*ベリアス [#belias] CENTER:&size(25){Belias&br;Ⲃⲉⲗⲓⲁⲥ, Βελίας}; 地域・文化:グノーシス主義、キリスト教 ---- (1) グノーシス主義の文書『ヨハネのアポクリュフォン』において[[../ヤルダバオト]]が創造した12の天使のうちの一。~ 黄道十二宮の双魚宮に対応すると考えられる。 黄道十二宮の双魚宮に対応すると考えられる(([[資料/23]]:56-57; [[資料/954]]:66-67.))。 (2) キリスト教の教父ヒッポリュトスが『全異端駁論』のなかで引用しているグノーシス派の神話「バルクの書」では、悪の天使の一人。登場する神話については[[../ナース]]を参照のこと。原初の母性的存在エデムの子どもたる12人の天使の第五のものである(([[資料/955]]: 276; [[資料/956]]:201.))。~ 本来はユダヤ教、キリスト教の伝承に現れる悪魔。[[サタン>悪魔学/サタン]]の別称の場合もある。 **関連項目 [#related] -[[../ヤルダバオト]] -[[キーワード/天体]] ---- 参考資料 - [[資料/23]]:56-57; [[資料/954]]:66-67 参考資料 -