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#csv2newpage(南アメリカ, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)
//,イボロキアミオ,Iboroquiamio,ガイアナ,[[資料/302]]:718,,, 悪の神。,&br;
//,ヤウハフ,Yauhahu,ガイアナ・アラワク,[[資料/302]]:728,,, 死に関係がある悪霊。,&br;
//,ヴァティパ,Vatipa,ガイアナ・アリコリ(Aricori),[[資料/302]]:728,,, 悪の神格。ただし崇拝や捧げ物を多く受け取っている。,&br;
//,ヨロック,Yolok,ガイアナ・カリブ諸族,[[資料/380]]:457,[[キーワード/虹]],, 邪悪な精霊。虹のことであり、虹は病気をもたらすとされる。,&br;
//,ドゥイド,Duid,ガイアナ・タルマ、ワピシアナ,[[資料/302]]:715,"Metraux, 1946, Twin Heroes of South American Mythology. JAF 59:114-23, esp. 115.",, 月とみなされることもある悪神。トゥミニカル(tuminikar)の双子。,&br;
//,ヘブ,Hebu,ガイアナ沿岸地域、ブラジル・ワラウ,[[資料/300]]:; [[資料/289]]:,,, ガイアナにおいては、こっけいな精霊。沿岸地域の民族に伝わる神話の多くに登場する。その姿はグロテスクである。&br;&br; ワラウ人の間では、ヘブは茂みの中や水の中、そして空中に存在する精霊のこと。茂みの精霊は毛むくじゃらで、眉毛が突き出ているために物を見るときは背中向きに横たわらなければならない。腹に歯があり、臀部のかわりに炎の心臓がある。人々に病気を起こして死に至らしめることもあれば、発酵飲料がうまくできなかった時にヘブのせいにされることもある。&br; 水のヘブは川に住むもの、海に住むもの、水底に住むものに分類されている。いずれも女性を狙って襲う傾向にあり、その結果は流産に終わる。,[[../マイヒシキリ]]
//,カナイマ,Kanaima,ガイアナ全域,[[資料/289]]:,[[キーワード/総称]],, ガイアナの先住民一般に伝承されている、茂みにひそむ精霊のこと。ある民族の間ではそれは人間の劣化した存在であり、また別のところではやや超自然的な存在であり、森林をさまよい、特に気をつけていない人間を苦しめ不快にさせよう探し回っている妖怪である。,&br;
//,カマウェトー,Camahueto*,チリ,[[資料/221]]:,[[キーワード/牛]],, 巨大な牛の怪物。,&br;
//,ラ・クカ,La cuca,チリ,[[資料/247]]:,[[キーワード/牛]],, 半分女性で半分牝牛の妖怪。&br; ラ・クカはいつも、顔を見られないように覆いをかぶって歩いていた。そして家の中に入りこみ、寝ている人を別のところに運んでいったが、それ以外のことはしなかった。,&br;
//,チャンチーリョ,Chanchillo,チリ,[[資料/247]]:,[[キーワード/魚]],, コキンボの海岸にいる長さ1m半、一番厚いところで70cmの魚。&br; この魚と人間の間には伝統的に友好関係が結ばれていた。漁師が嵐で船をひっくり返されて海に投げ出されたり水に落とされたときに、もし近くにチャンチーリョがいれば背中に人間をのせて、安全な海岸まで運んでくれる。そのため漁師はチャンチーリョをかわいがり、いつも遠くのほうにこの魚が見えると、やさしい言葉をかけて挨拶する。&br; もしチャンチーリョが網にかかり、海に返す前に死んでしまうと、その漁村は悲嘆に暮れ、数日を悲しみのうちに過ごすという。,&br;
//,年をとった雄山羊,El Cabro Viejo,チリ,[[資料/247]]:,[[キーワード/山羊]],, 山岳地帯にすむ、半分人間(ひげの濃い老人)で半分山羊の妖怪。夜中に人が通るとその人の名前を呼び、返事をするとすぐに姿を消し、(以下、訳文がちょっと意味不明)、同じ山脈の遠くのほうで首なしの手足がバラバラになった姿で現れる。また、飛んでいってピレネー山脈にとどまることもある。,&br;
//,ピグチェン,Piguchén,チリ,[[資料/247]]:; [[資料/221]]:,[[キーワード/蛇]] [[キーワード/吸血]],, およそ直径50cmほどので、硬い毛に覆われた、年取った大蛇。色は黒く、翼を持つ。何百年も生きているという。&br; ピグチェンは山に住み、夜飛んできて、サン・ベルナルドやサンチアゴで家畜や人々を舌を出して血を吸った。昼間は古木のくぼみに隠れているが、この蛇が殺して吐き出した家畜の血が流れてきているのでそれと分かる。硬い毛は猛毒を持ち、それは人間が一瞬皮膚に触れただけで即死してしまうので、なかなか捕らえることができない。そういう理由から、ピグチェンを殺すには木ごと燃やすしかなかった。&br; ピグチェンは牛の角笛が弱点なので家畜の被害を防ぐためには絶えず牛の角笛を吹けばよいとされた。この蛇はかすれた音が大嫌いなので、別の牧場に移っていってしまう。人間については、なにかしない限り襲ってくることはないという。&br; また、別の伝承によればピグチェンは尾の長い狐だともいわれ、人間を襲うとされた。他にもピグチェンは上半身が剛毛で覆われた巨大なサソリで、これまた人間や家畜の生き血をすうともされた。,[[../ナグアトル]]、[[../ナグアル]]、[[../ピウィチェン]]
//,大きな眼の少女,La Niña de los Grandes Ojos,チリ,[[資料/247]]:,[[キーワード/邪眼]],, ある夜、サンチャゴのとある町を、少し酔っ払った若者二人組が歩いていた。すると、先のほうで火のように目の輝いた美しい少女が現れた。しかし少女が近づくにつれてその目玉は大きくなり、とうとう体中を覆い隠すほど目玉がでかくなってしまい、その眼で少女は若者をにらみつけた。若者は恐ろしくなり、叫び声を上げて逃げてしまった。&br; グァテマラにカデホという似たような妖怪がいる。,[[../カデホ]]
//,カレウチェ,Caleuche*,チリ,[[資料/221]]:,船,, 魔女の動かす船幽霊。,&br;
//,グアリペニ,,チリ,[[資料/221]]:,[[キーワード/多脚]],, 五本足の羊。,&br;
//,バシリスコ,,チリ,[[資料/221]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/吸血]] [[キーワード/邪眼]],, 4年、または7年以上変われていたニワトリが卵を産むと、それがバシリスコになるといわれる。バシリスコの卵が生まれたときは雌鶏も雄鶏のように時を告げるので、それに気付いたらすぐに卵を燃やし、さらに産んだ雌鶏を殺さなければならないという。&br; バシリスコの卵は、生まれると雌鳥に温められなくても24時間経つと孵化し、蛇のような怪物が生まれる。これは家の床下に入り、そのまま暗闇の中で成長し、ニワトリの姿へと変態する。ニワトリの姿になったバシリスコは、夜な夜な床下から這い出てそこの住人の血を少しずつ吸っていき、最後には住人たちは青ざめて死んでしまう。 他にも、バシリスコは住人の痰(たん)を食べて肺結核で死に絶えさせるという伝承もある。&br; 姿は、トサカが大きく赤い羽毛のニワトリであるとか、トカゲの形をした怪物だとか(クリコ州)、手足がとても短く、頭と目だけが大きいガマ蛙であるとかいわれる。いずれもニワトリの卵から生まれる。&br; クリコ州のトカゲ型のバシリスコは家の壁の割れ目に棲み、人々の血を吸うとされた。ガマ蛙型のバシリスコは、昼間は天井や壁の割れ目に棲み、夜になると眼から青い燐光を発して人々を弱らせ、一家全滅に至らしめるという。,[[../バシリスク]]
//,アリカント,Alicanto,チリ,[[資料/197]]:,[[キーワード/鳥]] 好物,, チリの妖怪鳥である。金銀の鉱脈を探し当て、なんと金銀を餌として食べてしまう鳥で、翼を広げて走るときに金色に光れば金が常食、銀色に光れば銀が常食、だと判断できる。ただ、金属を食べているために体が重く、飛ぶことが出来ない。夜行性であるが光っているために見つけるのは容易で、慎重にアリカントの後をつければ鉱脈を発見することが出来る。,&br;
//,カルチョナ,Calchona,チリ,[[資料/247]]:,[[キーワード/魔女]],, カルチョーナ。魔女のこと。&br; ある男が、それと知らずに魔女と結婚した。しかし、後になって起こった出来事によりにより男は妻が魔女ではないか、と疑いを持った。そこで男は、妻に知られないように彼女を見張っていた。&br; ある夜のこと、妻は一人で裸になって自分の眼をえぐり取り、水を入れた皿に目玉を入れ、体に黒い脂肪を塗り、山羊の皮を身にまとい、野原に出て他の山羊たちと混じった。山羊たちは走りだし、男の視界から消えてしまった。男はすぐに家に帰り、妻が皿に入れておいた目玉と脂肪を近くのどぶ川に捨ててしまった。&br; そして妻は戻ってきたが、目玉も脂肪もないので人間の姿に戻ることが出来ず、それ以来川岸や堤防をさまよっているのが見かけられた。子供たちはこの山羊の足の先に毛の長い房がついているので、それをカルチョーナ(足に毛の生えたもの)と名づけた。&br; 他の民話では子供に脂肪を塗って狐にしたり羊に変身したりするが、結局脂肪を失って元に戻れなくなる。農民たちはさまよえる山羊や羊を、「罪を償う女」としてどこへ入っても自由にさせてやっている。,&br;
//,クエロ,Cuero,チリ,[[資料/247]]:,,, 別名:マンタ。&br; 皮や沼の奥深くに潜んでいる皮、あるいは膜のような妖怪。届く範囲を通る人間、動物、小船を捕らえる。クエロは飛び上がってそれらの邪魔者をヒダにはさみこみ、溺れ死なせ、犠牲者を食べて生きている。&br;,[[../バロン・ビダイ]]
//,ブエラス街の山羊,El Cabro de la Calle de Bueras,チリ,[[資料/247]]:,,, サンチャゴのブエラスにある一本のイチジクの木の根から、毎夜現れていた牡山羊。山羊は町の端から端まで歩き回いたが、それだけだった。ある夜、とある肉屋がその山羊のあとをつけ、何度も何度もナイフで切りつけたが、何の傷を与えることも出来なかった。,&br;
//,歯の生えた赤ん坊,Wl Niño Dentudo,チリ,[[資料/247]]:,,, 一人の農夫が垣根のそばを歩いていると、茂みから赤ん坊の泣き声がしてきた。男が近づいてみると、そこには生後数ヶ月のかわいい赤ん坊がいた。男が赤ん坊を抱き上げあやすと、赤ん坊はニッコリと笑った。しかし、その口には歯が生えていた。驚いた農夫は「赤ちゃん、もう歯が生えてるんだね」というと、その赤ん坊は「牙だよ」といった。よく見てみると、たしかにそれは歯ではなく牙であった。その赤ん坊は悪魔だったのだ。男は赤ん坊を放り投げ、「マリアさま!」と叫んだ。悪魔はそれと同時に爆発し、硫黄臭を残して消え去った。,[[../ブラックドッグ]]
//,背の高い女,La Mujer Larga,チリ,[[資料/247]]:,,, クリコ州ビチュケンにある墓場に現れた女。夜中の12時にとても背の高い姿で現れ、人が近づくと小さくなってスカートを引き裂いた。一番鶏の鳴き声で墓の中に戻っていった。,&br;
//,カルブンコ,,チリ,,,,,&br;
//,ギリビーロ,,チリ,,,, 別名:ネグルビール。,&br;
//,サッポー・フエルソー,,チリ,,,,,&br;
//,ハイド,Hide,チリ,,,,,&br;
//,ワリェペン,Huallepen,チリ,,,,,[[../ワイリェペン]]
//,強蛙,Strong toad,チリ,,,,,&br;
//,ゲクフ,,チリ・アラウカノ,[[資料/281]]:748、[[資料/89]]:289,[[キーワード/雨]],, 豪雨をもたらす精霊。究極の悪の原因とされる(アーサー・コッテルの『世界神話辞典』より)。ウェクフと同一存在かと思われる。,[[../ウェクフ]]
//,ピウィチェン,Piwichen,チリ・アラウカノ,[[資料/281]]:753,[[キーワード/蛇]],, 翼の生えた蛇。たぶんピグチェンと同じ。,[[../ピグチェン]]
//,チェウルフェ,"Cheurfe, Cherufe",チリ・アラウカノ,[[資料/281]]:753、[[資料/307]]:,[[キーワード/食人]],, CheurfeとCherufeの2つのつづりがある。おそらくどちらかが誤植。&br;&br; とても大きな怪物。火山の火口に住み、若い女性を食べる。&br; また、彗星や流星のことでもあるとされ、人を食う巨人であるともいわれる。,[[../チェルーヴェ]]
//,ウェクフ,Wekufü,チリ・アラウカノ,[[資料/281]]:748,,, 別名:ウェクヴ(Huecüvu)、ゲクブなど。&br; 悪性の存在。悪いことのなかでも、特に大ごとではなく、微妙で、隠された、危険な自然の象徴としてウェクフという名前が与えられる。人格化されることもあれば、非人格的な存在であることもある。&br; 最高神ギネチェン(γ[?]ənéchen)などとは異なり、ウェクフに対して祭儀や祈りは捧げられない。シャーマンが儀式を執り行い、ウェクフを追放する。,[[../ゲクブ]]、[[../ゲクフ]]、[[../ウェクヴ]]
//,ゲクブ,Güecubu,チリ・アラウカノ,[[資料/281]]:748,,, ウェクフのこと。,[[../ウェクフ]]
//,ウェクヴ,Huecúvu,チリ・アラウカノ,[[資料/281]]:748; [[資料/302]]:718,,, ピリャンの配下にいる悪霊の集団。姿を変えることができる。,[[../ピリャン]]、[[../ウェクフ]]、[[../ウェクヴェ]]
//,ワイリェペン,Waillepen,チリ・アラウカノ,[[資料/281]]:753,,, 子牛と羊のハイブリッドな幻獣のこと。,[[../ワリェペン]]
//,ヤッチ・マ,Yaccy-ma,チリ・アラカルフ,[[資料/302]]:728,,, 悪天候、不運をもたらす黒い悪神。,&br;
//,アツカンナカナツ,Atskannakanatz,チリ・チェチェヘトとテウェルヘト,[[資料/428]]:598; [[資料/436]]:158,,, 悪霊の一種。18世紀後半の資料に名前が載っている。,&br;
//,チェヌケ,Chenuke,チリ・ティエラデルフエゴのオナ,[[資料/302]]:715,,, 悪霊の一種。,&br;
//,カスピ,Caspi,チリ・ティエラデルフエゴのハウシュまたはマネケンクン,[[資料/302]]:714,[[キーワード/天候]],, 悪の神。気象を支配し、人々を苦しめる。,&br;
//,クルスピク,Curspic,チリ・ティエラデルフエゴのヤハガン(Yahgan),[[資料/302]]:715,[[キーワード/天候]],, 悪天候をもたらす悪の神。,&br;
//,ハウチェリャキーパ,Haučéllakīpa,チリ・ヤフガン,[[資料/357]]:103,シャーマン,, ヤフガン人における、シャーマンを補助する女の精霊。,&br;
//,ハンヌシュ,Hánnush,チリ・ヤフガン,[[資料/357]]:105,[[キーワード/巨人]],, 巨人たち。民間伝承のなかではよく知られた、恐ろしい人食い妖怪である。,&br;
//,ケーシュピフ,Kḗspix,チリ・ヤフガン,[[資料/357]]:99,[[キーワード/霊魂]],, またはコシュピク(Koshpik)。&br; 霊魂のこと。ケーシュピフは死後、東のほうのどこかへ向かうといわれている。,&br;
//,イェファーチェル,Yefā́čel,チリ・ヤフガン,[[資料/357]]:102-4,[[キーワード/守護霊]],, ヤフガン人の一人ひとりに存在する、守護霊のようなもの。取り憑いている個人を、病気や肉体的損傷などのすべての種類の危険から守るのがその役目である。&br; ヤフガン人のメディシン・マン(シャーマンのようなもの。医療祭祀者。イェカムシュyékamush)は夢や幻影のなかで「内なる声」によって自分がメディシン・マンになることを知るが、その時それを教える小さな精霊たちがこのメディシン・マンの守護霊たるイェファーチェルになるという。この精霊から彼は同時に歌も受け取る。&br; 生まれた幼児にたいしてすぐにその子供専門のイェファーチェルが取り憑くようにするのも彼らの仕事である。,[[../ヘシュテカ・イェカムシュ]]
//,ヘシュテカ・イェカムシュ,Héshteka-yékamush,チリ・ヤフガン,[[資料/357]]:103,[[キーワード/小人]],, 小人のような精霊。将来メディシン・マンになる人の夢や幻影のなかに現れる。どうやら、この精霊はのちに選ばれた人のイェファーチェル(守護霊)になるらしい。,[[../イェファーチェル]]
//,ラクマ,Lakúma,チリ・ヤフガン,[[資料/357]]:105,[[キーワード/水]],, 水の精霊たち。民間伝承のなかではよく知られた、恐ろしい人食い妖怪である。,&br;
//,イェターイタ,Yetāita,チリ・ヤフガン,[[資料/357]]:99; 438:99,,, 悪霊の親玉のこと。至高神のワタウイネワ(Watauinéwa)と対をなし、間違ったことをした人々を傷つける(ワタウイネワのほうも、怠け者の命を縮めたり子供の命を奪ったりするから似たようなものであるが)。,&br;
//,アリ・キルクキス?,Ali-kirkcis,チリ・南アラカルフ(Alacaluf),[[資料/302]]:712,,, 別名:タクアトゥ。&br; 悪神。ぼんやりしている人、怠けている人を見つけては連れ去って罰する。,[[../タクアトゥ]]
//,タクアトゥ,Taquatu,チリ・南アラカルフ(Alacaluf),[[資料/302]]:712,,, アリ・キルクキスのこと。,[[../アリ・キルクキス?]]
//,ヤタイタ,Yataita,ティエラ・デル・フエゴのヤーガン,[[資料/302]]:728,,, ワタウイネイワ神とともに、決まりを守らなかったものに罰を下す悪霊。少年少女は通過儀礼でこのことを教わる。,&br;


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