- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
*シェディム [#d0b0489a]
-スペル:Šēḏîm
-更新日:2008-08-10 (日) 04:03:03
-地域文化:ユダヤ教
-参考資料:7:
-分類:邪神
-リンク名:Shedim
-現文字表記:שֵׁדִים
**詳細 [#d0870f2b]
シェージーム(シェーズィーム)。複数形。~ 邪神。旧約聖書においては、ユダヤ教以外の神に当てられた名前。語源はバビロニアのシェードゥ(善悪の精霊)。旧約聖書では「民数記」32:17、「詩篇」106:37に見える。多くの訳では「魔神」「悪魔」と翻訳されている。~ バビロニア・タルムードでは、シェディムは悪魔と同義になり(スッコート編28a)、ルアハ・テザジト(狂気の悪霊)と同一視もされた。~ スペインのカバラでは、ナフマニデス(Nahmanides)がシェディムはゴミ(Shedudim)の中、廃墟、北方のような寒いところに存在しているとした。彼らは四大元素から創造されたのではなく、炎と空気のみから創造されたという。というわけでその身体は希薄で人間の感覚では捉えどころがなく、空や火の中を飛ぶこともできる。さらに高く空を飛んで獣帯の近くにまでいけるために、近未来に起きることを知ることもできる。食べ物は匂いと樹液である。しかし彼らも異なった元素によって創造されているために、次第に衰えていって人間のように死んでしまうという。~ 降霊術師たちは香料を炊いてシェディムを呼び出すが、彼ら自身は非常な寒気をともなって現われる。~ マジキムとよく混同される。
シェージーム(シェーズィーム)。複数形。&br; 邪神。旧約聖書においては、ユダヤ教以外の神に当てられた名前。語源はバビロニアのシェードゥ(善悪の精霊)。旧約聖書では「民数記」32:17、「詩篇」106:37に見える。多くの訳では「魔神」「悪魔」と翻訳されている。&br; バビロニア・タルムードでは、シェディムは悪魔と同義になり(スッコート編28a)、ルアハ・テザジト(狂気の悪霊)と同一視もされた。&br; スペインのカバラでは、ナフマニデス(Nahmanides)がシェディムはゴミ(Shedudim)の中、廃墟、北方のような寒いところに存在しているとした。彼らは四大元素から創造されたのではなく、炎と空気のみから創造されたという。というわけでその身体は希薄で人間の感覚では捉えどころがなく、空や火の中を飛ぶこともできる。さらに高く空を飛んで獣帯の近くにまでいけるために、近未来に起きることを知ることもできる。食べ物は匂いと樹液である。しかし彼らも異なった元素によって創造されているために、次第に衰えていって人間のように死んでしまうという。&br; 降霊術師たちは香料を炊いてシェディムを呼び出すが、彼ら自身は非常な寒気をともなって現われる。&br; マジキムとよく混同される。
----
[[シェードゥ~シェディム・イェフダイム~スケディム~マジキム~]]
test/シェードゥ
test/シェディム・イェフダイム
test/スケディム
test/マジキム
