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メソポタミア/クサリク
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*クサリク [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Kusarikku}; 地域・文化:アッカド ---- 別名:クサラック(Kusarakku)、クシャリッフ(Kušariḫḫu)、フサリック(ḫusarikku)。~ シュメール文字におけるグドアリム、グドゥムアンナ、アリム、ギシュグドアリム、グドアリムグシュキンなどがクサリクの表記に使われた。~ アリンブーと同一視されている。~ その姿は「牛人間」、つまり腰から下が雄牛で角が生えているとされていたが、「人面牛」である可能性もある。ただ、すべての牛人間がクサリクと呼ばれていたかどうかはわからない。~ 牛人間はアッカド時代に広く知られていたが(2人のラフムと一緒に見られることが多い)、古バビロニア、カッシート期には太陽神シャマシュの随伴としてたびたび現われた。ある新バビロニアの石板においては2人の牛人間がシャマシュの玉座を支えている。カッシート期からは守護精霊としての性格が強くなっていき、新アッシリア時代にはシャマシュとの結びつきは弱くなっていた。~ 『アンズー神話』では、ニヌルタが海においてクサリクを倒した、というようなことが書かれている。創世叙事詩『エヌマ・エリシュ』においてはティアマトの11の怪物の1つとされた。~ 星座としてのクサリクは古バビロニア時代から見られる。~ 『幻想世界の住人たちII』ではイシュタルがギルガメシュを倒すために送り込んだ牛がクサリクということになっているが、実際はアルー(シュメール語でグドアンナ)であってクサリク(シュメール語でグドアリム)ではない。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../グドアリム]]、[[../アラドランムー]]、[[../クサラック]]、[[../クシャリッフ]]、[[../フサリック]]、[[../グドゥムアンナ]]、[[../グドアリムグシュキン]]、[[../ティアマトの11の怪物]]、[[../ラフム]]、[[../ギシュグドアリム]] - ---- 参考資料 - [[資料/271]]:; [[資料/351]]:; [[資料/350]]:
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*クサリク [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Kusarikku}; 地域・文化:アッカド ---- 別名:クサラック(Kusarakku)、クシャリッフ(Kušariḫḫu)、フサリック(ḫusarikku)。~ シュメール文字におけるグドアリム、グドゥムアンナ、アリム、ギシュグドアリム、グドアリムグシュキンなどがクサリクの表記に使われた。~ アリンブーと同一視されている。~ その姿は「牛人間」、つまり腰から下が雄牛で角が生えているとされていたが、「人面牛」である可能性もある。ただ、すべての牛人間がクサリクと呼ばれていたかどうかはわからない。~ 牛人間はアッカド時代に広く知られていたが(2人のラフムと一緒に見られることが多い)、古バビロニア、カッシート期には太陽神シャマシュの随伴としてたびたび現われた。ある新バビロニアの石板においては2人の牛人間がシャマシュの玉座を支えている。カッシート期からは守護精霊としての性格が強くなっていき、新アッシリア時代にはシャマシュとの結びつきは弱くなっていた。~ 『アンズー神話』では、ニヌルタが海においてクサリクを倒した、というようなことが書かれている。創世叙事詩『エヌマ・エリシュ』においてはティアマトの11の怪物の1つとされた。~ 星座としてのクサリクは古バビロニア時代から見られる。~ 『幻想世界の住人たちII』ではイシュタルがギルガメシュを倒すために送り込んだ牛がクサリクということになっているが、実際はアルー(シュメール語でグドアンナ)であってクサリク(シュメール語でグドアリム)ではない。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../グドアリム]]、[[../アラドランムー]]、[[../クサラック]]、[[../クシャリッフ]]、[[../フサリック]]、[[../グドゥムアンナ]]、[[../グドアリムグシュキン]]、[[../ティアマトの11の怪物]]、[[../ラフム]]、[[../ギシュグドアリム]] - ---- 参考資料 - [[資料/271]]:; [[資料/351]]:; [[資料/350]]:
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