[[TopPage]]
#csv2newpage(西欧, _name, spelling, culture, reference, classif, original, body, relevant)
//,ドラコンコペデス,Draconcopedes,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/悪魔]],, 女性の顔をした蛇。どうもエヴァを誘惑した蛇の名前らしい。中世の神秘劇に登場。,&br;
//,アリコーン,Alicorn,西ヨーロッパ,[[資料/334]]:,[[キーワード/一角]],, 中世ヨーロッパにおけるユニコーンの別名。,[[../ユニコーン]]
//,アポタルニ,Apotharni,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/怪人]],, リュコステネスによれば、半分人間で半分馬の種族。女性には毛が生えていないが、次第に生えるようになる。水辺に住むらしい。,&br;
//,イクテュオパゴイ,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/怪人]],, 「魚を食う人」。&br; アレクサンドル・ド・パリの『アレクサンドロス大王物語』にある怪人種。魚だけしか食べない。&br; 身長12ピエ(4m)の巨人で、いつも全裸だが、全身がけに覆われている。一ヶ月は魚だけを食べて水中に過ごし、その間は陸上に上がってこない。陸に上がるとまた芳香だけで生きている。&br; 女は長い髪で全身を覆い、それでもってアレクサンドロスの騎士たちを誘惑しては水中に引き込んで溺殺した。,[[../アストミ]]
//,ゴルゴネス,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/怪人]],, 別名:ガウラレス。&br; ティルベリのゲルウァシウスの著した『皇帝の閑暇』にある怪人種。角を生やした山羊の脚の男たち。,[[../サテュロス]]
//,パロッシト人,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/怪人]],, プラノ・カルピニの『旅行記』第五章にある、モンゴルの怪人種。&br; 小さな胃袋と小さな口だけを持ち、肉を料理してもその湯気しか吸い込まない。,[[../アストミ]]
//,四つ目人間,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/怪人]],, 『ゲスタ・ロマノールム』に紹介されている怪物人種の一つ。エティオピアにすむ。同著のキリスト教的寓意によれば、この種族は神、俗世、悪魔、肉体の4つを怖れるという。,&br;
//,アントロポファギ,"Anthropophagus, Anthropophagi",西ヨーロッパ,[[資料/24]]:; [[資料/334]]:,[[キーワード/怪人]] [[キーワード/食人]],, 人喰い。&br; プリニウスの『博物誌』によれば、スキュティアやアフリカに住むとされる。頭蓋骨を盃にしている。首飾りは生首、胸飾りは人の皮。子供は育つと親を喰う。&br; 英語やフランス語では一般的に人を食う人型の怪物の名称となった。,&br;
//,ヘクサポデス,Hexapodes?,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/怪人]] [[キーワード/多腕]],, 中世に流布した『アレクサンドロス伝説』の「テクストA」に登場するインドの怪人種。&br; 腕が6本ある。,&br;
//,シュナーベルロイテ,Schnabelleute,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:; [[資料/204]]:; [[資料/36]]:; [[資料/45]],[[キーワード/怪物]],, ※「シュナーベルロイテ」はドイツ語。&br; ラテン語の『ゲスタ・ロマノールム』(13世紀末~14世紀初頭)に紹介されている怪物の一つ。首が長く、嘴がある。同著によれば、裁判官は鶴のように長い首を持つべきで、そうすれば言葉が出てくるまでに長時間の思考が出来るから、慎重な判決が出来る、とのことである。&br; 15世紀以降のドイツでは、このシュナーベルロイテの図像がかなり人気だったらしい。,&br;
//,キルコス,Circhos,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/海獣]],, スカンディナヴィアの海に棲んでいる怪物。&br; オラウス・マグヌスによれば、キルコスは、右脚はとても小さいが左脚がとても大きいために、引きずるようにして歩かなければならない。また、天候の悪いときは岩にへばりついているという。体色は赤と黒。,&br;
//,イェール,Yale,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/角]],, 角がぐにゃぐにゃ曲がる獣。&br; インドではヤリ(Yali)と呼ばれていたらしい。&br; イェールは馬ほどの大きさの獣で、斑点があり、尾は象、牙はイノシシ、そして上記のようにぐにゃぐにゃと曲がる角が頭から2本生えていた。&br; 紋章上の意匠としては特にイングランドで現われることが多かった。,[[../ヤル]]
//,オドンテス,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/角]],, マンデヴィルの旅行記にある怪物。&br; 鋭利な赤い角を3本生やした獣。軍馬と同じくらいか、もっと大きい。,[[../ユニコーン]]
//,アスピドケロン,"Aspidochelone, Aspidochelon, Aspidodelone",西ヨーロッパ,[[資料/197]]:; [[資料/82]]:; [[資料/334]]; [[資料/200]]:,[[キーワード/亀]]; [[キーワード/魚]],, アスピドケローネ。&br; 別名:ファスティトカロン(Fastitocalon)。&br; 島と見まごうほどの巨大な亀。古い時代はアスピドケロン~亀だったが、時代が下るにつれてファスティトカロン~鯨というように変化していった。&br; アングロサクソンの『フィジオロゴス』によれば、ファスティトカロンは巨大な鯨であるという。その姿は荒石のようで、大きな海藻類が背中の周りに生え、まるで小さな島のように見える。そこで船乗りたちは、船をアスピドケロンに留め、上陸し、キャンプを張る。彼らは焚き火まで燃やし、一休みしようとする。そこに至るまで、アスピドケロンは何もしない。しかし焚き火が燃やされて、船乗りたちが安心して島で休んでいるのを知ると、一気にその巨大な身体を海の中に沈みこめ、船もろとも船乗りを海中に引きずり込んで殺してしまう。&br; また、アスピドケロンは、餌をとるときにまず大きく口を開く。するとその口から快い香りが漂い海の中に広がっていくので、ほかの魚たちはその臭いに釣られてこの怪物の巨大な口の中へと入ってくる。かなりの魚がおびき寄せられたところでアスピドケロンは突然口を閉め、そして獲物を食べてしまう。この習性はクラーケンにおいても知られるもので、実際に存在するマッコウクジラの分泌する竜涎香とも関係があるとも言われている。&br;  &br; 他の地域の同様な存在についてはクラーケンの項目参照。,[[../クラーケン]]、[[../アスプ・タートル]]
//,フュトイ,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/巨人]],, 中世に流布した『アレクサンドロス大王伝説』の「テクストL」に言及されている、インドの巨人種。&br; 首は1クデ半(約68cm)あり、足もそれに相応して大きいという。,&br;
//,ジフィウス,Ziphius,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/魚]],, 北の海にいる巨大な魚。&br; ジフィウスの頭はフクロウのようで、その眼は恐ろしく、クチバシは楔のようで、口は大きな穴のようである。船を襲うといわれていた。,&br;
//,ボナコン,"Bonnacon, Bonachus, Bonasus",西ヨーロッパ,,[[キーワード/幻獣]],, アジアの動物。頭は牛で馬の胴体、人間のような毛で全身が覆われている。&br; 攻撃されたときは、糞尿を猛烈な勢いでまき散らす。,&br;
//,ヒッポケルフ,Hippocerf,西ヨーロッパ,[[資料/334]]:,[[キーワード/合成獣]],, 中世の伝承にある合成獣。後に紋章に取り入れられるようになる。&br; 頭と上半身は鹿だが後ろのほうは馬という姿である。優柔不断の象徴とされた。,&br;
//,イアクルス,Iaculus,西ヨーロッパ,[[資料/334]]:,[[キーワード/蛇]],, 翼の生えた蛇。ヤクルス。,[[../ヤクルス]]
//,ヤクルス,"Jaculus, Iaculus",西ヨーロッパ,[[資料/334]]:,[[キーワード/蛇]],, 「投槍」。&br; ジャキュラス。&br; 複数形:ヤクリ(Jaculi)。&br; 翼のある巨大な蛇。2本の前脚があるとされることもある。ローマの詩人ルカヌスのファルサリア(Pharsalia)や中世の動物誌に言及されている。&br; ヤクルスは獲物をとらえるとき、まず木に登り、枝につかまる。有望な獲物が近づいてくると飛び降りて背中につかまり、牙を首に突き立てる。ヤクルスの名はこの行動から来ている。,[[../イアクルス]]
//,アンフィヴェナ,Amphivena,西ヨーロッパ,[[資料/334]]:,[[キーワード/蛇]] [[キーワード/多頭]],, 中世におけるアンピスバイナの別名。,[[../アンピスバイナ]]
//,アンピスバイナ,Amphisbaena,西ヨーロッパ,,[[キーワード/蛇]] [[キーワード/多頭]],, 頭が両端にある蛇。,[[../アンフィヴェナ]]、[[../バタル]]、[[../両頭蛇]]
//,コッカトリス,Cockatrice,西ヨーロッパ,,[[キーワード/邪眼]],,,[[../バシリスク]]
//,バジリコック,Basilicock,西ヨーロッパ,,[[キーワード/邪眼]],,,&br;
//,バシリスク,Basilisk,西ヨーロッパ,,[[キーワード/邪眼]],, ローマのプリニウスは、バジリスクについて、リビアに棲息する毒蛇で、名は「小さな王」を意味する、と述べている。バジリスクの頭頂部には王冠の模様があり、他の毒蛇たちはバジリスクを見ると深く頭を下げたという。その息には猛毒が含まれており、それに触れると木は枯れ、岩は割れ、動物は窒息死してしまう。だからバジリスクは砂漠に住んでいるのだ。メドゥーサの血から生まれたという説もある。なお、天敵はイタチ。&br; キリスト教時代になると、バジリスクに新たな属性が生まれる。邪眼である。周囲を死の地にしてしまうバジリスクの魔力は、眼にうつることになった。バジリスクに見られたものは石と化すのである。,[[../コッカトリス]]、[[../コカドリーユ]]、[[../バシリスコ]]、[[../アンフィシアン]]、[[../アムフィシーン]]
//,荒々しい狩,Wild hunt,西ヨーロッパ,[[資料/330]]:; [[資料/76]]:,[[キーワード/集団]],, 英語:ワイルド・ハント(Wild Hant)。&br; ドイツ語:ヴィルト・ヤークト(Wild Jagd)、ヴィルト・ヘーア(Wild Heer)、ヴュティシュエント・ヘーア(Wütischend Heer)。&br; フランス語:(Mesine sauvage)。&br; 西欧に広く伝わっている妖怪の一群。ありとあらゆる異形のものが走り抜け、遭遇したものは仲間に入れられてしまう。さまよえる魂が彼らを引き連れるが、それは例えばグイン・アプ・ニーズ、オーディン、ヘルラ、エドリク、ヴァルデマールなどの権力者であることが多い。また、ドイツではペルヒタ、ホルダ、アボンドなどの民衆信仰の中の女神が死者の集団を率いるともされた。ちなみに、狩をしているわけではないが苔人などが追いかけられていることはある。&br; 『アングロサクソン年代記(1127)』にすでに記されている。,[[../ガーフェルチンケンの騎士たち]]、[[../百鬼夜行]]、[[../ハーレクイン]]、[[../ナハトイェーガー]]、[[../ホルツフラウ]]、[[../ハッケルベーレント]]、[[../テュルスト]]、[[../ポステルリィ]]、[[../リュッテルヴァイバー]]
//,ウロボロス,"Ūrobóros, Ourobóros",西ヨーロッパ,[[資料/460]]:s.v. (1274); [[資料/461]]:?,[[キーワード/象徴]],Οὐροβόρος, 「自らの尾をむさぼるもの」。&br; 自らの口の中に自らの尾をくわえている蛇のこと。&br; 錬金術や魔術において特有の象徴となった。「永劫回帰」を意味しているとされる。古代末期の魔術文書やアイテムにしばしば見られる。&br;&br; 起源はおそらくエジプトの太陽の守護神であるメヘンであると思われる。メヘンも自らの尾をくわえる形で描かれており、ウロボロスの起源はエジプトあるいはフェニキアだといわれていたからである。&br;&br; しかしながら、古代東地中海に限らず、自らの尾をくわえる神話的な蛇の存在は広く知られていたらしい(ヴァースキ、ミズガルズオルム参照)。,[[../オヴニル]]、[[../ヴァースキ]]、[[../ミズガルズオルム]]、[[../オピオン]]、[[../ウラボロス]]、[[../ウレボロス]]
//,ヤドゥア,Jeduah,西ヨーロッパ,[[資料/172]]:,[[キーワード/植物]],, 別名:イェドゥア。&br; クロード・デュレが注釈している『第2聖週間』(デュ・バルタス著)に、デュレが引用しているユダヤの怪物。&br; 半人半獣で、臍の緒で根っこと繋がっているバロメッツ型の怪物。人が近づくと襲う。,[[../バロメッツ]]
//,カヴァラリタス,,西ヨーロッパ,[[資料/248]]:,[[キーワード/植物]],, 中世ヨーロッパの植物誌に現れる植物。根や葉が人間や動物の姿をしている。,[[../マンドラゴラ]]
//,コルボボリストラガス,,西ヨーロッパ,[[資料/248]]:,[[キーワード/植物]],, 中世ヨーロッパの植物誌に現れる植物。根や葉が人間や動物の姿をしている。,[[../マンドラゴラ]]
//,ロキティス,,西ヨーロッパ,[[資料/248]]:,[[キーワード/植物]],, 中世ヨーロッパの植物誌に現れる植物。根や葉が人間や動物の姿をしている。,[[../マンドラゴラ]]
//,マンドラゴラ,Mandragora,西ヨーロッパ,,[[キーワード/植物]],, マンダラケ、マンドレイク。&br; 人間の形の根を持っている、不思議な魔力を持つ植物。古代ギリシアの時代からヨーロッパ全般に伝承が広がっており、ドイツではアルラウネ、南欧ではマンドラゴラと呼ばれる。伝承によれば、死刑囚の絞首刑後に生えるとか、その滴り落ちた精液が元になっているとか、あまりよいいわれを持つ植物ではない。古代には、その叫び声を聞いたものは死ぬといわれ、犬を訓練して犠牲にすることによりマンドレイクを手に入れたという。この植物には媚薬の効能があるといわれる。朝鮮人参の類である。また、民間信仰では、マンドレイクを所有しているとその家に幸福が訪れるといわれる。,[[../ロキティス]]、[[../コルボボリストラガス]]、[[../カヴァラリタス]]、[[../マンドレイク]]、[[../アルラウネ]]
//,バロメッツ,"Barometz, Barametz",西ヨーロッパ,[[資料/172]]:; [[資料/35]]:,[[キーワード/植物]]。,, 別名:ボナレッツ、ボラメッツ。&br; スキタイの子羊(Agnus scythicus)、サマルカンデオス(Samarcandeos)、タルタルの羊(Vegetable Lamb of Tartary)。&br; 羊が生えている植物。羊が直接茎から生えているものと、羊が植物の実になっているものの2タイプがある。,[[../ヤドゥア]]、[[../デュダイム]]、[[../地生羊]]
//,メロファゴイ,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/食人]] [[キーワード/怪人]],, 中世に流布した『アレクサンドロス大王伝説』の「テクストL」に言及されている、インドの怪人種。&br; 体中毛むくじゃらで、裸女をむさぼり食らい、犬のように吼えるという。,&br;
//,イポテイン,"Ypotain, Ipotane",西ヨーロッパ,[[資料/266]]:; Wikipedia en:Ipotanes ; OED:s.v.,[[キーワード/食人]] 馬,, ジョン・マンデヴィルの『東方旅行記』にある怪物。&br; 半分人間で半分馬という姿をしているとされ、人間しか食べない。&br;&br; イポテインは、実際はカバのことらしい。カバのラテン語Hippopotamus>中期?英語Ipotam>Ypotainという語形変化があったようである。しかし当然カバは人間を食べないので、幻想動物の一種とみなしても問題ないだろう。,[[../ケンタウロス]]
//,ツィクロペデス,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:113,[[キーワード/隻腕]] 隻足 [[キーワード/怪物]],," プラノ・カルピニの『旅行記』第五章にある怪人種。カルピニが砂漠で出くわしたという。&br; 手足が1つづつしかなく、手は胸から生えており、この手足で弓を引いて、射る。足は非常に早く,疲れると手と足を交互に使って飛んだという。",&br;
//,ウーリー・ヘン,Woolly hen,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]],, ジョン・マンデヴィルの『東方旅行記』にある鳥。&br; 東方に棲んでいる雌鶏で、羽毛のかわりに羊毛が生えているという。,&br;
//,ニュクティコラス,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,[[キーワード/鳥]],, アレクサンドル・ド・パリの『アレクサンドロス大王物語』にある怪鳥。&br; 黒い脚、ヤマギシのくちばし、孔雀の尾、鶏冠をもった青い鳥。アレクサンドロスの配下の兵士たちが「蛇やデモンよりも恐れた」という。,&br;
//,アッタジェン,Attagen,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:; [[資料/256]],[[キーワード/鳥]],, エリザベス期の文献に言及されている鳥。一度捕らえられると二度と鳴くことがないという。,&br;
//,イレリオン,Yllerion,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/火]],, プレスター・ジョンの書簡(プレスター・ジョンは、中世の伝説で、西方のキリスト教国と共にイスラム国を挟撃することができると言われた東方のキリスト教国の王。書簡は実在するが、西欧の誰かによる捏造だと考えられている)に言及されているフェニックスのような鳥。&br; その色は炎のようで、羽毛は剃刀のように鋭い。すべての鳥の王で、いかなる時においても一つがいしかこの世に存在しない。&br; イレリオン夫婦は60年に渡って生き、2~3個の卵を産む。卵を産んで温めると、イレリオンたちは孵化する前に海へと向かい、そこで寿命を終える。孵化した雛は、死ぬ時にイレリオンに同行したすべての種類の鳥たちによって世話がなされる。,[[../フェニックス]]
//,ヒュルキニア,Hyruchinia,西ヨーロッパ,,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/火]],, 夜になると火のように輝く翼を持つ鳥。プリニウスのいう「ゲルマニアのヒュルキニアの森に、夜になると火のように輝く翼を持つ不思議な鳥がいる」から導き出された名前。,&br;
//,クラキュース,Clacuse,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/樹木]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,バーバタス,Barbatas,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/樹木]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,アルディナク,Aldinach,西ヨーロッパ,[[資料/85]]:,[[キーワード/天候]] [[キーワード/天候]],," 267:""、http://www.bartleby.com/81/570.htmlではアルリナク(Alrinach)となっている。&br; 洪水や地震、雨、雹を引き起こす妖怪。船を遭難させる。&br; 女性の姿で現れることがある。",&br;
//,スクブス,Succubus,西ヨーロッパ,,[[キーワード/夢魔]],, サキュバス。,[[../インクブス]]、[[../ドルード]]、[[../アルバスタ(ウラル)]]
//,アケパロイ,Akephaloi,西ヨーロッパ,[[資料/334]]:; [[資料/480]],[[キーワード/無頭]],Ἀκέφαλοι," 単数形はアケパロス(アケファロス。Acephalos, Akephalos)。&br; 複数形。またアケパリ(Acephali)、アケパリテス( Acephalites)とも。フランス語でアセファル。&br; リビアに棲んでいるとされた種族。ヘロドトス(『歴史』第4巻191節)、プリニウス(『博物誌』5巻46)、ヨセフスや中世の伝承に伝わる。彼らによればアケパロイは頭がない人間たちで、目は胸に、大きく開いた口は腹についていた。",[[../ブレミュアエ]]、[[../アケパロス]]
//,ドラキ,Draci,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,[[キーワード/妖怪]],, 水の邪霊。女性を水中に引きずり込む。,&br;
//,ソドムの林檎,The Apple of Sodom,西ヨーロッパ,,妖樹,, 旅人が触れると、葉っぱが煙と化してしまうと信じられていた。,&br;
//,サラマンドラ,Salamandra,西ヨーロッパ,,爬虫類 [[キーワード/炎]],, 火トカゲと和訳される、炎の中で生きることが出来るトカゲのこと。トカゲとはいっても両生類の仲間のようである。プリニウスによれば、サラマンドラを炎の中に投げ込むと、火は氷に触れたように消えてしまうと記述している。さてこのサラマンドラはキリスト教が到来しても伝承されつづけ、錬金術では四大元素の中の一つ「火」の象徴とした。また、火浣布がサラマンドラから作成されるとも考えられた。,[[../ニュート]]、[[../イリオ]]、[[../アエスニクス]]
//,ウルス,Urus,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,,, 『フュシオロゴス』(動物寓意譚)にある動物。どんな動物よりも大きい。&br; ウルスは牛に似た姿をしており、角はノコギリのようである。ウルスはその角を使って木を切り倒していた。&br; あるときウルスは海水を飲み、段々と酔ってきて角を大地にぶつけ始めた。しまいにはその角は茨の茂みに絡まってしまい、動けなくなったところを狩人が殺した,[[../アプタレオン]]、[[../アンテロープ]]
//,エフェメルス,Ephemerus,西ヨーロッパ,[[資料/266]]:,,, バーナクルのこと。,[[../バーナクル]]
//,ヒポグリフ,Hippogriff,西ヨーロッパ,[[資料/279]]:,,, ヒッポグリフ。&br; アメリカ、ニューヨーク州のジョージア川にヒポグリフらしき怪物がいる?らしい。,&br;
//,ヤル,Jall,西ヨーロッパ,[[資料/334]]:,,, イェールのこと。,[[../イェール]]
//,デンティテュラヌス,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,,, アレクサンドル・ド・パリの『アレクサンドロス大王物語』にある怪物。額に三本の角を生やした獣。,[[../オドントティラヌス]]
//,ヒッポファゴス,,西ヨーロッパ,[[資料/35]]:,,, ティルベリのゲルウァシウスが著した『皇帝の閑暇』にある、インドの怪物。&br; ライオンの脚、馬の首の動物で体長は30ピエ(約9m)以上、幅12ピエ(約4m)。追いかけられると血の汗に覆われる。汗血馬?,&br;
//,コーキュートゥス,Cocytus,西ヨーロッパ,[[資料/86]]:,,, もともとはギリシア神話における冥界の川の名前だが、ゲティングズによれば悪霊の名前とされることもあるらしい。,&br;
//,ミュルメコレオ,Myrmecoleo,西ヨーロッパ,[[資料/120]]:,,Μνρμηκολεων," 英語:アントライオン(Ant-lion)。&br; ドイツ語:アマイゼンレーヴェ(Ameisenlöwe)。&br; ミュルメーコレオーン。&br;&br; 昆虫の蟻とライオンの間に生まれた怪物。&br; 一般にはライオンの頭と蟻の胴体を持つと想像されたりする。しかし中世の動物寓話集『フィシオログス』の挿画には、それこそ蟻ともライオンともつかないなぞの生物としてのミュルメコレオが描かれていたりする。&br;<img src=""../img/myrmecoleo.jpg"">&br;(オットー・ゼール『フィシオログス』より)&br;&br; そもそもは、旧約聖書をヘブライ語からギリシア語に翻訳するときの誤訳に端を発する存在である。&br;",&br;
//,海馬,Meerpferdt,西ヨーロッパ,http://www.theoi.com/など,,, ギリシア語:ヒッポカンポス('Ιπποκαμος/Hippocampos)。&br; ラテン語:ヒッポカンプス(Hippocampus)。&br; ドイツ語:メーアプフェルト(Meerpferdt)。&br; 英語:ヒッポカンプ(Hippocamp)。&br; ヒッポカンポスの項目を参照。,[[../ヒッポカンポス]]、[[../マーナーム]]、[[../ファラス・アル=マー]]
//,アクサール,Aksar,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,アスプ,"Asp, Aspic",西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,アスプ・タートル,Asp Turtle,西ヨーロッパ,,,, アスピドケロンの別称。,[[../アスピドケロン]]
//,アルグス,,西ヨーロッパ,,,, スペルはわからないがたぶんArgus。ローマで発行されたニューズレターに掲載されていた怪物。魚のようで獣の顔、体中に目がついており、手足がついている。,&br;
//,アルピド,,西ヨーロッパ,,,, 悪魔の顔、セイウチの歯、グリフォンの脚をもつ怪物。,&br;
//,インクブス,Incubus,西ヨーロッパ,,,, インキュバス。&br; 男性夢魔のこと。女性の夢のなかに現れて性交しようとする。&br; この結果生まれた子供は「悪魔の子供」と呼ばれるが、もっとも有名なのは魔術師マーリンである。,[[../スクブス]]、[[../ドゥキ]]、[[../アルバスタ(ウラル)]]、[[../インクボ]]
//,インプ,"Imp, Impet",西ヨーロッパ,,,,,[[../インペット]]
//,ウパスの樹,Bohun Upas*,西ヨーロッパ,,,, この樹の下で眠った人は死んでしまう。,&br;
//,エロプス,"Elops, Helops",西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,オドントティラヌス,Odontotyrannus,西ヨーロッパ,,,, アレクサンドロス大王がインド遠征のときに出会った怪物。角が生えたワニのようで、兵隊を一気にのみ込んだ。,[[../デンティテュラヌス]]
//,オナガー,Onager,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,オノスケロス,,西ヨーロッパ,,,, 驢馬脚の悪魔。,&br;
//,オロマシス,Oromasis,西ヨーロッパ,,,, サラマンドラの一種。,&br;
//,カラドリオス,Charadrios,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,ケラステス,Cerastes,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,シー・ビショップ,Sea bishop,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,シー・モンク,Sea monk,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,ジェニー・ハニヴァー,Jenny-haniver,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,ゼーアインホルン,Seeeinhorn,西ヨーロッパ,,,, ゲスナーの『動物誌』にある海の一角獣。頭はユニコーンで体は魚。イッカクではないらしい(イッカクはナルヴァルとして紹介されている)。,&br;
//,ディプサス,Dipsas,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,トラゲラフス,Tragelaphus,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,ドラゴネル,,西ヨーロッパ,,,, 若いドラゴンのこと。らしい。,&br;
//,パンサー,Panther,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,びっこの悪魔,,西ヨーロッパ,,,, フランス語Le diable bpoteix、ドイツ語der hinkende Teufel。,&br;
//,ビュティロン,,西ヨーロッパ,,,, ザリガニのはさみ、魚の鱗を持つ水棲動物。,&br;
//,マゴット,Maggot,西ヨーロッパ,,,,,[[../シーサーペント]]
//,マンティコラス,"Mantikhoras, Martikhoras, Martiokhoras, Manticora, Androphagos",西ヨーロッパ,,,"Μαντιχορας, Μαρτιχορας, Μαρτιοχορας"," アンドロパゴス(Ανδροφαγος, Androphagos)。&br; ラテン語:マンティコラ(Manticora)。&br; 英名:マンティコア(Manticore)。&br; 語源は古代ペルシア語の「人食い」で、「martīya-:人」+「χvar-:食べる」の合成語。&br; 食人獣。クテシアスを引用しているアリストテレスの『動物誌』によって知られている。&br;&br; 英語では、Mantichora(14,17-9世紀)、Mantissera(15世紀)、Manticora(17-9世紀)、Mantycor(16世紀)、Martichore(17世紀)、Marticora(17-8世紀)と表記された。初出は&br; 紋章学においては、肉食獣の体に人間の頭、複数の角が生えた意匠のこと。脚がドラゴンのこともある。1600年ごろに初出。こちらは主にマンタイガー(Mantiger)と呼ばれる。17世紀にはMantegre、17-8世紀にはMantyger、18-9世紀はMontegre、19世紀にはMantigerと表記された。",&br;
//,ロスマリン,Rosmarin,西ヨーロッパ,,,, ロスマリンといったらかっこいいが実はセイウチのことである。浜辺を歩いている人間に飛びかかり、その人が死ぬまで噛みつづけるとゆー怖いセイウチ。,&br;
//,海イノシシ,,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,海のかたつむり,,西ヨーロッパ,,,,,&br;
//,空飛ぶオランダ人,Flying Dutchman(men?),西ヨーロッパ,,,, ドイツ語:フリーゲンデ・ホーランダー(fliegende Hollander)。,&br;
//,フープー鳥,Hoopoe,西ヨーロッパ、ヘブライ、イスラム,,[[キーワード/鳥]],, ヤツガシラ。脚のない鳥として想像されていた。,&br;
//,イリオ,Ylio,西ヨーロッパ?,[[資料/266]]:,[[キーワード/トカゲ]] [[キーワード/火]],, サラマンドラのようなトカゲ。サラマンドラと同じく、火を消すことができる動物だとされた。,[[../サラマンドラ]]
//,ガニギャ,Ganygya,西ヨーロッパ?,[[資料/267]]:,[[キーワード/海]] [[キーワード/霊魂]],, Wierus(ヴァイヤー?)が言及する、溺死者の魂だと言われる海の悪魔。,&br;
//,プレステロス,Presteros,西ヨーロッパ?,"[[資料/189]]:255, 25",[[キーワード/蛇]],, 触ると馬鹿になるという毒蛇。&br; フローベールの『聖アントワヌの誘惑』(1872)第7章にその名が見られるが、詳細は不明。,&br;
//,フォルネイウス,Forneius,西ヨーロッパ?,[[資料/267]]:,[[キーワード/水]] [[キーワード/海]],, Wierus(ヴァイヤー?)が言及する中世の悪魔。海の怪物。&br; たぶん、フォルネウスのこと。,[[../フォルネウス]]
//,パスティナカ,Pastinàca,西ヨーロッパ?,"[[資料/189]]:254, 22",,, 卵生四足獣。臭気で大樹を枯らす大きなイタチ。&br; フローベールの『聖アントワヌの誘惑』(1872)第7章にその名が見られるが、詳細は不明。,&br;
//,ファルマン,Phalmant,西ヨーロッパ?,"[[資料/189]]:255, 24",,, 吼えたけるあまりに腹が裂けてしまう、という豹。&br; フローベールの『聖アントワヌの誘惑』(1872)第7章にその名が見られるが、詳細は不明。,&br;
//,バーニクラス,Bernichlas,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/植物]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,バーニクル,Bernicles,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/植物]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,バーネッケ,Bernekke,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/植物]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,ブランタス,Brantas,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/植物]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,クラークギース,Clarkgeese,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/樹木]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,クライクス,Claiks,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/樹木]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,クラキス,Clakis,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/樹木]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,バーネスタス,Bernestas,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/樹木]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,バーハタス,Barhatas,西ヨーロッパのどこか,[[資料/266]]:,[[キーワード/鳥]] [[キーワード/樹木]],, バーナクルのこと。&br; 鴨のなる木。,[[../バーナクル]]
//,オベリコム,Oberycom,西欧?,[[資料/180]]:,,, ルネサンス初期の伝承に現れる、使い間の名前。オベロン伝承の初期形態である。,[[../オベロン]]
//,ウンホルダ,Unholda,古英語、古期ドイツ語,[[資料/447]],[[キーワード/悪魔]],, 「好意的でない者」。&br; 古期の英語、ドイツ語において、「悪魔」を意味するのに使われた言葉のうちの一つ。,&br;
//,ドラカ,Draca,古英語・アングロサクソン,[[資料/340]]:,[[キーワード/竜]] [[キーワード/ドラゴン]],, 古英語における「竜」。,[[../「ベーオウルフ」のドラゴン]]、[[../セードラカ]]
//,ウォーデン,Wōden,古期ドイツ,[[資料/447]]:90,[[キーワード/異教]],," 古期ドイツ語の史料『ザクセン語の受洗の誓い』(800年ごろ)に列挙されている「悪魔」(unholda, diaboles)のうちの一人。もとは北欧神話の最高神オージンと同じだったのだが、キリスト教を受け入れるにあたって悪魔であるとされたらしい。同じところにズネル、サクスノートも並んでいる。",[[../ズネル]]、[[../サクスノート]]、[[../ヴォーダン]]
//,サクスノート,Saxnōt,古期ドイツ,[[資料/447]]:90,[[キーワード/異教]],," 古期ドイツ語の史料『ザクセン語の受洗の誓い』(800年ごろ)に列挙されている「悪魔」(unholda, diaboles)のうちの一人。もとはザクセン族の部族神だったが、キリスト教を受け入れるにあたって悪魔であるとされたらしい。同じところにズネル、サクスノートも並んでいる。",[[../ズネル]]、[[../ウォーデン]]
//,ズネル,Thunær,古期ドイツ,[[資料/447]]:90-91,[[キーワード/異教]],," 古期ドイツ語の史料『ザクセン語の受洗の誓い』(800年ごろ)に列挙されている「悪魔」(unholda, diaboles)のうちの一人。もとは北欧神話の戦闘神・雷神ソールと同じだったのだが、キリスト教を受け入れるにあたって悪魔であるとされたらしい。同じところにウォーデン、サクスノートも並んでいる。&br; 11世紀、バイエルン語で書かれた『ザンクト・エメラムの癲癇の呪文』においても、雷神ドーナル(Doner)が癲癇を引き起こす悪魔(tievel)の息子であるとされている。",[[../ウォーデン]]、[[../サクスノート]]


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