*アルティバティラエ [#d0b0489a]
CENTER:&size(25){Artibatirae};

地域・文化:ローマ

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プリニウスの『博物誌』6.195ではアルタバティタエ(Artabatitae)となっている。それによると、アルタバティタエはエティオピアに住む、四つの脚で歩く種族であり、野獣のようにうろつくという(([[資料/967]]:482-483.))。~
 よく見かけるartibatiraeの出典については調査中。~
 よく見かけるartibatiraeの出典については調査中。初版1981年のジョン・ブロック・フリードマン『中世美術と思想における怪物人種』にこの綴りが載っている。~
 PL版のラバヌス・マウルス『宇宙論』('''De Universo'''、844年ごろ)第7巻第7章「怪物について」では「アルタバティチェ」(Artabatice)となっているが、これはPL版がtaeをceと誤植しただけかもしれない(([[資料/1052]]:197A.))。また最初のラテン語=中期英語辞典『文法の精髄』('''Medulla Grammatice'''、15世紀半ば)にも「アルタバティチェ」の綴りで載っているようで(no.1392)、「野獣のように歩く人」(?)と説明されているようである。同時期のラテン語=フランス語辞典にも同じようなことが書かれている(([[資料/1053]]:97))。
**関連項目 [#ndde496f]
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-[[キーワード/怪人]]
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参考資料 - [[資料/24]]:

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