*ヴァルコラキ [#d0b0489a]
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地域・文化:ルーマニア

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 ルーマニアの吸血鬼で、その中では最強の部類に入る。ヴァルコラキの姿は伝承によって異なり、犬より小さいとか、[[ドラゴン>西欧/ドラゴン]]だとか、口のたくさんある獣であるとかいわれる。ヴァルコラキになる人は、洗礼を受けていなかった子供や神に呪われた人、未嫡出児、真夜中に蝋燭なしに糸を紡いだ女性、粥を攪拌する棒を暖炉に投げ込んだ人、あるいは日没時に家の中を掃除し、塵や埃を太陽に向かって掃いた人など、さまざまな伝承がある。~
 ヴァルコラキは、顔が青ざめ、皮膚が乾燥した人間にも変身する。そして、自分の身体を深い眠りの状態に落とし、魂を遊離させて日食までおこす。また、真夜中に紡ぎ糸の針に乗って移動し、糸の続く限りどこまでも行くことができる。
**関連項目 [#ndde496f]
-[[西欧/人狼]]、[[../ヴァンパイア]]、[[../ヴィルコラク]]

-[[キーワード/吸血]] [[キーワード/蝕]]
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参考資料 - [[資料/79]]:; [[資料/174]]:

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