地域・文化:マンダヤ教
マンダ教における世界創造者(デミウルゴス)。語源はエジプトの職能神プタハ(Ptah)+神ilである。これは、エジプトが物質世界の代表であることを暗示している。たとえばエジプトが面する紅海(Suf-Sea)も、この世と神的世界の境界とされた。旧約聖書にあるイスラエルの出エジプト神話はこの世からの脱出を意味するものなのである。ソフ(終末)と似ているということから、紅海は「死の海」とまでいわれた。
参考資料 - 資料/246:; 資料/346:367