*耳衣人 [#p688f02a] CENTER:&size(25){Jienin&br;じえにん}; 地域・文化:仏教 ---- 漢訳『正法念処経』にみえる、東方の異人名。耳を自らの衣服にできるほど巨大な種族。~ この箇所は、『大正大蔵経』本文では「取衣人」となっているが、校訂註にあるように写本によっては「耳衣人」となっており、さらにチベット語訳でははっきりとナパゴンパ(rna ba gon pa)「耳を衣にする人」となっている。このことから、失われたサンスクリット原本では、この箇所は[[カルナプラーヴァラナ>インド/カルナプラーヴァラナ]]だったと推測される(([[資料/995]]:17.))。 **関連項目 [#h76b8200] -[[インド/カルナプラーヴァラナ]] [[西欧/パノティイ]] -[[キーワード/耳]] [[キーワード/怪人]] ---- 参考資料 - [[資料/]]