#contents
*項目の階層について [#b6fda247]
すべての項目で、「/」の前は階層名、後は項目名である。階層は項目を大雑把に分類している。
*この事典について [#about]
→[[この事典について>AboutThisSite]]をお読みください。

この事典の項目名が固有名詞によっている以上、その名詞が使われていた「言語」を基準として項目を大雑把に分類するというのはある程度理にかなった方法だと思われる。また、日本国のように「国語」や公用語が一つしかない現代の国家がある以上、そのような国名を基準に分類を行うのも、やや妥当性にかけるにしても、実際的な方法である。~
後者については当然のことながら問題が多い。しかし前者にも問題はある。私がここで想定しているのは主に「世界宗教」のことで、たとえばエジプトで発掘されたコプト語のナグ・ハマディ文書に記されていた天使たちを、私たちは「古代エジプト」や「コプト」の下に一まとめにできるだろうか? マニ教の超自然的存在はアラム語、ペルシア語、ソグド語、パルティア語、中国語、ギリシア語、シリア語、アラビア語、トルコ語などにバラバラに記述されているが、そのように分散すべきか? こうした問題については、多くの場合、資料の偏りによって分類を決めた。ある宗教内部における役割について私の手元にある資料が多ければ宗教分類に、ある言語内部における役割について資料が多ければ言語分類を行なった。なお「ヒンドゥー教」というのは、ヒンドゥー教成立移行におけるサンスクリットの宗教伝統といった意味であり、ここでは実質的に言語分類と同一視している。時代区分を行なっているだけである。~
また、同一言語であってもエスニシティが異なる場合は分けて分類した。セルビアとクロアティアのような例がそれである。違う言語であっても同一民族・集団であるという考えがある場合、統合している。ユダヤが代表例である。しかし、同一言語とされているものの、時代によって学習しなければネイティヴさえ理解できないような隔たりがある場合(日本語や中国語など)は統合している。古代エジプト語のように、言語学上は分類されていても一般にそれほどなじみがない場合も統合している。
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階層分類は基本的に個別項目の「地域文化」分類の上位分類ということにしてある。これは伝統的な地域分類に従っているところが多いが、いくつかは語族分類に、いくつかは宗教分類に、いくつかは言語分類によっている。主な理由はそれぞれの階層内における項目数の多寡に差がないようにするためだが、それでも「日本」に2000項目、「仏教」に1500以上あって「アフリカ」が200に満たないというような大きな(主として資料の偏りによる)差があることはある。それは仕方がない。~
西アジアがやたら分割されているように見えるが、それは気のせい。
類似サイトや類似書籍と比較して圧倒的に項目数が多いこと(だけ)が取り柄です。総項目数は現在12,120。
*この事典の見方 [#ydf8adfb]
もし詳しく知りたい怪物や精霊の''名前を知っているのなら''、左側にある検索ボックスで検索できます。ただし「竜王」のように有名なものや「ジン」のようにありふれた文字列だと、無関係なものが大量にヒットするので頭に「*」(半角)をつけて検索してください。つまり「*竜王」、「*ジン」のようになります。


''大雑把な地域から探したい''場合は、ページ左側に表示されている文化・地域メニューから探してください。それぞれのページにその地域内の項目が羅列されています(基本的に50音順)。~
''特定の地域や民族、文化から''探したい場合は左側にある検索ボックスで検索できます。ただしこれも「チベット」のようにこの事典特有の事情があるものや「タイ」のようにありふれた文字列だと無関係なものが大量にヒットするので頭に「:」(全角)をつけて検索してください。ただしこの検索裏技は完全なものではありません。

''特に目的もなく''ここに来ている場合、属性別に分類している[[キーワード]]から面白そうなものを探してみてください。ただしこの[[キーワード]]はまだ未完成です。昔の水木しげる的にいうならキーワードは最終的に1000個になるはずです。

最後に、[[資料]]ページから、''ある本のなかに掲載されている幻想動物を見ていく''という方法もあります。それぞれの資料ページの一番下の「Link:」という箇所です。ただし、ある本に載っている存在すべてについてその本を参考にしたというわけではないので、網羅的ではありません。

*項目の階層について [#b6fda247]
ページ名が「イスラーム、アラビア/ジン」のように長ったらしいのが気になると思います。私も気になります。
すべての項目で、「/」の前は階層名、後は項目名です。階層は項目を大雑把に分類しています。
階層分類は基本的に個別項目の「地域文化」分類の上位分類ということにしています。これは伝統的な地域分類に従っているところが多いですが、いくつかは語族分類に、いくつかは宗教分類に、いくつかは言語分類によっています。主な理由は「その他ヨーロッパ」などの階層を造らないため、そしてそれぞれの階層内における項目数の多寡に差がないようにするためですが、それでも「日本」に2000項目、「仏教」に1500以上あって「西セム諸族」が50に満たないというような大きな(主として私の持っている資料の偏りによる)差があることはあります。それは仕方がない。

**東アジア [#rc5a738d]
-[[日本]]
アイヌ、沖縄・琉球もここ。
-[[中国]]
台湾もここ。
-[[韓国]]
北朝鮮と大韓民国。
-[[仏教]]
**南アジア [#d8dd4b67]
-[[東南アジア]]
-[[インドネシア]]
-[[インド]]
バラモン教、ヒンドゥー教系。
-[[南アジア]]
上記以外のインド付近をここに入れてみた。
ネパールからスリランカまでの地域。
**北アジア [#fe46dad9]
-[[北アジア]]
いわゆるシベリア。主としてトルコ・モンゴル諸族。
-[[中央アジア]]
定義が難しいが、チベット、ウイグル、アフガニスタン、カザフスタン、キルギスなど。
**オリエント [#h0756e70]
-[[メソポタミア]]
シュメール語とアッカド語。
-[[イラン]]
本土イランとゾロアスター教。
-[[カフカス]]
アルメニア、グルジア、チェルケス、チェチェンなど。
-[[イスラーム、アラビア]]
-[[トルコ]]
ハッティ、ヒッタイト、ルウィなどの古代諸民族はここに入れたが、ギリシア語メインの時代は「ギリシア・ローマ」のほうに入れた。それ以降のトルコ諸族の時代は再びここに入れた。
-[[西セム諸族]]
ウガリト、シリア、アラム、マンダヤ教など。
-[[グノーシス主義]]
古代東地中海のグノーシス主義、マニ教がここに入る。
-[[エジプト]]
古代エジプトがメインだが、イスラーム以降も民俗信仰はここに入れた。
**ヨーロッパ [#u2fd901f]
-[[ユダヤ教]]
主としてユダヤ教聖典に登場するものだが、各地のユダヤ・コミュニティにおける存在も入れた。
-[[ギリシア・ローマ]]
ギリシアは古代から現代までを含む。ローマは古代ローマとビザンツ帝国。中世以降をイタリアとして西欧に入れているのは、ローマが東方と親和性が高かったのに対し、イタリアが西方と親和性が高いという理由による。ビザンツ帝国はアナトリア(現在のトルコ)がメインだが、ギリシア語が公用語でローマ帝国という理由によりここに入れた。
-[[西欧]]
イギリス、ドイツ、フランスなど。
-[[南欧]]
イベリア、イタリア。
-[[北欧]]
-[[悪魔学]]
実質キリスト教。
-[[ケルト語派]]
アイルランド、スコットランド、ウェールズ、ブルターニュなど。
-[[ウラル語族]]
フィンランド、ハンガリー、ウラル山脈付近の民族など。
-[[東欧]]
**アフリカ [#h93ea4da]
-[[アフリカ]]
サハラ以南のアフリカ。
**アメリカ [#kbbe8cb3]
-[[北アメリカ]]
-[[中央アメリカ]]
-[[南アメリカ]]
**オセアニア [#ae31f5e3]
-[[オーストラリア]]
-[[メラネシア]]
-[[ポリネシア]]
-[[ミクロネシア]]
**その他 [#y724cd46]
-[[その他]]

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