ハルピュイア†
Harpyia, Harpyiai, Harpyiae(pl.)
Ἀρπυια, Ἀρπυιαι(pl.)
地域・文化:古代ギリシア
英名ハーピー(Harpy)。
海の神ポントスの孫。羽が生えた女性として描かれており、3人いると言われる。さて、ハルピュイアたちは、神罰によって盲目になっていた予言者ピネウスに、さらに罰を与えるために遣わされ、彼が食事をしようとすると空から飛んできてその食事の大半を奪っていた。そこにアルゴー探検隊がピネウスの所に寄って航海の助言を求めたところ、ピネウスはハルピュイアを殺してくれるなら教えようと提言した。そこで、探検隊の中で翼を持ち空を飛べるゼテス・カライス兄弟がハルピュイアを追っていって殺した(とも、殺さなかった、とも言われる)。どちらにせよ、彼らのおかげでハルピュイアは人畜無害になった。
関連項目†
参考資料 -