*アドーナイオス [#adonaios] CENTER:&size(25){Adōnaios, Adōnaiu&br;Ⲁⲇⲱⲛⲁⲓⲟⲥ, Ⲁⲇⲱⲛⲁϊⲟⲩ}; CENTER:&size(25){Adōnaios, Adōnaiu&br;Ἀδωναῖος, Ⲁⲇⲱⲛⲁⲓⲟⲥ, Ⲁⲇⲱⲛⲁϊⲟⲩ}; //adonaios, adonaiu 地域・文化:グノーシス主義 ---- アドーナイウー。~ (1)『ヨハネのアポクリュフォン』において[[../ヤルダバオト]]が創造した12の天使のうちの一。~ (1) 『ヨハネのアポクリュフォン』において[[../ヤルダバオト]]が創造した12の天使のうちの一。~ 黄道十二宮の獅子宮に対応すると考えられる。~ ヘブライ語で「私の主」を意味する「アドナイ」のギリシア語化。 (2)『ヨハネのアポクリュフォン』においてヤルダバオトが創造した7の天の支配者の第五のもの。竜の顔をしたもの。写本や場所によっては名称が[[../サバオート]]になっていることもある。ヤルダバオトによって「王国」に結び付けられた。 (2) 『ヨハネのアポクリュフォン』においてヤルダバオトが創造した7の天の支配者の第五のもの。竜の顔をしたもの。写本や場所によっては名称が[[../サバオート]]になっていることもある。ヤルダバオトによって「王国」に結び付けられた。 (3) キリスト教の教父ヒッポリュトスが『全異端駁論』のなかで引用しているグノーシス派の神話「バルクの書」では、悪の天使の一人。登場する神話については[[../ナース]]を参照のこと。原初の母性的存在エデムの子どもたる12人の天使の第八のものである(([[資料/955]]: 276; [[資料/956]]:201.))。~ **関連項目 [#relative] -[[../ヤルダバオト]] -[[キーワード/天体]] ---- 参考資料 - [[資料/23]]:55-57、60-62, 64; [[資料/954]]:66-67, 70-71, 74-75