*ケテヴ・メリリ [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Ketev Meriri, Keteb Mereri}; 地域・文化:ユダヤ ---- ケテブ・メレリ。~ 『詩篇』91:6がもとになっている悪霊。タルムードの「ペサヒム」では、ケテヴ・メリリは朝に行動し、昼は[[../ケテヴ・ヤシュド・ゾホライム]]が行動するとされている。 タンムズ月の1日から16日にかけて活発に活動する。また、ミドラッシュではケテヴ・メリリはタンムズ月の17日からアヴ月の9日まで活動するとされている。13世紀、ゼデキア・アナブ(Zedekiah Anav)は『シッボレイ・ハ-レケト』('''Shibbolei ha-Leket''')1:203で、ケテヴ・メリリはこれらの日、とくに罰を受けることもなく君臨しつづけるとしている。『詩篇』91:3についてのミドラッシュでは、彼は全身が鱗や毛に覆われているとされ、中心には一つ眼があり、日の光と影の間を玉のように転がっている。それをみたものは誰でも地面に崩れ落ちるという。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../ケテヴ]]、[[../ケテヴ・ヤシュド・ゾホライム]] -[[キーワード/隻眼]] [[キーワード/白昼]] ---- 参考資料 - [[資料/7]]:; [[資料/197]]: