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*鎌鼬 [#d0b0489a]
CENTER:&size(25){Kamaitachi&br;かまいたち};
//カマイタチ
地域・文化:日本全国
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漢字:窮奇、構太刀(いずれも「かまいたち」)。~
山道で通行人の肉を切り裂く魔風。しかし切り口からは流血せず、また痛みも感じられないという。~
愛知県の一部では、魂を奪っていくとされた。
漢字:窮奇、構太刀など。~
山道で通行人の肉を切り裂く魔風。しかし切り口からは流血せず、また痛みも感じられないという。おもに東日本、とくに越前越後あたりに伝わっている。~
古い暦を焼いたものを傷口にはりつければよいともいう。
鎌鼬は、文字通り「イタチ」の一種とされることもあれば、特殊な風とされることもあり、鬼神の仕業、刀剣の精霊のせい、真空によるものなど、20世紀にいたるまで様々な「正体」が考案されてきた。~
似たような妖怪は各地にあるが、イタチに絞ると、京都の「風鼬」、出雲の「藪鼬」がある。
長野県上水内郡では、鎌を踏むと鎌鼬(原文「鎌いたち」)になるという俗信があった(([[資料/932]]:200.))。
**関連項目 [#ndde496f]
-[[../野鎌]]、[[../よたら神]]
-[[キーワード/風]] [[キーワード/通行]]
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参考資料 - [[資料/222]]:; [[資料/106]]: