高入道

Takanyudou

地域・文化:日本・兵庫、香川、徳島


 浄瑠璃「吉野都女楠」(1710ca?)に「跡じよりさんすは■や秋風かと、見上見おろす高入道、しゃならしゃならの八もんじは二王をゆるがすごとく也」。
 「軽口浮瓢箪」五・小判の化もの(1751)では「化もの出て高入道と成、小坊主と変じ、さまざまたぶらかしけれ共」のように妖怪の形態の一種として使われている。
 徳島では、高入道は12丈もあるといい、見るとぞっとするという。「見越した見越した」といえば消える。狸だともいう。また、白いズボンとシャツを着て夜に現われるともされる。香川ではその正体は川獺であるという。

関連項目


参考資料 - 資料/222:; 資料/18:s.v.; 資料/106:


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