地域・文化:山海経・中山経
釐山の獣。怒った犬に似ているが、鱗があり、豚のタテガミのような毛が生えている。
「𤢺」の字は『山海経』以外に見当たらず、「獺」のほうが正しいとする注釈もあるが(清代、畢元『山海経箋新校正』)、郭璞が音自体は「蒼頡」の「頡」であると注記しているため、必ずしもそうとは言えないとする説もある(清代、郝懿行『山海経箋疏』)。
参考資料 - 資料/25:275