*アダロ [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Adaro&br;}; 地域・文化:サンクリストヴァル島 ---- 人間の魂を構成する二つの部分のうちの一つ。アダロは、人間の悪意の部分である。死後はすぐに体を離れず、10日目にしてやっと体を離れる。マナ(現地語でメナ:Mena)をもっているため、冥界には行かずにこの世に留まり、動物、魚、木などに宿る。住居を壊されるとアダロはさまよいはじめる。&br;&br; 上のとは違う伝承かもしれないが、ソロモン諸島(サンクリストヴァル島も含む)ではアダロは「人魚」としても想像されている。その姿は魚の尾ひれから人間の足が生えているようなものである(R.マグリットの絵画のようなもの?)。頭には鮫のような大きなヒレがついており、人間の耳の後ろにエラがついており、鼻は長く鋭くのびている。&br; 毒をもったトビウオを従えており、嵐の後の海で虹に乗って空を飛んだり、彼の縄張りに入った人間を毒で殺したりする。 人間の魂を構成する二つの部分のうちの一つ。アダロは、人間の悪意の部分である。死後はすぐに体を離れず、10日目にしてやっと体を離れる。マナ(現地語でメナ:Mena)をもっているため、冥界には行かずにこの世に留まり、動物、魚、木などに宿る。住居を壊されるとアダロはさまよいはじめる。 上のとは違う伝承かもしれないが、ソロモン諸島(サンクリストヴァル島も含む)ではアダロは「人魚」としても想像されている。その姿は魚の尾ひれから人間の足が生えているようなものである(R.マグリットの絵画のようなもの?)。頭には鮫のような大きなヒレがついており、人間の耳の後ろにエラがついており、鼻は長く鋭くのびている。&br; 毒をもったトビウオを従えており、嵐の後の海で虹に乗って空を飛んだり、彼の縄張りに入った人間を毒で殺したりする(([[資料/334]]:3-4.))。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../アウンガ]]、[[../アウンガ(フォックスの資料による)]] -[[キーワード/霊魂]] ---- 参考資料 - [[資料/133]]:; [[資料/334]]: 参考資料 - [[資料/133]]: