*アウンガ(フォックスの資料による) [#d0b0489a]
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地域・文化:サンクリストヴァル島

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 人間の魂を構成する二つの部分のうちの一つ。アウンガは、人間の善意の部分である。死の当日に冥界マラバ(Maraba)へ旅に出る。マナ(現地語でメナ:Mena)を所有しないため、崇拝はされない。&br; アウンガはまずハウイハイハ(Hau'iha'iha)に行き岩を少し砕いて岩を打ち、岩が開けて道に出る。道は氏族ごとに異なる。そこで海に飛び込み、ハウニ・タラウ(Hauni Tarau:渡り岩)の上にたち、アオ・アウンガによって釣り上げられて最終的にハウ・ニ・ケニ(Hau ni keni:女の岩)の上に放り投げられ、ハウ・ホノホノ(Hau Honohono:閉じ岩)に連れて行く。そこにはカリンガプシという老婆がいて、耳に穴がないかどうかを調べる。奪衣婆みたいなもんで、もしアナがあればロドマラ(Rodomana)というものの仲間に入れ、なければ脚の間から悪いところへと追いやる。それからさらに様々なところに行き、マラバ島(Maraba)の山頂でハトウイブアリ(Hatuibwari)に出会い、トトマヌ川(Totomanu)とワイ・マウリ川(Wai Mauri)川という不思議な川で水浴する。そしてヒオナ(Hi'ona)またはフィゴナ(Figona)となり、とくに善良で敬虔なひとはウヌア('unua)となり、永遠の命をえて至上神と結合する。
**関連項目 [#ndde496f]
-[[../アダロ]]

-[[キーワード/霊魂]]
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参考資料 - [[資料/133]]:


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