者、つまり死神のようなものであるとされており、死につつある人を導くとされる。&br; 『マハーバーラタ』においては、犬がユディシュティラと兄弟たちを来世へと先導する。&br;&br; ちなみに、この犬たちを形容する言葉にシャルヴァラというのがあるが、これは語源的にはギリシアの冥界の番犬ケルベロスと関係があるらしい。4つの眼というのも、本来は双頭だったことを意味するのではないか、という説もある。また、インドと兄弟関係にあるイランの世界観でも、あの世には4つ眼の犬がいるとされる。,[[../サラマー]]、[[../ケルベロス]]、[[../シャバラ]]、[[../シュヤーマ]]
//,シャバラ,Śabala,インド,[[資料/295]],[[キーワード/冥界]] [[キーワード/犬]],शबल, 「斑のある」。&br; ヤマの番犬であるサーラメーヤのうちの一頭。,[[../サーラメーヤ]]
//,シュヤーマ,Śyāma,インド,[[資料/295]],[[キーワード/冥界]] [[キーワード/犬]],, 「黒」。&br; ヤマの番犬であるサーラメーヤのうちの一頭。,[[../サーラメーヤ]]
//,ギラー,,インド,[[資料/158]]:,[[キーワード/霊魂]],, 水死した人の霊。水辺に住み、人の名前を呼んで道を迷わせたり、人を引きずり込んで殺したりする。なお、ギラーの髪が見つかると、この亡霊は発見者の永久的な奴隷となる。,&br;
//,サマンダ,,インド,[[資料/158]]:,[[キーワード/霊魂]],, 相続人がなかったり、葬式が適切に行われなかったり、欲が深かった人の幽霊。,&br;
//,ゾーテング,,インド,[[資料/158]]:,[[キーワード/霊魂]],, 漁夫及びイスラム教徒の幽霊。2つの木に足をかけてとどまっており、この木の下をくぐり抜けてしまった人には不幸が訪れる。頭がない。,&br;
//,デバツァール,,インド,[[資料/158]]:,[[キーワード/霊魂]],, ヴァルナ(カースト制)でいうところのシュードラの幽霊。,&br;
//,ハダル,,インド,[[資料/158]]:,[[キーワード/霊魂]],, 出産後10日以内で死んだか、生理中に死んでしまった女性の幽霊。墓場またはタマリンドの木に棲んでいる。正面から見るとまるまると太っているが、後ろから見るとその姿は死体だという。,&br;
//,ブラフマ・サマンダ,,インド,[[資料/158]]:,[[キーワード/霊魂]],, 欲深いバラモンの幽霊。,&br;
//,ムンジャ,,インド,[[資料/158]]:,[[キーワード/霊魂]],, 結婚前に死んだバラモンの幽霊。菩提樹の木にとどまり、体中に小さな鈴をつけ、その鈴を鳴らしてしまった人にに乗り移る。,&br;
//,アパスマーラ,Apasmāra,インド,[[資料/102]]:,,अपस्मार, 悪鬼の一種。記憶力を失わせる病気や癲癇をつかさどる悪神。,[[../作忘者]]、[[../阿波悉魔羅]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,ウンマダ,Unmada,インド,[[資料/102]]:,,, 悪鬼の一種。,[[../作顛者]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,カタプータナ,Kaṭa-pūtana,インド,[[資料/102]]:,,, 悪鬼の一種。,[[../体臭者]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,シャクニグラハ,Śakuni-graha,インド,[[資料/102]]:,,, 悪鬼の一種。,[[../禽魅]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,チャーヤー,Chāyā,インド,[[資料/102]]:,,, 悪鬼の一種。,[[../鎮影者]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,プータナ,Pūtana,インド,[[資料/102]]:,,, 悪鬼の一種。,[[../臭者]]、[[../富多那]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,レーヴァティーグラハ,Revatī-graha,インド,[[資料/102]]:,,, 悪鬼の一種。一種の病気をつかさどる悪神。奎宿(レヴァティー。二八宿の一つ)の祟り。,[[../腹行魅]]、[[../『翻訳名義大集』にある悪鬼の名称(梵語)]]
//,カーマルーピン,,インド,[[資料/116]]:,,, 下級の神格ヴィディヤーダラのこと。,[[../ヴィディヤーダラ]]
//,ケーチャラ,,インド,[[資料/116]]:,,, 下級の神格ヴィディヤーダラのこと。,[[../ヴィディヤーダラ]]
//,ナバシュチャラ,,インド,[[資料/116]]:,,, 下級の神格ヴィディヤーダラのこと。,[[../ヴィディヤーダラ]]
//,ハンフ・サブロ?,Hanh Saburo,インド,[[資料/174]]:,,, 吸血鬼的存在。,&br;
//,カティ・アンカンマ,Kati Ankamma,インド,[[資料/302]]:719,,, 死者が埋葬されたり火葬されたりするところの女神。死体の中に住み、若い子供を殺し、火事を起こし、家畜を屠るとされる。,&br;
//,アスラ,Asura,インド,[[資料/99]]:,,असुर, デーヴァ神族に敵対する魔族。&br; 『リグヴェーダ』ではヴァルナやミトラなど多くの神々がアスラと呼ばれていたが、時代を下るに連れてその意味合いは悪くなっていった。そして、最終的には完全に悪い種族であるとみなされるようになった(ただし、ヴァルナやミトラなどアスラ神群に属していた神々は悪い存在だとは考えられていない)。イランにおける逆のプロセスについては、ダエーワの項目参照。&br;&br; 民間説話には、次のような話が伝わっている。&br; あるとき、2人のアスラが砦をどちらが先に完成させるかを競った。片方はビジャイガル山、もう一人はクンダコット山で仕事を始めたが、距離はだいたい12マイルほど離れていた。ビジャイガル山のアスラは道具を落としてしまったが、暗闇だったので灯りをつけて探した。それを見たクンダコット山のアスラは太陽が昇ったものだと勘違いして、相手のアスラの仕事が終わったものだと思ってしまい、途中で仕事をやめてしまった。そこでビジャイガル山の鳥では残っており、クンダコットのほうには大きな石が残っているだけである。&br;&br; 仏教では仏法に帰依して再び善神の立場に返り咲いているが、インドラとの対決のようなヒンドゥー教神話も多く残されている(『長阿含経』など)。阿修羅、修羅などと表記される。,[[../ダエーワ]]、[[../ジャランダーラ]]
//,ラークシャサ,"Rāksasa, Rakshasa",インド,[[資料/99]]:; [[資料/70]]:,,राक्षस," 女性形:ラークシャシー(Rāksasī, Rakshasi, Raksasi)。&br; 叙事詩においては、ラーヴァナを頭領としてスリランカに住んでいた、とされる悪鬼たち。&br; 漢訳仏典では「羅刹」と表記される。&br; その姿は多様で、あるものは美しいが、手が長かったり、恐ろしい姿をしていたり、痩せていたり、身長が小さかったり、太っていたり、巨人だったり、目が一つだったり、耳が一つだったり、腹が大きかったり、歯が飛び出していたり、足が曲がっていたり、頭が蛇やロバ、馬、象だったり、などさまざまなものがいた。&br;&br; 民間伝承上では、ラークシャサは悪霊の一種に近い存在である。木の上に住み、夜中に人間の身体に取り憑いて病気を引き起こし、旅人を道に迷わせる。ランプが苦手であり(ランプはラークショーグナ、ラークシャサの破壊者と呼ばれる)、ベンガルではどの部屋にもランプを持っていくのはラークシャサを除けるためだと説明される。",[[../ラーヴァナ]]、[[../アラムブシャ]]、[[../アラーユダ]]、[[../ヴァーターピ]]、[[../婆羅門魅]]、[[../羅刹]]
//,チュレル,Churel,インド,,,, 別名:チュダイル。&br; 階級の低い人間の幽霊。生前望みを達せずに死んだ幽霊の中で最も恐ろしい。,&br;
//,マカラ,Makara,インド,,,मकर,,[[../ヴァーハナ]]、[[東南アジア/マコーン]]
//,モンキー・マン,Monkey man*,インド,,,, 2001年にニューデリー付近に現れ人々を襲いつづけている(現在形)なぞの人物?。モンキーマン出没の報に驚いて飛び降り死亡した人も続出。,&br;
//,ヤクシャ,"Yakṣa, Yaksha",インド,,,यक्ष, 夜叉のこと。,[[../マニバドラ]]、[[../ヤッカ]]
//,ヤック,Yakku,インド,,,,,&br;
//,ラーフ,Rāhu,インド,,,राहु, 日食を引き起こす、首だけの悪魔。,[[../羅睺]]、[[../アリカ]]、[[../レアフ]]、[[../アリカ(シベリア)]]、[[../嘎拉珠]]
//,アシラス,Asiras,インド、オカルティズム,[[資料/86]]:,[[キーワード/無頭]],, 「頭のない」。&br; 梵語。頭のないエレメンタル(元素の霊魂)を意味する(らしい)とゲティングズは言っている。始祖民族の最初の2民族は頭がなかったため(肉体的な体もなかったが)アシラスと呼ばれることがある。,[[../始祖民族]]、[[../エレメンタル]]
//,アグラ・サーンダーニー,Agra-sandhani,インド、オカルティズム,[[資料/86]]:,[[キーワード/冥界]],, 前世の生活記録から新しい死者の審判を判読する記録者。閻魔様の前で罪状を読み上げる存在ってこと。,&br;
//,シャラバ,Śarabha,インド、仏教,[[資料/102]]:,[[キーワード/多脚]],शरभ, 八足獅のこと。8本の足がある獣。,[[../八足獅]]、[[../『翻訳名義大集』にある動物の名称(梵語)]]
//,ヒラニヤークシャ,Hiraṇyākṣa,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,[[キーワード/悪魔]],, ヴィシュヌ神の第1の化身(アヴァターラ)である「猪」と対決した悪魔。ヒラニヤカシプの兄弟で、カシュヤパ・プラジャーパティとディティの息子。&br; ヴィシュヌである猪は、水中に没していた大地をその牙で救い上げた。すると、ヒラニヤークシャが棍棒を持って猪の姿のヴィシュヌに襲いかかった。しかし、ヴィシュヌは何の苦もなくヒラニヤークシャを殺したのであった。&br; ヒラニヤークシャ自身が大地を水中に沈めていたため、ヴィシュヌがこの悪魔を殺したという伝承もある。,[[../ヒラニヤカシプ]]、[[../パラヴァードー・ナーガラージャー]]
//,ヒラニヤカシプ,Hiraṇyakaśip,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,[[キーワード/悪魔]],, ヒラニヤークシャの兄弟である魔王。カシュヤパ・プラジャーパティとディティの息子。&br; その昔、ヒラニヤークシャはヴィシュヌに殺されたことがあった。兄弟であるヒラニヤカシプはヴィシュヌを恨んで復讐を誓い、マンダラ山の洞窟で激しい苦行をおこなった。その苦行はあまりに激しく、世界は炎によって苦しんだ。そこで神々はブラフマーのところへ行って助けを求めた。&br; ブラフマーは世界を救うためにヒラニヤカシプの苦行を受け入れ、どんな望みでもかなえることにした。ヒラニヤカシプの身体はほとんど蟻に食われていたが、ヴィシュヌは聖水をかけてこの悪魔の姿を元通りにした。ヒラニヤカシプはブラフマーを讃美し、&br; 「人間によっても、獣によっても、神々やアスラや大蛇たちのよっても殺されることのないように」&br; という願望を伝えた。ブラフマーは、そのすべてをヒラニヤカシプに与えた。&br; もはや無敵、不死身となったヒラニヤカシプは世界の征服をすませ、ヴィシュヴァカルマンが造った大インドラの宮殿をその住居とした。神々はもはや打つ手がなくなり、ヴィシュヌのところへ助けを求めた。&br; その頃、ヒラニヤカシプの息子の1人にプラフラーダという子がいた。プラフラーダはヒラニヤカシプと異なり非常に徳の高い息子であり、ヴィシュヌに帰依していた。彼を憎んだ父は何度もプラフラーダを殺させうと試みたが、ことごとく失敗に終わった。それどころか、この息子はアスラの子弟たちを感化してしまったのである。&br; そこで、ヒラニヤカシプはとうとう自ら剣を持ち、息子を殺すことにした。魔王は柱を叩いた。すると、その中から恐ろしい音響が聞え、そしてヴィシュヌ神たる人獅子のヌリシンハが現われた。ヌリシンハは「人間」でもなければ「動物」でもない姿をしていた。ヒラニヤカシプの願望の中に、「人獅子によっても殺されない」という条件はなかったのである。ヌリシンハはその鋭い爪でヒラニヤカシプを殺し、そして世界を救ったのであった。&br; プラフラーダはその後にヴィシュヌにヒラニヤカシプの深い罪業を清めてくれるように求め、ヴィシュヌはその願いをかなえた。&br;&br; 魔王ニクンバは彼の家系である。,[[../ヒラニヤークシャ]]、[[../プラフラーダ]]、[[../ニクンバ]]
//,ヴァーリン,Vālin,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/猿]],वालिन्, 猿王スグリーヴァの兄。スグリーヴァを追放して国を支配していたが、ラーマの助けを得た彼によって殺された。,[[../スグリーヴァ]]
//,アーユス,Āyus,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/蛙]],, 蛙の王。『マハーバーラタ』だと人間のうちのひとり。,&br;
//,アクーパーラ,Akūpāra,ヒンドゥー,[[資料/334]]:,[[キーワード/亀]] [[キーワード/宇宙的]],अकूपार, ヒンドゥー教の世界観において、世界を支える亀。&br; よく知られている絵にあるように、インドの世界観では亀の上に「ローカパーラ」という象が乗り、そしてその上に世界が乗っている。そして、アクーパーラ自身は世界を包み込むアナンタ蛇の上に乗っている。,[[../ローカパーラ]]、[[../アナンタ]]
//,ピトリ,Pitṛ,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,[[キーワード/霊魂]],पितृ, 祖先の霊のこと。祖霊界に住んでいる。,[[../ソマパ]]、[[../バリーシャッド]]
//,アガ,Aga,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,[[キーワード/蛇]],, 蛇の姿の悪魔。クリシュナに殺された(『バーガヴァタ・プラーナ』10.8-15)。,&br;
//,カーリヤ,Kāliya,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,[[キーワード/蛇]],, クリシュナ伝説(『バーガヴァタ・プラーナ』10.16)に登場する竜。とある像(ビクトリア・アンド・アルバート博物館蔵)では、頭が4つあるように表現されている。&br; その昔、毒蛇カーリヤはヤムナー河畔の湖に棲みついていた。この蛇の毒は非常に強く、ヤムナー川は毒の火によって煮えたぎり、通る生き物は毒に当たって死んでしまうほどだった。&br; そこで、クリシュナはその毒水に飛び込んだ。怒ったカーリヤはクリシュナに巻きついたが、クリシュナの身体はどんどん大きくなっていき、耐え切れなくなってしまった。蛇はクリシュナを放し、そして再び攻撃を開始した。しかし、素早いクリシュナはカーリヤの鎌首の上に乗り、そこで踊りを始めた。クリシュナは全宇宙をその体内に内蔵していたのである。カーリヤは重みに耐え切れなくなり、血を吐いて倒れて気絶してしまった。&br; 悲歎に暮れたカーリヤの妻は、クリシュナをたたえて命乞いをした。そこでクリシュナはカーリヤを助けて意識を回復させた。カーリヤは手を合わせて(あるのか?)許しを願った。クリシュナは、カーリヤに、川から離れて海に行くように命じた。&br; 彼らは一族を引き連れて、海の中のラマナカ島へと移り住んだのであった。,&br;
//,シェーシャ,Śēṣa,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,[[キーワード/蛇]],शेष, ナーガラージャの一人。&br; ヴィシュヌを最高神とする神話では、原初の水の上で、ヴィシュヌはシェーシャ(またはアナンタ)の上に横たわって眠っていたとされる。,[[../アナンタ]]
//,ヴァースキ,Vāsuki,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/蛇]] [[キーワード/宇宙的]],वासुकि, 別名:ナーガラート、ナーガラージャ、ナーゲーンドラ、サルパラージャ、パンナガ、パンナラート。&br; ナーガの王。乳海攪拌のときに紐になってしまった。&br; インドの世界観をあらわす有名な絵で宇宙を取り巻いている蛇はヴァースキのことである。,[[../ナーガ]]、[[../ウロボロス]]
//,アナンタ,Ananta,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,[[キーワード/蛇]] 世界,अनन्त, 強大なるナーガの王。&br; 原初のとき、世界には唯一者たるヴィシュヌ神と、その蛇アナンタ(またはシェーシャ)しか存在せず、ほかはただ水が無限に広がっているだけだった。アナンタはヴィシュヌの寝台の役割を果たしており、ヴィシュヌはその上で瞑想して寝ていた。&br; 4000ユガの永劫の時ののち、ヴィシュヌのへそから世界蓮(ローカ・パドマ)が生えてきて、そこから創造神ブラフマーが誕生した。そしてブラフマーは世界を創造した(『バーガヴァタ・プラーナ』3.8)。&br; また、大海攪拌のときには、神々が引き抜くことができなかったマンダラ山を引き抜き、攪拌の準備にそなえた。&br;&br; クリシュナの神話においては、アナンタはクリシュナの兄としてローヒニーの胎内に入り、そこからバララーマとして転生することになる(『バーガヴァタ・プラーナ』など)。,[[../アナンタボガ]]、[[../シェーシャ]]、[[../無辺竜王]]、[[../アクーパーラ]]、[[../アナントー・ナーガラージャー]]
//,アイラーヴァタ,Airāvata,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]],, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。東を守護するインドラが乗っている。,[[../ローカパーラ]]、[[../アブラマータンガ]]
//,ローカパーラ,Lokapāla,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 「世界を守るもの」。&br; 世界を守る方位の神のことであるが、それぞれの神の乗る雄象のこともローカパーラと呼ぶ。よく知られているインドの世界観をあらわした絵で、亀の上に乗っている象たちのことである。&br; インドラの象はアイラーヴァタあるいはアブラマータンガ。&br; アグニの象はプンダリーカ。&br; ヤマの象はヴァーマナ。&br; スーリヤの象はクムダ。&br; ヴァルナの象はアンジャナ。&br; ヴァーユの象はプシュパダンタ。&br; クヴェーラの象はサールヴァバウマ。&br; ソーマの象はスプラティーカ。,[[../アクーパーラ]]、[[../アイラーヴァタ]]、[[../アンジャナ]]、[[../ヴァーマナ]]、[[../クムダ]]、[[../サールヴァバウマ]]、[[../スプラティーカ]]、[[../プンダリーカ]]、[[../プシュパダンタ(象)]]
//,アブラマータンガ,Abhramātaṅga,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 「雲の象」。&br; アイラーヴァタの別名の一つ。,[[../アイラーヴァタ]]
//,アンジャナ,Añjana,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。西を守護するヴァルナが乗っている。,[[../ローカパーラ]]
//,ヴァーマナ,Vāmana,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。南を守護するヤマが乗っている。,[[../ローカパーラ]]
//,クムダ,Kumuda,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。南西を守護するスーリヤが乗っている。,[[../ローカパーラ]]
//,サールヴァバウマ,Sārvabhauma,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。北を守護するクヴェーラが乗っている。,[[../ローカパーラ]]
//,スプラティーカ,Supratīka,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。北東を守護するソーマが乗っている。,[[../ローカパーラ]]
//,プシュパダンタ(象),Puṣpadhanta,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。北西を守護するヴァーユが乗っている。,[[../ローカパーラ]]
//,プンダリーカ,Puṇḍarīka,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/象]] [[キーワード/宇宙的]],पुण्डरीक, 世界を守護する神々が乗る象ローカパーラの一つ。南東を守護するアグニが乗っている。,[[../ローカパーラ]]
//,ドゥルヨーダナ,Duryodhana,ヒンドゥー,,[[キーワード/人間]]、[[キーワード/魔神]],, ドゥリヨーダナ。&br; 『マハーバーラタ』の悪役、戦争の元凶。,&br;
//,カラグニ,Kalagni,ヒンドゥー,[[資料/86]]:,[[キーワード/多頭]],, 「時間の炎」。&br; ゲティングズの事典によれば「ヒンドゥ教の女神シヴァによって作られた千の頭を持つ怪物」。シヴァは男のはずだが。よくわからない。,&br;
//,バーシー,Bhāsī,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/鳥]],, アプサラスを生んだといわれる鳥の王。,[[../アプサラス]]
//,ジャタヤ,Jataya,ヒンドゥー,[[資料/334]]:,[[キーワード/鳥]],, 非常に大きい、人間の頭をした鳥。&br; ガルーダの息子で、同じような鳥のサムパティと兄弟である。ラーヴァナによって殺されたため、サムパティは復讐を試みた。,&br;
//,カランダ,Karanda,ヒンドゥー,[[資料/86]]:,[[キーワード/鳥]],, カラヴィンガのこと。,[[../カラヴィンガ]]
//,アドリカー,Adrikā,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,[[キーワード/天女]],, アプサラスの一人。&br; アドリカーは、あるバラモンに呪いをかけられ魚に姿を変えてしまっていた。魚となっていたアドリカーが川を泳いでいたところ、木の葉が彼女の口に触れた。しかし葉にはヴァス族の王ウパリチャラの精子が落とされていたために妊娠した。漁師がこの魚を捕らえて腹を裂くと、男女の双生児が出てきた。漁師は双子を王のもとへ持っていった。すると、アドリカーは呪いから解き放たれ、天に戻っていった。,[[../アプサラス]]
//,アルシ,Arushi,ヒンドゥー,,[[キーワード/天体]],, どの母音が長音かわからず。&br; 太陽神スーリヤの馬車を引く馬。赤い色で、アルシャに次ぐ6頭の馬のうちの1頭。,[[../アルシャ]]
//,アルシャ,Arusha,ヒンドゥー,,[[キーワード/天体]],, どの母音が長音かわからず。&br; 太陽神スーリヤの馬車を引く馬。赤い色で、先頭にたって引いている。,[[../アルシ]]
//,ジャラ・トゥルガ,Jala-Turga,ヒンドゥー,[[資料/334]]:,馬,, 水馬。長く伸びた水のなかにすむ肉食怪物。,[[../ケルピー]]
//,アクシャ,Akśa,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, 『マハーバーラタ』によれば、魔王ラーヴァナの長男。ハヌマーンによって殺された。,[[../ラーヴァナ]]
//,アラーユダ,Alāyuda,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, バカースラの兄弟のラークシャサ。バーラタ戦争でカウラヴァ側についたが、ビーマセーナ、ガトートカチャと戦い倒れた。,[[../ラークシャサ]]
//,アラムブシャ,Alambusa,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, リシュヤシュリンガの子供のラークシャサ。バーラタ戦争で、カウラヴァ側に立って戦ったが、ガトートカチャと戦い倒された。,[[../ラークシャサ]]
//,アンダカ,Andhaka,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, 「盲目の者」。&br; ヒラヌヤークシャの里子。ものを見ることは出来たが、盲目のように歩いた。天界から神聖なパーリジャータの木を奪おうとしたので、シヴァに殺された。&br; また、シヴァは殺せなかったのでヴィシュヌに助けを求め、やっと殺したという神話もある。,[[../ヒラヌヤークシャ]]
//,インドラジット,Indrajit,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, 「インドラに打ち勝った者」。&br; 魔王ラーヴァナの息子メーガナーダのこと。名前は、インドラを打ち破ったことがあるから名づけられた。,[[../ラーヴァナ]]、[[../インドラチット]]
//,ヴァーターピ,Vātāpi,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, ヴィプラチッティとシンヒカーのあいだに生まれたラークシャサ。,[[../ラークシャサ]]
//,ヴァジュラナーバ,Vajranābha,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, アスラの一人。娘プラバーヴァティーはクリシュナの息子プラディユムナと結婚した。,&br;
//,ヴィヴィンダヤ,Vivindhaya,ヒンドゥー,[[資料/116]]:,,, 『マハーバーラタ』に登場するアスラ。チャールディーシュナと闘って殺された。,&br;
//,ヴィビーシャナ(ラーヴァナの弟),Vibhīṣaṇa,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,,विभीषण, 『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』において、魔王ラーヴァナの弟とされる存在。&br; 『マハーバーラタ』では、まず、ブラフマーの息子にプラスティヤがいた。そしてプラスティヤと雌牛の間に、ヴァイシュラヴァナ(=クベーラ)という息子がいた。ヴァイシュラヴァナはプラスティヤを差し置いてブラフマーにばかり仕えていたので、プラスティヤは怒って自らの分身であるヴァイシュラヴァスを誕生させた。一方、ヴァイシュラヴァナのほうはブラフマーの恩寵を得て、ラクシャスたちの住んでいる都市ランカーを自分のものとした。&br; ヴァイシュラヴァナは、父プラスティヤとその分身ヴァイシュラヴァスをなだめるために、3人のラクシャーシー(ラクシャス女)を献上した。彼女たちは非常によく父を満足させたため、ヴァイシュラヴァスは彼女たちに子供を授けた。それがすなわちクンバカルナ、ラーヴァナ、ヴィビーシャナ、カラ、シュールパナカーであり、このうちヴィビーシャナはマーリニーというラクシャーシーから誕生した。&br; いろいろあって、ラーヴァナはランカーからヴァイシュラヴァナを追放してそこの王位についた。ヴァイシュラヴァナはガンダルヴァ、ヤクシャ、ラクシャス、キンプルシャたちをひきつれてガンダマーダナ山へ去り、ラーヴァナに呪いをかけたのであった。ヴィビーシャナは徳が高く敬虔であったためヴァイシュラヴァナにつき従い、その結果この神からヤクシャとラクシャスの将軍に任ぜられた。&br; 『ラーマーヤナ』では、ブラフマーの息子にプラスティヤという梵仙がおり、彼の呪詛により王仙トリナビンドゥの娘からヴァイシュラヴァスが産まれた。ヴァイシュラヴァスは聖仙バラドゥヴァージャの娘デーヴァヴァルニニーとの間にヴァイシュラヴァナをもうけた。このころラークシャサのマーリヤヴァットとスマーリン、マーリンという三兄弟はヴィシュヌに追われてランカーに住んでいた。スマーリンの娘カイカシーはヴァイシュラヴァスに嫁ぎ、そこからラーヴァナ、クンバカルナ、シュールパナカー、そしてヴィビーシャナが誕生したのである。,[[../ラーヴァナ]]、[[../クンバカルナ]]
//,クンバカルナ,Kumbhakarṇa,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,,, ラーヴァナの兄弟。ヴァイシュラヴァスとラクシャーシーのプシュポートカター、またはヴァイシュラヴァスとカイカシーの間に誕生した。&br; 詳細な系譜はヴィビーシャナの項目参照。,[[../ラーヴァナ]]、[[../プシュポートカター]]、[[../カイカシー]]、[[../ヴィビーシャナ(ラーヴァナの弟)]]
//,パールシュヴァマウリ,,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,,, 「冠の傾いた者」。&br; ヤクシャの勇士であるマニバドラの別名。,[[../マニバドラ]]
//,プシュポートカター,Puṣpotkaṭā,ヒンドゥー,[[資料/70]]:,,, ヴァイシュラヴァナ(クベーラ神)が、父であるプラスティヤと、その分身である聖者ヴァイシュラヴァスに献じた3人のラークシャシーのうちの1人。ほかはラーカーとマーリニー。&br; このラークシャシーたちは舞踏や歌に長けており、プラスティヤを喜ばせるのに努力したため、この聖者は満足して彼女たちの望みをかなえ、世界守護神にも似た素晴らしい息子を授けた。&br; そのうちプシュポートカターから産まれたのがクンバカルナと魔王ラーヴァナである。,[[../クンバカルナ]]、[[../ラーヴァナ]]、[[../ラーカー]]、[[../マーリニー]]
//,ヴィトゥンダ,Vitunda,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,カイタバ,Kaitabha,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,カバンダ,Kabanda,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ガヤースラ,Gayasura,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,カラ,Khara,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,キンナリー,Kimnari,ヒンドゥー,,,, キンナラの女性形。,[[../緊那羅]]
//,クヴァラヤーピーダ,Kuvalayapida,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,クシャナダーチャラ,Ksanadacara,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,クンバーンダ,Kumbhanda,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,コータヴィー,Kotavi,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ジャムバ,Jamba,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ジャラー,Jara,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,シュールパナカー,Surpankha,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,シュムバ,Sumbha,ヒンドゥー,,,, 悪魔の一種。&br; ネパールでは仮面舞踏劇「マハカリ・ピャクン」の中で女神に退治される。,&br;
//,デーヌカ,Dhenuka,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ドヴィヴィダ,Dvivida,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,トゥンダ,Tunda,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ドーンド,Dond,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,トリナーヴァルタ,Trinavartha,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ナーガ,Nāga,ヒンドゥー,,,नाग, 蛇の神格化されたもの。竜王。,[[../ヴァースキ]]、[[../アナンタボガ]]、[[../竜王]]
//,ナラカ,Naraka,ヒンドゥー,,,नरक,,&br;
//,ニヴァータカヴァチャ,Nivatakavaca,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ニシュムバ,Nisumbha,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,バーナ,Bana,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,バカ,Baka,ヒンドゥー,,,बक,,&br;
//,パンチャジャナ,Pancajana,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ヒディムバー,Hidimbha,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,プララムバ,Pralamba,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,プローマン,Puloman,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,マーリーチャ,Marica,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,マサーン,Masan,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,マダ,Mada,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,マドゥ,Madhu,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ムラ,Mura,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ムンダ,Munda,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,メーガナーダ,Meghanada,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ヤートゥ,Yatu,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,ラーヴァナ,Rāvaṇa,ヒンドゥー,,,, 『ラーマーヤナ』に登場する悪役。ラークシャサの王で、ラーマの妻シータをさらって監禁したことが戦争の発端となる。&br; 仏教辞書『翻訳名義大集』においては、哮吼子のこと。仏典では音訳として羅波那王とされる。,[[../アクシャ]]、[[../ラークシャサ]]、[[../インドラジット]]、[[../哮吼子]]、[[../ヴィビーシャナ(ラーヴァナの弟)]]、[[../クンバカルナ]]、[[../プシュポートカター]]、[[../マニバドラ]]、[[../アシャパ]]
//,ラクシャシー,Raksasi,ヒンドゥー,,,,,&br;
//,マニバドラ,Maṇibhadra,ヒンドゥー、仏教,[[資料/70]]:,,, ランカーからカイラーサ山に去ったヴァイシュラヴァナ(クベーラ)の部下であるヤクシャの勇士。&br; ラーヴァナが三界を征服しようとしたとき、マニバドラは大変優れた活躍をおこない、多くのラークシャサたちを殺害した。これに怒ったラーヴァナはマニバドラの冠を打ち、彼の冠は傾いた。そのため、マニバドラはパールシュヴァマウリと呼ばれるようになった。&br; ちなみに、このときヴァイシュラヴァナはラーヴァナの棍棒に打たれて失神し、倒れた。兄を打ち倒したラーヴァナは喜んで、天車プシュパカを奪ってカイラーサ山から引きあげたのであった。,[[../ラーヴァナ]]、[[../ヤクシャ]]、[[../パールシュヴァマウリ]]


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