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イスラーム、アラビア/ヌーン
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*ヌーン [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Nūn}; 地域・文化:アラビア ---- イスラームの伝説において、大地を支える魚のこと。語源はシリア語のヌーナー「魚」('''nūnā''')。~ アッ=タバリー『諸国史』I.48がイブン・アッバースの伝承として伝えるものによると、アッラーは原初のとき、筆を創造し、次いで蒸気を持ち上げて天を創造(分離)したあと、ヌーン(魚)を創造して、大地をその背中に広げて設置した。ヌーンが震えると、大地も揺れ動いた。しかし、ヌーンは山々によってつなぎとめられた。それゆえに『クルアーン』の筆の章は次のように始まるのである。「ヌーン。(天上の)筆にかけて……。また(天使らの)書きしるす(記録)にかけて……」(([[資料/31]]:3.218.))。 のちの[[../バハムート]]や[[クジャタ>../クユーター]]にあたる巨獣である。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../バハムート]] -[[キーワード/魚]] ---- 参考資料 - [[資料/1009]]:218-219
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*ヌーン [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Nūn}; 地域・文化:アラビア ---- イスラームの伝説において、大地を支える魚のこと。語源はシリア語のヌーナー「魚」('''nūnā''')。~ アッ=タバリー『諸国史』I.48がイブン・アッバースの伝承として伝えるものによると、アッラーは原初のとき、筆を創造し、次いで蒸気を持ち上げて天を創造(分離)したあと、ヌーン(魚)を創造して、大地をその背中に広げて設置した。ヌーンが震えると、大地も揺れ動いた。しかし、ヌーンは山々によってつなぎとめられた。それゆえに『クルアーン』の筆の章は次のように始まるのである。「ヌーン。(天上の)筆にかけて……。また(天使らの)書きしるす(記録)にかけて……」(([[資料/31]]:3.218.))。 のちの[[../バハムート]]や[[クジャタ>../クユーター]]にあたる巨獣である。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../バハムート]] -[[キーワード/魚]] ---- 参考資料 - [[資料/1009]]:218-219
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