*マーラ [#d0b0489a]
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//mara

地域・文化:仏教

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 ずばり魔羅の語源である。マーラ・パーピマーと呼ばれることもある、仏教初期からの最大の悪魔。そもそもの「魔」の字が、マーラを表わすために作られたのだという。マーラは仏陀の修行中に現れ、彼を様々な方法で誘惑して修行を妨げようとする。しかしすべての誘惑は退けられ、退散してしまうのである。愛欲、不快、快楽の3人の娘がいるとされる。
 マーラ・パーピマーと呼ばれることもある、仏教初期からの最大の悪魔。そもそもの「魔」の字が、マーラを表わすために作られたのだという。マーラは仏陀の修行中に現れ、彼を様々な方法で誘惑して修行を妨げようとする。しかしすべての誘惑は退けられ、退散してしまうのである。愛欲、不快、快楽の3人の娘がいるとされる。

 漢字としての「魔羅」は、インド仏典の漢訳が始まった後漢時代の中国語音では*malaで、中古漢音ではmwâlâとなる(([[資料/651]]:11))。日本語ではマラ。
**関連項目 [#ndde496f]
-[[イラン/ブーティ]]、[[中央アジア/マールニェクテ]]

-[[キーワード/悪魔]]
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参考資料 -

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