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*特徴 [#x95d22fa]
**なによりもまず [#z142d91b]
 この事典は*未完成*の項目が他のオンライン事典と比べて法外に多いです。その数、数千。なぜなら、この事典は、ある時点までは実を書いて名を追加する方式ではなく、名を追加するだけの方式で項目数を増やしてきたからです。現在も新規項目の追加が既存項目の補完に優先するので、この状況は当分の間かわらないでしょう。
 この事典は''未完成''の項目が他のオンライン事典と比べて法外に多いです。その数、数千。なぜなら、この事典は、ある時点までは実を書いて名を追加する方式ではなく、名を追加するだけの方式で項目数を増やしてきたからです。現在も新規項目の追加が既存項目の補完に優先するので、この状況は当分の間かわらないでしょう。

**概要 [#m494a9f1]
 「幻想動物の事典」は、世界中の神話、伝説、民話、童話、民謡、寓話、小噺、噂話、都市伝説、呪術文書、宗教文書、民族誌、学術論文、啓蒙書、陶芸、音楽、写真、映像、絵画、彫刻、掲示板など、ありとあらゆる人間たちの文化的生産物・・・・・・具体的にはリグヴェーダ、古事記、ニーベルンゲンの歌、ペンタメローネ、捜神記、マザーグース、東海道中膝栗毛、学校の怪談、シュメールの祓魔文書、ゴエティア、聖書、東方見聞録、火星の運河についての発表、歴史言語学の祖語論考、アマゾンの人類学者たちによる資料、李龍眠様の絵画、モヘンジョ・ダロの印章、ギリシアの壷、シューベルトの魔王、飛んでいる蠅の写真、きぐるみを来た人が歩いているフィルム、2ちゃんねる、といった物事を一次資料とすることのできる、幻獣、聖獣、怪物、妖怪、幽霊、精霊、妖精、悪魔、魔神、未確認動物、宇宙人などの幻想的な存在・・・・・・''要するに、神様と人間以外のファンタジーな皆様方''を50音順に並べ、製作者toroiaの欲望のおもむくままに無限の拡張をおこなうべく用意されたデータベースです。しかし、大きな規準を設けています。下のほうをご覧ください。
 「幻想動物の事典」は、世界中の神話、伝説を中心としたありとあらゆる人間たちの社会・文化的生産物を一次資料とすることのできる、幻獣、聖獣、怪物、妖怪、幽霊、精霊、妖精、悪魔、魔神、未確認動物、宇宙人などの幻想的な存在・・・・・・''要するに、神様と人間以外のファンタジーな皆様方''を製作者toroiaの欲望のおもむくままに無限の拡張をおこなうべく用意されたデータベースです。しかし、大きな規準を設けています。下のほうをご覧ください。

 主役は、あくまで「幻想動物」です。多少横道にそれてその「幻想動物」たちを信じていた人々の信仰だとか「幻想動物」の現れる神話伝承に言及することはあるかもしれません。でも、私toroiaの興味は「物語」や「背景の文化」にはありません。幻想動物そのものの「名前」、「視覚的イメージ」、「性質・機能」この三者の複雑な関係を解きほぐしていきたいと思っています。 

**完成していない項目について [#bc1058f4]
 先述のように、事典中には何の解説もない項目もあれば、いろいろと細々と書かれた項目も存在します。一般的な意味でも「完成」とは程遠い状態にあるので、場合によっては多くの、そして重要な解説が抜け落ちていることもあれば、どうでもいいような些細な解説が存在しないこともあります。時間のある限り、できるだけ説明は追加していく予定です。その時間が1日後のこともあれば、10年後になるかもしれません。それは私の趣味と閲覧者の方からのリクエストにのみ左右されます。また、「何を書いているのか意味不明」な項目も多いと思いますが、それはあなたの頭が悪いのではなく、私の書き方が悪いので、遠慮なく連絡してください。
 先述のように、事典中には何の解説もない項目もあれば、いろいろと細々と書かれた項目も存在します。一般的な意味でも「完成」とは程遠い状態にあるので、場合によっては多くの、そして重要な解説が抜け落ちていることもあれば、どうでもいいような些細な解説が存在しないこともあります。今となっては間違っていたことに気付いている項目も相当な数、あります。~
 時間のある限り、できるだけ説明は追加していく予定です。その時間が1日後のこともあれば、10年後になるかもしれません。それは私の趣味と閲覧者の方からのリクエストにのみ左右されます。また、「何を書いているのか意味不明」な項目も多いと思いますが、それはあなたの頭が悪いのではなく、私の書き方が悪いので、遠慮なく連絡してください。

**解説の不足、背景知識について [#c9089a56]
 解説について、ややマニアックだとか、基礎知識が必要だとか言われることがありますが、それは例えば旧約聖書の大半がヘブライ語で書かれているとか、神話は文化によって異なるとか、そういった本当に基礎的なことを知っていれば充分なだけです。また、Googleなどで検索すれば大抵の疑問は解けると思いますので、ぜひ、せっかくインターネットを利用しているのですから、無限に近いリソースを活用してください。

**参考資料番号 [#gc1f2f56]
 [[資料]]ページと対応させた数字です。最初の数字が資料を、「:」で区切ったあとの数字がページ数をあらわします。「;」または「、」で次の参考資料と区切っています。「:」のあとに数字がない(=ページ番号がない)のが9割がた占めていますが、これについては追々掲載していく予定です(資料が丸々その幻想動物について語っているときは、「:」をつけていません)。「s.v.」は辞典類の見出し語を参照、という意味です。~
 [[資料]]ページと対応させた数字です。最初の数字が資料を、「:」で区切ったあとの数字がページ数をあらわします。「;」または「、」で次の参考資料と区切っています。「:」のあとに数字がない(=ページ番号がない)のが7, 8割がた占めていますが、これについては追々掲載していく予定です(資料が丸々その幻想動物について語っているときは、「:」をつけていません)。「s.v.」は辞典類の見出し語を参照、という意味です。~
 たとえば「幻想動物」という項目のところに
 参考資料No. 999, s.v.; 888: ; 777: 11-22、666: 333-44; 555

 とあれば、参考資料は999番目の辞典の「幻想動物」という見出しと、888番目の資料のどこかと、777番目の資料の11ページから22ページにかけてと、666番目の資料の333ページから344ページと、555番目の資料全体である、ということになります。 

**立項の規準について [#k251cb0e]
 項目は、個々の名前にまで細分化しています。つまり、「どこどこの宗教の魔神」だとか、「水に関する精霊」のようなグループについての項目は存在しません。そのため、項目数は多くなりますが、個々の項目の内容は極限にまで薄まっています。ある宗教文書から名前リストだけ利用したためにあまりにも内容が薄いものについては、その宗教文書などをインデックスをかねて中項目として作成しています。

*選択基準 [#t4487497]
 基本的には、物理的には実在せず、人々の想像のなかにのみ存在する、と、科学的な見地から考えられる仲間たち。
 人々の想像のなかにのみ存在する、と考えられるモノゴト。

**信じられていたのに限ること [#a398fffe]

 しかしながら、「存在が信じられていた」を第一規準とします。だから、たとえ神話と呼ばれていたり、神話に題材をとったものでも創作ならば掲載していませんし、今後も掲載する予定はありません(これは、toroiaがそもそも小説やPRGなどの「ファンタジー」と呼ばれるようなジャンルを読んだこともなければしたこともないからです。よって、このページはファンタジー系ではありません)。~
 また、たとえ創作だとしても、創作中のキャラクターが信じられてしまった場合、例えば石燕の創作であるはずの野寺坊がのんのんばあによって水木しげるに実在する妖怪として語られたこと、はこの事典に入りますし、最近某所で話題になっている「水木妖怪の目撃譚」も当然範囲内です。近世のグリモアのリストにある精霊たちの名前もこの事典に入れています。意図的に人をだまそうとして結果的に信じられてしまったもの(未確認動物、宇宙人に多い)もこの事典に入ります。そして、たとえ民間伝承中にあったり作者不詳であったとしても、ロシア民話の火の鳥やアメリカほら話の「恐ろしい動物たち(フィアサム・クリッターズ)」は入れていません。ただ、英雄叙事詩や長大な民間説話の場合は微妙で、それらは「信じる」「信じない」の枠を超えた「文学」としても考えられ、その枠によって彫琢され、磨き上げられてきたためです。~
ただ、現代では、ごく大雑把に言って、私たちが科学的に実在すると考えているシマウマやカバのような動物だって、私たちの持っている図鑑にあるイラストや説明に完全に合致する個体は存在しないわけで、だとすれば私たちの頭の中にあるシマウマやカバは想像上のものにすぎないのではないか、つまり一種の幻獣なのではないか、という思想があります。もっと極端になると私たちの頭の中のシマウマは私たちのこれまでの断片的な知識から作り上げられた(構築された)ものに過ぎず、もとからそもそもシマウマは実在しないのだ、または、人間がいなければシマウマは存在しない、などという考え方もあります。もちろん厳密に言えば、たしかにどんな対象であってもその実在性を直接証明することも、非実在性を証明することもできません。ただしここではそのような面倒なことは考えず、シマウマは人間がいなくても実在し、構築されているのは「シマウマについての知識」であって「シマウマ」そのものではない、というごく普通の科学的な立場にたち、経験的な知識を科学的に判断することによって「物理的には実在せず……」という上の基準を適用することにします。 
 ただ、現代では、ごく大雑把に言って、私たちが科学的に実在すると考えているシマウマやカバのような動物だって、私たちの持っている図鑑にあるイラストや説明に完全に合致する個体は存在しないわけで、だとすれば私たちの頭の中にあるシマウマやカバは想像上のものにすぎないのではないか、つまり一種の幻獣なのではないか、という思想があります。もっと極端になると私たちの頭の中のシマウマは私たちのこれまでの断片的な知識から作り上げられた(構築された)ものに過ぎず、もとからそもそもシマウマは実在しないのだ、または、人間がいなければシマウマは存在しない、などという考え方もあります。もちろん厳密に言えば、たしかにどんな対象であってもその物自体(Ding-an-Sich)の実在性を直接証明することも、非実在性を証明することもできません。ただしここではそのような面倒なことは考えず、シマウマは人間がいなくても実在し、構築されているのは「シマウマについての知識」であって「シマウマ」そのものではない、という科学実在論的な立場にたち、経験的な知識を客観的に判断することによって「人々の想像の中」という上の基準を適用することにします。 

**名前事典だったことについて [#sdcc0cb6]

 以前は「名前事典」だったので、名前のない存在はあまりいれていません。比較する対象として面白そうなモノは「a-z」のところに入れています。
 以前は「名前事典」だったので、名前のない存在はあまりいれていません。

**日本の妖怪に解説がないことについて [#ff43fdca]

 日本の妖怪を名前だけ載せていますが、なぜなら村上健司編『妖怪事典』まるまるコピーになってしまう可能性が高いからです。一次資料やそれに近いものに私が当たったもの以外は載せていません。

 最近ではWikipedia日本語版が『妖怪事典』以上の詳しさの情報量を誇るようになっています。どうやら日本妖怪についても気合を入れて調べるなら「まるまるコピー」になることはないようです。さて、どうしたものか。

*項目の書き方 [#u6d1352d]
 並び順は、長音も考慮に入れた五十音順です。~
 漢字や当て字のない日本の妖怪は、学術用語はカタカナ書きという慣例により、普通の妖怪本ではカタカナで書かれることが多いですが、ここでは他の地域との区別が楽にできるよう、ひらがな書きにしました。~
 名前事典だった経緯から、別名は別項目とし、本項目に参照できるようにしています。~
 読みのわからないものは、a-zに入れています。
 名前事典だった経緯から、別名は別項目とし、本項目に参照できるようにしています。今では全文検索できるようになっているので、別項目として立てる必要性が薄れてきていますが……。


*固有名詞の表記について [#va430702]
 固有名詞を項目名とするこの事典の一番の技術的な問題がこれです。日本語資料の場合は、たいていは資料そのままの表記に従っていますが、ときおり外国語の資料を使うとき、また日本語資料にカタカナ資料がないときは、私のすずめの涙ほどもない知識から類推してカタカナにしています。それでも完全にわからないモノはa-zに放り込み、ヨーロッパなどはできるだけ調べてその地域の発音に近いように心がけているんですが、とくにケルト語派の言語についてはわからないことがほとんど。
 固有名詞を項目名とするこの事典の一番の技術的な問題がこれです。日本語資料の場合は、たいていは資料そのままの表記に従っていますが、ときおり外国語の資料を使うとき、また日本語資料にカタカナ資料がないときは、すずめの涙ほどもない知識から類推してカタカナにしています。ヨーロッパなどはできるだけ調べてその地域の発音に近いように心がけているんですが、たとえばケルト語派の言語についてはわからないことがほとんど。

**どのカタカナ方式を採用したか [#nae77071]

 個々の言語でもカナ表記に問題が山積しているのは知っていますが、ここでいちいちそれを並べてどれを採用したかリストアップするのは、自分自身でも忘れたのが多いのでできません。文字を持たなかった文化(植民地だったところ)の場合、これはケルト諸語よりもはるかに情報量が少ないので完全に適当です。南米については、スペイン語特有の綴りっぽいものは伝統的な発音に従い(hueをウェ、llaをジャやヤではなくリャとするなど)、アフリカ、オセアニア、アメリカではjaはヤではなくジャ、djaもドヤではなくジャ、ほかはローマ字読み、tsはツとしています。ややこしいのはxで、おそらく[x](喉で発音するハ)かそれに近い音だとは思うのですが、わかりません。caはさらにややこしくて、カとも読めるし、チャとも読めるし、ツァ、ジャと発音するところもあるし、……で、放棄することが多いです。thも同じく、thank youのthなのか、t-hでトハと読むのか、わかりません。シベリアや中央アジアでは、khaはハ、myはムィとするなど、ロシア語のカナ表記に近くしています。また、日本語に対応するものはおろか、類似するものさえない子音がありますが(例えばヘブライ語のアレフとアイン。喉音の一種で、ヨーロッパの言語にもないけど、アッカド語やアラビア語などにはある。カタカナ表記のときは無視するしかない)、先例がある場合は可能な限り先例に従います。母音のほうも、æやëをアとするかエとするか、あいまい母音をウ行にするかエ行にするか、さらに長音の問題もあり、こちらは特にヨーロッパ諸語だとアクセントの問題になるのですが、よくわかりません。
 個々の言語でもカナ表記に問題が山積しているのは知っていますが、ここでいちいちそれを並べてどれを採用したかリストアップするのは、自分自身でも忘れたのが多いのでできません。文字を持たなかった文化(植民地だったところ)の場合、これはケルト諸語よりもはるかに情報量が少ないので完全に適当です。南米については、スペイン語特有の綴りっぽいものは伝統的な発音に従い(hueをウェ、llaをジャやヤではなくリャとするなど)、アフリカ、オセアニア、アメリカではjaはヤではなくジャ、djaもドヤではなくジャ、ほかはローマ字読み、tsはツとしています。ややこしいのはxで、おそらく[x](喉で発音するハ)かそれに近い音だとは思うのですが、わかりません。caはさらにややこしくて、カとも読めるし、チャとも読めるし、ツァ、ジャと発音するところもあるし、……で、放棄することが多いです。thも同じく、thank youのthなのか、t-hでトハと読むのか、わかりません。シベリアや中央アジアでは、khaはハ、myはムィとするなど、ロシア語のカナ表記に近くしています。また、日本語に対応するものはおろか、類似するものさえない子音がありますが(例えばヘブライ語のアレフとアイン。喉音の一種で、ヨーロッパの言語にもないけど、アッカド語やアラビア語などにもある。カタカナ表記のときは無視するしかない)、先例がある場合は可能な限り先例に従います。母音のほうも、æやëをアとするかエとするか、あいまい母音をウ行にするかエ行にするか、さらに長音の問題もあり、こちらは特に印欧諸語だとアクセントの問題になるのですが、よくわかりません。

**ほとんど子音しか表記しない文字体系による名称の場合 [#e9615bc8]

 たとえば古代エジプト語、ウガリト語、パフラヴィー語、母音記号のないヘブライ語やアラビア語など。資料にカタカナ表記があったり、学問的に母音が推測されたり適当に補われた状態で表記されている場合は、それをそのまま採用しました。しかしない場合は、アルファベットと違ってカタカナではどうしようもないので、「大文字」で表記しています。

 どうするにしても、結局はカタカナ表記は近似値でしかないので、原綴りを気の向くかぎりのせる方針です。そもそももともと文字だって音声言語をエンコードした近似値にすぎないのだけど。


**特殊文字について [#qfd452dd]
 普通のネット環境では最低限JISの文字は表示されますが、それだけでは到底日本語の漢字を含めた多くの文字を表示することはできません。しかい、Unicodeという文字コードならば、大幅にその問題は解決されます。そこで、HTMLはShift_JISで記述しつつ、数値参照でUnicode文字を表示できるようにしています。今のところ、ラテン文字のアルファベットについては、合成文字も駆使すればほぼ完璧に表記できますが、漢字の場合は「文字鏡」も利用しています。どのようにすればUnicode文字が表示できるか、ですが、たとえばᴡやņが「w」や「n」に近い文字として表示されれば問題なしです。~
 余談ですが「𐎀」も表示されればSMPも表示可能ということになります。SMPについては「[[雑事:http://www.toroia.info/misc.html]]」ページを参照してください。
 今では多くの環境でユニコードが使えるようになっているので、このページも基本ユニコードで作成しています。多言語を扱う場合、普及している中ではユニコードが最適な方法なので、JISやEUCなどのページを別に用意する予定はありません。

 少し異なった話題になりますが、原文字がローマ字ではない(サンスクリット、ヘブライ文字、アラビア文字など)ものをローマ字に転写する場合、長母音は時代によってâやá、āなどと表記されることがあります(戦前やフランス語系にâが多い)。この事典では、そのような記号がついた母音文字が長母音を意味するものだと考えられる場合(^と-が区別して用いられていないことがわかる場合)、資料の古さや言語などにかかわらず、「-」(マクロン)で表記することにしました(現代ではだいたいマクロンを使う傾向にあるようです)。

*ブログに書いたこの事典についての記事 [#oe612be8]
 まずは、[[幻想動物の事典の歴史:http://blog.livedoor.jp/toroia/archives/223831.html]]
[[幻想動物の事典をウェブ上に公開している意味、目的:http://blog.livedoor.jp/toroia/archives/7848688.html]]。この事典はたぶんかなり項目が多いほうだと思いますが、解説未掲載のものもあれば、やたら詳しい項目もあります。[[量を増やすことと、質を高めることの両立の難しさ:http://blog.livedoor.jp/toroia/archives/5674221.html]]。もし私が物語を読むのが好きならば、もう少し解説未掲載の項目は減っていたでしょう。でも、[[私は物語を読むのが嫌いです:http://blog.livedoor.jp/toroia/archives/7849539.html]]。~
 個々の項目について。その範疇を定めるのは難しいです。たとえば、[[「科学的な」幻想動物を入れていいのか:http://blog.livedoor.jp/toroia/archives/721135.html]]。[[民間説話ではあっても、どう考えても創作と同レベルの存在についてはどうすればいいのか:http://blog.livedoor.jp/toroia/archives/6145211.html]]。また、次のような問題も案外あったりします。[[項目名=ネタバレの場合どうするか:http://blog.livedoor.jp/toroia/archives/7241734.html]]。~

**先へ進めっ! [#a32a4c92]
ここを見て、それだけで満足してもらっては困るのです。

 だから、一つ一つの項目には、場合によっては行単位で参考資料が示され、最近書いた項目は参考資料のページ数まで明記しています。そこに書かれている参考資料を読み、さらに幻想動物について詳しく知りたい、調査したい……単なる資料サイトではなく、とことんつきつめたい人のためになりたいとも思っています。これは私自身がほかのウェブサイトや書籍を見ていて感じたことを、自分の手で実現しようとしているにすぎないのですが。~
 
 同じ資料を参考にしたと思われる複数の資料がある場合、より入手しやすいか、全体として信頼できる資料のみを使っています。原典の翻訳については、複数の言語の翻訳を参照することがあります(ただし、ここでもひとつの言語につき手元にあるうち新しいほうの翻訳だけを参照しています)。そのようなわけだから網羅的な文献目録というわけではありません。


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