ボサファボ

Bosafabo

地域・文化:モンゴル


 太古の昔、ドンランの洞窟に赤栗毛のボサファボという神馬がいた。ボサファボの額には白い星があり、王侯から庶民に至るまでこの馬のいるところに雌馬をつれてきて、名馬を残そうとした。現代でも、名馬とされるものの多くはボサファボの子孫であるとされる。
 民俗学者の石田英一郎は、アレクサンドロス王の名馬ブケファロス伝説がモンゴルに伝わってボサファボ(モンゴル語らしくない響きをもつ)伝説になった可能性もあるのではないか、と推測している[38:250]。

関連項目


参考資料 - 資料/38:41, 資料/250


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