エンゲル・ボドジュ†
Eŋer bodəž
地域・文化:マリ
「川の精霊」。
ある人が穀粒と塩を川に投げ込んで、この川には禁忌を破った人を誰でも懲らしめる精霊が現われるぞ、と言ったことに起源を発する、水の精霊。
それからというもの、エンゲル・ボドジュは禁忌を破った人の腕や脚を腫らしたり、視力を奪ったりするようになった。これを治癒するためには穀粒と塩を川の中にまいて、もし治ったらお粥を捧げるということを誓わなければならなかった。エンゲル・ボドジュは夜中に現われてその人を治癒する。
関連項目†
参考資料 - 資料/338: