*チャームローシュ [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Cāmrōš, Chamrosh, Kamros&br;}; 地域・文化:ゾロアスター教 ---- チャムローシュ(Camrōoš)、チャムロッシュ。&br; スィームルグとよく混同される、神話上の鳥。パフラヴィー語文献『ブンダヒシュン』第19章15節によれば、アルブールジュ山(エルブルズ山)の頂上に棲んでいる。&br; イランには、3年ごとに他の国々から略奪をしてイランを破壊しつくそうとして、人々が攻め込んでくる。それは世界をおびやかすことにもなる。そこで天使のブールジがアラグの地(湖)からやってきて、この鳥を刺激する。するとチャームローシュはすべての高い山の上を飛んでいき、悪いやからを、まるで餌でも食べるかのようにつかみ出すのである。&br; すべての鳥の王であるが、霊鳥スィームルグだけはその例外である。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../スィームルグ]]、[[../カルシプト]] -[[キーワード/鳥]] ---- 参考資料 - [[資料/348]]:[[資料/70?]]:, [[資料/266]]: 参考資料 - [[資料/348]]:70, [[資料/266]]: