ザッハーク

Ẓaḥḥāk

地域・文化:ペルシア


 アヴェスターにおける../アジ・ダハーカ
 中期ペルシア語ではアズ・ダハーグなど。
 アラビア語化したのがザッハークらしい。
 また、退治する英雄はアヴェスターではスラエータオナ(Θraētaona)。
 中期ペルシア語ではフレードーン(Frēdōn)など。
 そして『シャー・ナーメ』ではファリードゥーン(フェリードゥーン、Ferīdūn)となる。

 ザッハークは、イランの叙事詩『シャー・ナーメ』の中に出てくる悪王。しかしもとは完全な人間だった
 彼は王マルダースの子供である。しかし、悪神アーリマンに誘われて、父を殺して王座を奪ってしまった。
 アーリマンは、今度は料理人に化けてザッハークの宮廷に入ってきた。そして、彼は毎日豪華な料理ばかり作り王に与えた。彼は、料理人の仕事に満足したザッハークが褒美に何でもやろう、と言うのを待ち、王の肩に口づけをした。すると、ザッハークの肩から左右1匹ずつ、合計2匹の黒い蛇が生えてきた。そして張本人アーリマンは地中に消え去ってしまった。
 ザッハークは痛み悲しんで、四方に助けを求めた。あげく、遂に蛇を切り落としてしてしまった。しかし、黒蛇はまた生えてきまう。医師たちはあらゆる方法を試みたが、全く治る気配すらない。
 そこへ、今度は医者に化けたアーリマンがやってきた。そして医者は言った。
 「蛇を切り取らずに毎日餌をやればいい。餌は人間の脳だ。1日に2人の脳を蛇に与えれば、いつか蛇は死ぬ」
 そこでザッハークは早速その事を実行した。この時から、ザッハークは残虐な暴君になったのである。
 その後、ザッハークは隙をついてイランに攻め込み、この地を手に入れる。そして1000年の間、イランを支配した。
 ザッハークは、余命が後40年になったころ、自分が倒される夢を見るようになった。その夢の中でザッハークを倒すのは、まだ若き英雄ファリードゥーンだった。彼はその時まだ16歳だった。
 彼はイラン王家の血を引いていた。彼は神の加護を受け、ビルマーヤのもとで修行を積んた。彼は、父をザッハークに殺されていたため、敵を討とうとしたのである。
 まず、ファリードゥーンは王宮に忍び込み、後宮に幽閉されているジャムシードの姉妹を助け出した。そして、住民たちと一緒になって王宮を占拠した。この知らせに激怒した王は、大軍を都に向かわせたが、軍もザッハークに抵抗してしまう。
 ザッハークは宮殿の屋上に上り、后とファリードゥーンの様子を見て嫉妬に狂い、彼に襲いかかった。ザッハークは黄色い毒の液を吐きかけ、魔法でファリードゥーンを苦しめた。ファリードゥーンの剣はボロボロに欠け、鎧は毒液によって腐っていく。しかし、神の加護を受けていた彼の剣は、ザッハークの心臓を深く貫いたのである。さらにファリードゥーンは止めを刺そうとしが、天使が現れ、まだ死期が近づいていないから殺すな、と言われたので、彼は殺すのをとどまった。ファリードゥーンは山の洞穴に釘でザッハークを打ち付けた。かくして、ザッハークの圧制は終焉したのである。

 ※この記事はスタブ(書きかけ)です。

関連項目


参考資料 - 資料/83:; 資料/336:; 資料/84:92


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 06:03:19 (4138d)