*リュトン [#luiton]
CENTER:&size(25){Luiton};
*リュトン [#luton]
CENTER:&size(25){Luton};

地域・文化:フランス
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 水の妖精、妖怪。~
 語源的には、もともとローマ宗教の水の神ネプトゥヌス(Neptunus)だったらしい。リュトンは古フランス語ではluitonのほかにnuiton、netonという語形でも知られていて、まずは水の元素の精霊へと零落し、のちに元素との関連が失われ、得体のしれない妖怪、悪霊であるとされるようになった(「蛇」、「怪物」、[[ケルベロス>ギリシア・ローマ/ケルベロス]]という意味での用法も見られるようになった)。~
 語源的には、もともとローマ宗教の水の神ネプトゥヌス(Neptūnus)だったらしい。リュトンは古フランス語ではluitonのほかにnuiton, neuton, netonという語形でも知られていて、まずは水の元素の精霊へと零落し、のちに元素との関連が失われ、得体のしれない妖怪、悪霊であるとされるようになったらしい(「蛇」、「怪物」、[[ケルベロス>ギリシア・ローマ/ケルベロス]]という意味での用法も見られるようになった)。~
 語頭のNがLになったのは言語学でいう異化(n-nからl-nへ)だと考えられている。


**関連項目 [#relative]
-[[../リュタン]]
-[[../リュタン]] [[../ニュトン]]

-[[キーワード/水]]
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参考資料 - [[資料/621]]:529-530

参考資料 - [[資料/621]]:529-530; [[資料/636]]:486

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