デフ

Dev
Дев

地域・文化:グルジア


 グルジアの悪魔。
 創世のころ、世界には大勢のデフがいた。人間はあまり多くなく、人間はデフたちに殺されてばかりであった。そこで人間は神様に
「あなたは何故、あなたを信じている人間を滅ぼし、デフを栄えさせようとしているのですか?」
と苦情を申し立てた。
 神様はデフと人間が戦っているところにそれぞれ9個の太陽と月を遣わした。しかし、それでは決着はつかなかった。次に神様は水を全て取り去った。デフたちは、9つの太陽に身を焼かれながら人間を殺して回り、水を探し回った。灼熱の昼が去っても、今度は9つの月の光に冷やされる。そんなこんなで次第にデフたちは減っていった。そして、デフはとうとう滅び去った(そんなことになるならデフを創造するなよ!)。

 生き残りのデフたちは、今は金持ちの人間につきまとっているという。
 雷は彼らが争っている音だといわれる。

関連項目


参考資料 - 資料/431:234etc.


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:22:05