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メソポタミア/ナムタル
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*ナムタル [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Namtar, Namtaru}; 地域・文化:メソポタミア ---- シュメール語ではNamtar、アッカド語ではNamtaru。~ ナムタルは、シュメールでは人間を急死させる悪霊とされた。その名はおそらく「運命」「死」という意味で、死の運命の擬人化であった。~ アッカドではガルラの代わりに冥界の女王エレシュキガルと王ネルガルの侍従をする神格となった。『ネルガルとエレシュキガル』では、ナムタルは冥界から出られない女王エレシュキガルのかわりに天神アヌのところへ向かい、そこでネルガルに無礼な態度を取られたためにエレシュキガルがぶちきれて物語が始まる。『イシュタルの冥界下り』では、ナムタルはイシュタルに「六十の邪気」を放ち冥界に閉じ込め、アスシュナミルが代理になってからはイシュタルに生命の水をかけて地上へと返した。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../ガルラ]]、[[../ナムタルトゥ]]、[[../アサグ]] -[[キーワード/冥界]] ---- 参考資料 - [[資料/284]]:; [[資料/94]]:90:; [[資料/126]]:
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*ナムタル [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Namtar, Namtaru}; 地域・文化:メソポタミア ---- シュメール語ではNamtar、アッカド語ではNamtaru。~ ナムタルは、シュメールでは人間を急死させる悪霊とされた。その名はおそらく「運命」「死」という意味で、死の運命の擬人化であった。~ アッカドではガルラの代わりに冥界の女王エレシュキガルと王ネルガルの侍従をする神格となった。『ネルガルとエレシュキガル』では、ナムタルは冥界から出られない女王エレシュキガルのかわりに天神アヌのところへ向かい、そこでネルガルに無礼な態度を取られたためにエレシュキガルがぶちきれて物語が始まる。『イシュタルの冥界下り』では、ナムタルはイシュタルに「六十の邪気」を放ち冥界に閉じ込め、アスシュナミルが代理になってからはイシュタルに生命の水をかけて地上へと返した。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../ガルラ]]、[[../ナムタルトゥ]]、[[../アサグ]] -[[キーワード/冥界]] ---- 参考資料 - [[資料/284]]:; [[資料/94]]:90:; [[資料/126]]:
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