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#csv2newpage(ユダヤ教, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)
//,ビラル,"Bilar, Bilad, bilid",ユダヤ,[[資料/7]]:,[[キーワード/悪魔]],, アシュメダイに続く第三の悪魔の王。&br; ビラルという名前はベリアルに由来するものだが、これは一度ユダヤ教の伝統から出て再びユダヤ教の伝統に戻ってきたために名前が違うものとなっている。そしてまた、ベリアルとは違う存在だと認識されている。「実践的カバラ」文献で重要な役割を担うという。ビラルはビレトとしてドイツ魔術の文脈の上でファウスト伝説と関連付けられた。&br; アムステルダムで1648年に出版された『ベリト・メヌハー』(Berit Menuḥah)にはこの悪魔の印章が掲載されている。,[[../ベリアル]]、[[../アスモデウス]]
//,ハラマ,Ḥalama,ユダヤ,[[資料/7]]:,一週間,, スペインのカバラにおいて、悪魔たちの3人の王の一人。,[[../サマエル]]、[[../カフカフニ]]
//,シデロス,Sideros,ユダヤ,[[資料/306]]:,[[キーワード/吸血]] [[キーワード/出産]],, ギリシア語で「鉄」。&br; 別名:ギロー(Gyllow)。&br; 吸血鬼の妖怪。&br; あるところに、12、または6人の子供を身ごもった女性がいた。しかしシデロスは生まれるたびに赤ん坊を貪り食った。女性はもうそろそろ次の子供が生まれようとするときに、鉄の扉によって守られている部屋に逃げた。シデロスはその中に入ることが出来なかった。しかし彼女の3人の兄弟(または聖者)であるSnwyとSnsnwyとSmnglfが彼女を助けようと中に入ったとき、変装したシデロスも中に入り、赤ん坊を殺して食ってしまった。三人の兄弟は海の真中でこの悪魔を捕らえ、赤ん坊を吐き出させて、二度と、自分たち3人の名前によって守られたところには入ってはならないと約束させた。&br; 古代から初期中世にかけてイラクで大量に出土する魔術用のボウルに、このような記述が見られるらしい。,[[../リリス]]
//,パルガ,Palga,ユダヤ,[[資料/7]]:,樹 排泄物,, タルムードの「ペサヒム」に紹介されている悪霊。ヤシの樹の切り株に排泄して、そこの近くの人に悪影響を与える。,&br;
//,デュダイム,Dudaim,ユダヤ,[[資料/72]]:; [[資料/197]]:,[[キーワード/植物]],, ドゥダイム。&br; 人の姿をしており、葉っぱが大きい樹。ユダヤの伝承によれば、ニネヴェとバグダードの間の庭園に、他の樹木と並べて植えられていたという。,[[../バロメッツ]]
//,ゴーレム,Golem,ユダヤ,,[[キーワード/彫像]],, ユダヤ教の僧侶ラビが作成した粘土の人形。もちろんただの人形ではなく、生命を吹き込まれているために生きており、動くことが出来る。ラビの命令に従う奴隷である。12-13世紀ごろにはゴーレムを作る秘法が作られており、それはユダヤの神秘主義カバラの技術を必要とするもので、面倒なことをやって頭に「真理」を意味するemethを書く。すると動くが、時たま暴走することがあり、そういう場合はeを消し去りmethにすればよいとされる。methは「死」という意味だからである。,&br;
//,バル・ヤクレ,Bar Yachre,ユダヤ,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]],, 古代ユダヤの伝説に現れる巨鳥。また、マルコポーロの記述にも現れる。,[[../ルフ]]
//,アグラト・バト・マハラト,Agrath bat Mahalath,ユダヤ,[[資料/7]]:,[[キーワード/魔王]],, バビロニア・タルムードの「ペサヒム」では、悪霊たちの女王とされている悪魔。一万の従者悪魔を従える。&br; 古くは空中に出没し、どの時間帯にもその力を振るうことができたが、ハニナ・ベン・ドサが彼女を威圧して人々の多い地域への出入りを禁止させた。ただ、ハニナは彼女の願いを少し聞き入れ、水曜日の夜とシャバト前夜にだけは活動してもいい、ということになった。&br; 後に、バビロニアのアモラ(賢者)であるアバイエは彼女を人々のいる地域から追い出した。それでもなおアグラトは狭い路地といったところで人々を待ち構えているという。,[[../アグラト]]、[[../アスモデウス]]、[[../イグラト・バト・マハラト]]
//,カフカフニ,Kafkafuni,ユダヤ,[[資料/7]]:,[[キーワード/魔王]],, スペインのカバラにおいて、悪魔たちの3人の王の一人とされている存在。,[[../ハラマ]]、[[../サマエル]]
//,ナーマ,Naamah,ユダヤ,[[資料/7]]:,[[キーワード/魔王]],, ユダヤの、悪の母として知られる四人の悪霊のうちの一人。ハイイム・ヴィタルは、ナーマがダマスクスを支配しているとした。,[[../リリス]]、[[../アスモデウス]]
//,ルヘ,Ruhe,ユダヤ,[[資料/7]]:,[[キーワード/無眼]],, タルムードの「ペサヒム」にされている悪霊。ケイパーの茂みに棲んでいる。目がない。,&br;
//,シャブリリ,Shabriri,ユダヤ,[[資料/7]]:,[[キーワード/盲目]],, 「盲目」&br; 水曜日やサバトの前夜に水溜りや川に近づいたもの、水を飲んだものに危害を加える悪霊。この時間帯は悪霊全般が活動的になる。しかし、「シャブリリ ブリリ リリ ・・・」というような呪文を唱えればこの悪霊に対して有効な対策になるという。,&br;
//,アイロ,Ailo,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]、[[../エイロ]]
//,アビト,Abito,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 預言者エリヤによってリリスの口から発せられた、彼女の17の別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,アビトゥ,Abitu,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,アビュズ,Abyzu,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,アブロ,Abro,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,アベコ,Abeko,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 預言者エリヤによってリリスの口から発せられた、彼女の17の別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,アミズ,"Amiz, Amizu",ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]、[[../アミゾ]]
//,アミゾ,Amizo,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 預言者エリヤによってリリスの口から発せられた、彼女の17の別名のうちの一つ。,[[../リリス]]、[[../アミズ]]
//,アル,Alu,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,アルダド・リリ,Ardad Lili,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]、[[../アルダト・リリー]]
//,イク,'Ik,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,イゾルポ,Izorpo,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 預言者エリヤによってリリスの口から発せられた、彼女の17の別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,イタ,Ita,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 預言者エリヤによってリリスの口から発せられた、彼女の17の別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,イルス,'ils,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 無数に存在するリリスの別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,エイロ,Eilo,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 預言者エリヤによってリリスの口から発せられた、彼女の17の別名のうちの一つ。,[[../リリス]]、[[../アイロ]]
//,オダム,Odam,ユダヤ,[[資料/282]]:,,, 預言者エリヤによってリリスの口から発せられた、彼女の17の別名のうちの一つ。,[[../リリス]]
//,ケテヴ,Ketev,ユダヤ教,[[資料/7]]:,破壊,, 旧約聖書「詩篇」91:6に言及されている、「破壊」の擬人化である悪魔。圧倒的な力の昼の暑さの象徴であり、ギリシアやローマの悪魔学でも知られていたという。,[[../ケテヴ・メリリ]]
//,デヴェル,Dever,ユダヤ教,[[資料/7]]:,[[キーワード/病気]],, 「病気」。&br; 旧約聖書「ハバクク書」3:5で、レシェフと共にヤハウェと行進するとされている存在。「詩篇」91:5-6では闇を歩く存在であるとされている。なお、「詩篇」のこの個所に出てくる様々な名詞は悪魔的な存在と考えられた。,[[../ヘズ]]、[[../パハド]]、[[../レシェフ]]
//,サマエル,Samael,ユダヤ教,[[資料/7]]:,[[キーワード/魔王]],, 「神の毒」。&br; 悪魔の王に名付けられる名前の一つ。&br; スペインのカバラでは、悪魔たちの3人の王の一人だとされた。,[[../ハラマ]]、[[../カフカフニ]]、[[../キヴァ]]
//,ヘズ,Ḥeẓ,ユダヤ教,[[資料/7]]:,矢,, 旧約聖書『詩篇』91:5に言及されている、矢の擬人化である悪魔。,[[../デヴェル]]
//,セイリム,Seʿirim,ユダヤ教,[[資料/356]]; [[資料/7]]:,,, 旧約聖書「レヴィ記」17:7、「歴代志下」11:15、「イザヤ書」13:21、34:14に現われる邪神などの名前。&br; サテュロス、「山羊の魔神」と訳される(複数形)。毛のはえた魔物と考えられる。「イザヤ書」では、リリスと共に廃墟に現われる魔物だとされている。,[[../サテュロス]]、[[../リリス]]
//,レシェフ,"Resheph, Reshef",ユダヤ教,[[資料/7]]:s.v.,,, ヤハウェの配下にある悪霊。もとはカナンの疫病の神だが、聖書に取り入れられて悪霊のような存在だとされた。『ハバクク書』3:5では、ヤハウェはデヴェルやレシェフと共に戦場を突き進む、とある(唯一神がすべてを支配する、という立場の旧約では、悪霊でさえ神の意思の支配下にあるとされた)。『民数記』では単に「疫病」や「炎の矢」を示す語となっている。,[[../デヴェル]]
//,アグシュケロー,Agshkeloh,ユダヤ教,,,, 「破壊者」。&br; セフィロトの樹のヘセドに対応する悪魔。頭領はアシュタロト(アスタロト)。,[[../アスタロト]]
//,イェフディアム,Jehudiam,ユダヤ教,[[資料/282]]:,[[キーワード/天使]],, ゾハルによれば、高潔さを司る天使。神の70の宝の鍵を運んでいる。,&br;
//,パハド,Paḥad,ユダヤ教,[[資料/7]]:,恐怖,, 旧約聖書「詩篇」91:5に言及されている、「恐怖」の擬人化である悪魔。,[[../デヴェル]]
//,マヴェト,"Mavet, Mawet",ユダヤ教,[[資料/7]]:,[[キーワード/死神]],מָוֶת, マーウェス。&br; 「死」。ヤハウェの配下にある悪霊。&br; 「マヴェト」はヘブライ語の普通名詞「死」をも意味するが、旧約聖書『イザヤ書』28:15、『エレミヤ書』9:20では擬人化され、ウガリトの死の神モトに比較できる存在となっている。,&br;
//,ネハーシーム・セラーフィーム,"Nəḥāšîm śərāp̄îm, Nehashim seraphim",ユダヤ教,1,[[キーワード/蛇]],נְחָשִׁים שְׂרָפִים, 「炎の蛇」。&br; 旧約聖書『民数記』第21章第6節にある、不実なイスラエルの民に対してヤハウェが送った聖獣。この蛇にかまれたモノは死んだが、モーセの作った青銅の蛇を見ると癒された。&br; セラーフィームはそのまま天使のセラーフィームと同じであり、関係のある存在だと思われる。,[[../セラフィム]]
//,クリフォト,Kliphoth,ユダヤ教,[[資料/86]]:,[[キーワード/悪魔]],, クリポト、ケリッポトなどカタカナ表記は一定していない。&br;&br; もとは「殻」を意味する言葉なのだが、ルリアらのカバラ思想によって、ユダヤ教悪魔学の中に取り入れられた。ただし普通クリフォトと言っても悪魔そのものを意味するのではなく、むしろセフィロトに対置される悪魔の領域全体を意味するものである。ゲティングズによればクリフォトは現在悪魔やエレメンタリーと混同されているらしいのでこの事典の項目に入れておいた。&br;&br; 普通の意味でのクリフォトについての解説も掲載予定。,[[../エレメンタリー]]
//,アルカー,"ʿAluqah, Aluga, Aluka",ユダヤ教,[[資料/7]]:; [[資料/356]]:; [[資料/174]]:,[[キーワード/吸血]],, 「馬蛭」。&br; 『箴言』30:15に<blockquote>&br;蛭の娘はふたり。&br;その名は「与えよ」と「与えよ」。&br;</blockquote>とある。ここは、ヘブライ語では単に馬蛭という意味だったが、アラビア語の文献で吸血鬼と言及されると、その2人の娘とともに化け物のようなものであると考えられるようになった。&br; アラビアのアルグール(グール)に対応するといわれるが、吸血鬼だったり魔王だったりされることもある。,[[../グール]]、[[../アルグール]]
//,リリス,"Lîlîṯ, Lilith, Lilit",ユダヤ,[[資料/306]]:;7:,[[キーワード/夢魔]] [[キーワード/魔女]],לִילִית, 正確にはリーリース。メソポタミアのリリートゥがその原型。&br; 旧約聖書では『イザヤ書』34:14に現われる魔物の一種。ここではセイリムと共に廃墟に出没する存在とされている。紀元前には、リリスは人間と共に住み、性的な夢魔として男性の夢の中に現われる存在だとされた。また、アルスラン・タシュの呪文ではリリスは子供をさらう妖怪であると考えられていた。&br; ユダヤ教神秘主義の経典『ゾハル』1:55aには、リリスは女魔ナーマと共に最後の審判の日まで生き延びるとある。ハイイム・ヴィタルは、リリスがローマを支配するとした。&br; 一般的な伝説では、リリスは、聖書正典の物語には登場しないが、アダムの第一の妻だったといわれている。ユダヤの伝承によれば、神は最初にリリスをアダムの妻にやった。しかしリリスはあまりにアダムから自由に遊んでおり、悪魔との子供までもうけていたので神はリリスと縁を切り、アダムに従順な、アダム自身から生まれたエヴァを作り出したという。リリスとその娘たち(リリムまたはリリンという)はその後も世界中に広がり、たびたび夢の中に現れてはまじめな男性に性的妄想を抱かせたという。リリスがアダムの妻であるという伝承は『ベン・シラのアルファベット』という、9-10世紀にイラク・イランのユダヤ人コミュニティで作成された書物で広まり、この書物は中世ヨーロッパの伝承に大きな影響を与えた。この書物によれば、リリスを防ぐのに役立つ天使の名前はSNWY、SNSNWY、SMNGLF(またはセノイSenoi、センシノイSensinoi、セマンゲラフSemangelaf)である。&br;&br; ※↓に並んでいる名前は、ほとんどがリリスの別名です。,[[../カリーナ]]、[[../ラミア]]、[[../シデロス]]、[[../リリン]]、[[../ピズナイ]]、[[../アグラト]]、[[../マハラト]]、[[../ナーマ]]、[[../オビツォト]]、[[../エトレリア]]、[[../セイリム]]、[[../アルダト・リリー]]、[[../リリートゥ]]、[[../アイロ]]、[[../アヴィトゥ]]、[[../アビト]]、[[../アビュズ]]、[[../アブロ]]、[[../アベコ]]、[[../アミズ]]、[[../アミゾ]]、[[../アルダド・リリ]]、[[../イク]]、[[../イゾルポ]]、[[../イタ]]、[[../イルス]]、[[../エイロ]]、[[../オダム]]、[[../カカシュ]]、[[../カネー]]、[[../カリ]]、[[../ガルル]]、[[../ギロウ]]、[[../ケア]]、[[../ケマ]]、[[../ゲロウ]]、[[../ココス]]、[[../サトリナ]]、[[../ザフリエル]]、[[../ゼフォニト]]、[[../タルト]]、[[../ティルト]]、[[../バトナ]]、[[../パトロタ]]、[[../パルタサー]]、[[../ビトゥアー]]、[[../ペトロタ]]、[[../ポズ]]、[[../ポド]]、[[../ラフィ]]、[[../ラマッス(リリス)]]、[[../アビトゥ]]、[[../アル(ユダヤ)]]、[[カフカス/アル]]、[[../ウェルゼリヤ]]、[[../タクラト]]、[[../ザルニ]]、[[../ハルダス]]、[[../ブズナイ]]


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