#csv2newpage(中央アメリカ, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)
//,カマソッツ,Camazotz,マヤ,[[資料/254]]:,蝙蝠,, 「死の蝙蝠」。&br; マヤの絵文書には、一方の手に供儀の刀を、他方に獲物を持った姿で描かれている。&br; キチェー族の神話『ポポル・ヴフ』においては、カマソッツたちは地下の国シバルバーの「蝙蝠の館」に集団で棲んでおり、現われるものは何でも手に持っている硬い棒で打ち殺してしまうとされた。,[[../カマロッツ]]
//,アルス,Alux,マヤ,[[資料/254]]:,,,,&br;
//,ヴクブ・カキシュ,Vucub Caquix,マヤ,[[資料/254]]:,,,,&br;
//,カブラカン,Cabracan,マヤ,[[資料/254]]:,,,,&br;
//,シパクナ,Zipacna,マヤ,[[資料/254]]:,,,,&br;
//,シュルー,Xulu,マヤ,[[資料/254]]:,,, 水の妖精。,&br;
//,チュガナール,Chuganal,マヤ,[[資料/254]]:,,, 黄疸の擬人化。,&br;
//,キシン,Kisin,マヤ,[[資料/302]]:720,,, 地下世界の邪神。地震を起こす。,&br;
//,パコク,Paqok,マヤ,[[資料/302]]:724,,, 夜中の妖怪。女性を襲う。,&br;
//,ツォロム,,マヤ,,,,,&br;
//,イキ・バラム,Iqi-Balam,マヤ・キチェ,,[[キーワード/方位]],, 「月のジャガー」。四つの方位を守る動物バラムのうちの1頭。,[[../バラム]]
//,バラム,Balam,マヤ・キチェ,,[[キーワード/方位]],, 「ジャガー」。&br; マヤの文化において、四つの方位を守護するとされるジャガーのこと。&br; 近代のマヤの民間伝承では、4頭のジャガーは自然の守護者で、人々や村、農耕地を守るとされている。,[[../四神]]、[[../イキ・バラム]]、[[../バラム・アガブ]]、[[../バラム・キチェ]]、[[../マフカタハ]]、[[../ソロモン王の72の魔神]]
//,バラム・アガブ,Balam-Agab,マヤ・キチェ,,[[キーワード/方位]],, 「夜のジャガー」。四つの方位を守る動物バラムのうちの1頭。,[[../バラム]]
//,バラム・キチェ,Balam-Quitzé,マヤ・キチェ,,[[キーワード/方位]],, 「笑うジャガー」。四つの方位を守る動物バラムのうちの1頭。,[[../バラム]]
//,マフカタハ,Mahukatah,マヤ・キチェ,,[[キーワード/方位]],, 「有名な名前」。4つの方位を守る動物バラムのうちの1頭。,[[../バラム]]
//,イシュプールプヴェック,,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/鳥]],, 地下の国シバルバーの花の番人。プフユーと組んでいる。&br; 2人(2羽?)は一晩中相手の名前を叫びあって花の番をしていたが、双子の英雄フンアフプーとイシュバランケーが放った小さな蟻がせっせと花を切り取っているのにも気付かず、そして自分たちの尻尾や羽根を噛み切っているのにも気付かぬまま一晩が過ぎていった。シバルバーの主たちは番人たちを罰し、口を引き裂いた。こうして、フクロウの口は今でも引き裂かれたままなのである。&br; 現在ではイシュプールプヴェックもプフユーも「フクロウ」という意味である。&br;&br; 物語の詳細についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../プフユー]]
//,カキシュ・トゥクール,Caquix-Tucur,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/鳥]],, 「おうむ・ミミズク」。&br; シバルバーの使者であるミミズクアフポップ・アチフの1羽。背中が赤い。,[[../アフポップ・アチフ]]
//,チャビ・トゥクール,Chabi-Tucur,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/鳥]],, 「矢・ミミズク」。&br; シバルバーの使者であるミミズクアフポップ・アチフの1羽。矢のように速い。,[[../アフポップ・アチフ]]
//,プフユー,,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/鳥]],, 地下の国シバルバーの花の番人。イシュプールプヴェックと組んでいる。&br; 現在ではイシュプールプヴェックもプフユーも「フクロウ」という意味である。&br;&br; 物語の詳細についてはフン・カメーの項目参照、番人についてはイシュプールプヴェックの項目参照。,[[../イシュプールプヴェック]]、[[../フン・カメー]]
//,アフポップ・アチフ,Ahpop Achih,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/鳥]] 使者,, 人間の敵が住む地下の国シバルバーの使者である4羽のミミズク。それぞれチャビ・トゥクール、フラカン・トゥクール、カキシュ・トゥクール、ホロム・トゥクールという名前であった。&br; 「アフポップ・アチフ」は、キチェーの首長、または長者の位を表す称号であるという。&br;&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第2章では、アフポップ・アチフはフン・フンアフプーとヴクブ・フンアフプーに、シバルバーの主たちがシバルバーで球戯をしたいといっているから来い、という伝言を伝えた。&br; また、第3章では、フン・フンアフプーの唾によって身ごもったイシュキックが、シバルバーの主の1人である父のクチュマキックに不貞を疑われて供犠にされようとしたとき、この鳥たちが彼女を殺して心臓を持っていくためのヒカラと石刀を持ってきた。しかしイシュキックは、鳥たちに、自分は無実であるから殺したら貴方たちは罪人になってしまう、フン・カメーとヴクブ・カメーも「私のものになってしまう」と警告し、おとりの樹液を使って心臓をでっち上げさせた。イシュキックはアフポップ・アチフを祝福したため、鳥たちはシバルバーの主ではなくイシュキックに仕えることを誓った。&br;&br; 物語の詳細についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../チャビ・トゥクール]]、[[../フラカン・トゥクール]]、[[../カキシュ・トゥクール]]、[[../ホロム・トゥクール]]
//,フラカン・トゥクール,Huracán-Tucur,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/隻脚]],, 「一本足・ミミズク」。&br; シバルバーの使者であるミミズクアフポップ・アチフの1羽。一本足である。,[[../アフポップ・アチフ]]
//,ホロム・トゥクール,Holom-Tucur,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/無脚]],, 「頭・ミミズク」。&br; シバルバーの使者であるミミズクアフポップ・アチフの1羽。頭と羽根だけあり、脚がない。,[[../アフポップ・アチフ]]
//,アハルガナー,Ahalganá,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/病気]],, 「水痘の出る病気」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、アハルプーとともに、人間にチュガナールという病気を起こす役目を与えられた。チュガナールとは、足から膿が流れ、顔が黄色になってしまう病気のことである。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../アハルプー]]
//,アハルプー,Ahalpuh,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/病気]],, 「膿を作るもの」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、アハルガナーとともに、人間にチュガナールという病気を起こす役目を与えられた。チュガナールとは、足から膿が流れ、顔が黄色になってしまう病気のことである。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../アハルガナー]]
//,アハルメス,Ahalmez,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/病気]],, 「ごみをつくる者」「不潔なものを扱う者」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、アハルトコブとともに、人間が家に向かって歩いていたり家の前に来たときに、不幸を与えて倒し、殺してしまう役目を与えられた。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../アハルトコブ]]
//,シック,Xic,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/病気]],, 「鷹(の一種)」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、パタンとともに、人間を突然血を吐かせて急死させてしまう役目を与えられた。彼らは人間を肩に担いで、喉と胸を締め上げて殺してしまうのである。,[[../フン・カメー]]、[[../パタン]]
//,パタン,Patán,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/病気]],, 「皮ひも」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、シックとともに、人間を突然血を吐かせて急死させてしまう役目を与えられた。彼らは人間を肩に担いで、喉と胸を締め上げて殺してしまうのである。,[[../フン・カメー]]、[[../シック]]
//,チャミアバック,Chamiabac,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/病気]]、[[キーワード/飢餓]],,「骨で作った杖を持つ者」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。シバルバーの番兵で、骨の杖を持っている。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、チャミアホロムとともに、人間を極限まで飢えさせて殺し、出っ張っているところを引っ張っていく役目が与えられた。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../チャミアホロム]]
//,チャミアホロム,Chamiaholom,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/病気]]、[[キーワード/飢餓]],, 「しゃれこうべのついた杖を持つ者」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。シバルバーの番兵で、骨の杖を持っている。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、チャミアバックとともに、人間を極限まで飢えさせて殺し、出っ張っているところを引っ張っていく役目が与えられた。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../チャミアバック]]
//,ヴクブ・カメー,Vucub-Camé,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/冥界]],, 「第七・死」。キチェーの儀式暦による名前。&br; 邪悪な存在のいるシバルバーの国の主の筆頭。必ずフン・カメーと対になって現われる。彼らの神話についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../シバルバー]]
//,キクシック,Quicxic,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/冥界]],, 「血の羽根」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第8章に現われる。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]
//,キクレー,Quicré,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/冥界]],, 「血まみれの歯」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第8章に現われる。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]
//,シバルバー,"Xibalbá, Xibalba",マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,[[キーワード/冥界]] [[キーワード/冥界]],, キチェー語における悪魔、または死者。人間の敵が住むと考えられていた地下の国もシバルバーと呼ばれた。&br; ユカタン地方ではシバルバーは「悪魔」の意味で使われている。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部においては、シバルバーは、常に地上の住人たちに敵対する存在がいる国として描かれている。シバルバーの住人たちには神格はなく、恐ろしい顔つきをしており、誰でも彼らの顔を見ると怖がった。その顔には色や油を塗っていた。&br; 彼らは人間に悪事を働くことだけが楽しみであり、悪や、罪や不和を引き起こす。嘘偽り二枚舌に長け、嫉妬深く、横暴であった。気に食わないことがあると、すぐに人々をシバルバーに呼び寄せては騙して殺し、人々の敗北をあざ笑っていた。急死や黄疸、飢餓などを引き起こして人々を殺し、血を流すのが彼らの役目であった。&br; そんなシバルバーの住人も、英雄フンアフプーとイシュバランケーの活躍によって大幅に権力をそがれてしまうことになる。優れた子供や礼儀正しい家来たちはシバルバーから遠ざかり、罪人、悪人、淋しくしている者、薄幸の者、悪徳に身を任せている者だけしか相手にすることができなくなった。&br;&br; 神話の詳細はフン・カメーの項目を参照。&br;&br; なお、バルトロメ・デ・ラス・カサス神父がベラパスで聞き集めた物語の中に、神エシュバランケンが地獄に攻め込んで王たちを引きずり出そうとした、というものがある。地獄の王たちはすんでのところで解放されるが、エシュバランケンは、彼らに「腐ったもの、捨てたもの、臭いものだけがおまえたのものだ」と言ったという。,[[../フン・カメー]]、[[../ヴクブ・カメー]]
//,アハルトコブ,Ahaltocob,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 「悲惨な目に合わす者」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、アハルメスとともに、人間が家に向かって歩いていたり家の前に来たときに、不幸を与えて倒し、殺してしまう役目が与えられた。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../アハルメス]]
//,カマロッツ,Camalotz,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 『ポポル・ヴフ』第1部によれば、原初、神々は木の棒で人形を作った。しかし、それらの人形は人間と呼ぶには余りにもお粗末で神々を崇拝さえしなかったので、神々は彼らを滅ぼすことにした。洪水が起こり、樹脂が天から降ってきた。そしてまた、数々の人類の敵が地上を襲撃したのである。&br; その中で、カマロッツは木の棒の人形の頭を切り落とした。&br;&br; 後に双子の英雄フンアフプーとイシュバランケーを「蝙蝠の館」で襲撃したカマソッツと同じものだろう。,[[../カマソッツ]]、[[../シェコトコヴァッチ]]
//,キクリスカック,,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第8章に現われる。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]
//,クチュマキック,Cuchumaquic,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 「たくさん集まった血」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、シキリパットとともに、人間の血を流す役目が与えられた。&br; また、フンアフプーとイシュバランケーの母イシュキックの父親でもある。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../シキリパット]]
//,コッツバラム,Cotzbalam,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 原初、神々は木の棒で人形を作った。しかし、それらの人形は人間と呼ぶには余りにもお粗末で神々を崇拝さえしなかったので、神々は彼らを滅ぼすことにした。洪水が起こり、樹脂が天から降ってきた。そしてまた、数々の人類の敵が地上を襲撃したのである。&br; その中で、コッツバラムは人形の肉をむさぼり食ってしまった。その姿かたちはよくわかっていないが、獲物を待ち伏せるジャガーだと考えられている。,[[../シェコトコヴァッチ]]
//,シェコトコヴァッチ,Xecotocovach,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 『ポポル・ヴフ』第1部によれば、原初、神々は木の棒で人形を作った。しかし、それらの人形は人間と呼ぶには余りにもお粗末で神々を崇拝さえしなかったので、神々は彼らを滅ぼすことにした。洪水が起こり、樹脂が天から降ってきた。そしてまた、数々の人類の敵が地上を襲撃したのである。&br; その中で、シェコトコヴァッチは木の棒の人形の目をえぐり出した。その姿かたちはよくわからないが、鷲か鷹のような鳥だと推測されている。,[[../カマロッツ]]、[[../コッツバラム]]、[[../トゥクムバラム]]
//,シキリパット,Xiquiripat,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 「空飛ぶ手押し車」。&br; 人間の敵が住む地下の国シバルバーの主の1人。&br; キチェーの神話『ポポル・ヴフ』第2部第1章において、クチュマキックとともに、人間の血を流す役目が与えられた。&br; 詳しい物語についてはフン・カメーの項目参照。,[[../フン・カメー]]、[[../クチュマキック]]
//,トゥクムバラム,Tucumbalam,マヤ・キチェー,[[資料/254]]:,,, 原初、神々は木の棒で人形を作った。しかし、それらの人形は人間と呼ぶには余りにもお粗末で神々を崇拝さえしなかったので、神々は彼らを滅ぼすことにした。洪水が起こり、樹脂が天から降ってきた。そしてまた、数々の人類の敵が地上を襲撃したのである。&br; その中で、トゥクムバラムは人形の骨や神経を打ち砕いた。その姿かたちはよく分かっていないが、トゥクムバラム自体は獏の別名である。,[[../シェコトコヴァッチ]]
*中央アメリカ [#s73dee3f]
現在96項目。
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