ミュルメコレオン

Myrmecoleo
Μνρμηκολεων

地域・文化:西ヨーロッパ


 英語:アントライオン(Ant-lion)。
 ドイツ語:アマイゼンレーヴェ(Ameisenlöwe)。
 ミュルメーコレオーン。

 昆虫の蟻を母として、肉食獣のライオンを父として生まれた怪物。古代末期の『フィシオログス』に登場する
 一般にはライオンの頭と蟻の胴体を持つと描写される。しかし中世の動物寓話集の挿画には、それこそ蟻ともライオンともつかないなぞの生物としてのミュルメコレオが描かれていたりする。
 中世には訛って../フォルミコレオンと呼ばれたりもした。

 そもそもは、旧約聖書をヘブライ語からギリシア語に翻訳するときの誤訳に端を発する存在である。

関連項目


参考資料 - 資料/120:


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